日々のことを徒然に

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幸せの3回目

2011年12月14日 | 地域
           

錦帯橋から数百メートルにある椎尾八幡宮(しいのおはちまんぐう)は氏神様。初詣はここと決めて何十年、除夜の鐘を聞きながら石段を上る。その八幡宮で行われるある式年祭に「一生で3度出合える人は幸せだ」と子ども心に記憶している。今のままいければその式年祭の3度目に出合えそうだが、どうだろう。

「平成25年 椎尾八幡宮三十三年式年大祭」という大きな垂れ幕が上り石段へ掛けられたのを見て知った。平成25年は2013年になる。ということは出合いの初回はその66年前の1947(昭和22)年、2回目は1980(昭和55)年に出会い、幸せの3回目が再来年ということになる。

大きな道路が作られかっての石段は形を変えたが、上りで一息つきながらかっての城下町を見渡せる所は変わっていない。そこで行われた式年祭、7歳のころのかすかな記憶では夜を徹しての神楽、33の舞が奉じられたという。3回目にはどのような式となるのだろう。待ちどうしい。

椎尾八幡宮とは「1626(寛永3)年の創建。岩国藩2代藩主吉川広正の時、岩国山より和木村に通ずる往時の国道椎尾の地にある古神祠に猿田彦大神を祀った。これを岩国山南麓の現社地へ奉遷、同時に吉川家累代の産土神駿河八幡宮を領内由宇村より迎えて合祀、椎尾八幡宮と称した。以来吉川家をはじめ、藩内の信仰厚く産土神として崇敬された」(岩国検定資料より)。

(写真:次の33年祭を知らせる大きな垂れ幕)
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