日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

2013年10月17日 | 自然 季節


 「芸術の秋」「スポーツの秋」と秋という季節は「○○」をつけてよく使われる。単純には誰にも好かれるいい季節ということだろうか。といっても台風は誰も好まない。今年は台風が多発している。26号は伊豆大島などで大きな被害の爪跡を残した。火山灰台地という特殊な事情もあったようだが、被害にあわれた方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。そんななか、今朝27号が発生した。進路が26号に似ているとか、気になる。

 暦で秋と呼べるのはあと1カ月余り、今の季節は晩秋にあたる。収穫を終えたこの時期からは「冷たい風の音を聞く」という。朝方の気温は10度を下回り、あれほど心地よかった朝方の風を肌寒い、と感じた。冬支度も予定に入れておかなければ、そんな思いをさせる朝でもあった。

 一番なじみのある秋、それは食欲だろう。人間3欲の一つになっている。一昨年の秋、入院したとき病院食をとりながら思った。家での毎日の食卓はありふれたものだが、そこでは制限なくなんでも口にできる、そのことは有難いのだ、そう思いながら完食を続けた。もともと食事を欠かすことのできない性格なのだが、看護師さんは驚いていた。

 各地の新米が店頭に出そろっている。美味さや産地を誇示する鮮やかなポリ袋の印刷に目を引かれ買いに迷う。一方で若者の米食が減っているという。しかし、大きな椀に「山盛りのご飯」が、休みない箸さばきで若者の口に運ばれる様子を見いると、若さへの頼もしさが浮かぶ。コメ作りの方がこれを見たら喜ばれるだろう、そう思いながら隣の席から1枚撮った。
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