先日、カーラジオから「耳を疑う」会話が飛び込んだ。
話の途中から聞いたので、それまでの内容は分からないが子どもと魚についての話。最近の子どもは、のあとにこんな紹介があった。
「魚に骨のあることを知らない」「魚の骨が硬いということを知らない」「魚の姿を知らない」など、思いもよらない内容を耳にした。そしてその原因を一つひとつを例示される。
曰く、3枚下ろしの魚を使うから骨を知らないし見たことがない、いつも開きや切り身を使い尾頭付きの姿で食卓にのらないからなど、到底納得しえない話が続く。会話の相手は相づちばかり。これが真実で絶対多数の子がそうだとしたら驚くだけではすまない。
本当にこれが子どもたちの魚についての知識実態なのですか。教えてください。
魚の身を食べる時の箸の使い方の説明には納得した。小鳥は餌を食べるときくちばしでちょこちょこと突くようにしているが、箸では魚の身をチョコチョコとつつかない。身を掴み箸を横に動かし出来るだけ固まりにして骨から外す。
でも、子どもが骨のない魚を食べているという説明の後だけに、話のつじつまが合わないなどとつむじ曲がりが芽を出した。
(写真:鯉のぼりに骨はないけれど)