日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

重圧と重責

2008年08月11日 | 生活・ニュース
                 

電光掲示板の58秒91。前人未到の世界新記録に輝いた。記録を確認した北島選手は右手の拳を突き上げ「雄たけび」を上げた。100㍍平泳ぎ、競い合った選手からの祝福を嬉しそうに受けている。

北京五輪の国内代表選手の中で期待を掛けられその重圧を感じた1人、北島選手は競技のすぐあと言葉が出なかった。彼に掛けられた期待の重さを感じていたことが一瞬に表れた。

プレッシャーを感じながら五輪という晴れの舞台で2連覇、笑みを浮かべてのチョー気持ちいいは、日本人全員を「チョー気持ちいい」にしてくれた。

日本人で金第1号の内柴選手は柔道男子66㌔級でこちらも五輪2連覇を成し遂げた。彼は本命が失速し、逆転で五輪の切符を得たという。選考の経緯がどうであれ力がなければ連覇は達成出来ない。

内柴選手は「強いやつが勝つのが五輪じゃない、勝ったやつが強いのが五輪」という自信を秘めていたという。日々の心がけと精進、平凡だがこれが勝利に繋がったと思える。

責任をまかされると「ストレス」という言葉でそれを忌避する傾向が多い。自分に自信を持つには「やるしかない」という日々の歩みが期待への答えを導き出してくれよう。

(写真:表彰台の北島選手)
コメント (4)
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