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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

アチーブ

2008年03月06日 | 生活・ニュース


平均競争率1.3倍の県立高校入学試験の日。これからを背負う若い力が新しいスタートに並ぶ日。今は推薦入学が3から5割を占ているようだが、少子化に連鎖して学校の生き残りも容易ではない。受験生皆さんの健闘を祈る。

高校受験は50年以上も前になる。その頃は「アチーブメント-テスト」と呼んだ。略してアチーブと言った。その意味は「学力検査の一形態。学力到達度を客観的に検査・測定するもの」(広辞苑)。1949年以降の高校入試でこの語が使用され始めたという。いつから使われなくなったのだろう。

戦後建てられた突っ支えのある木造の中学校、窓から隙間風の入る中でアチーブ用の補修授業があった。過激な今の受験報道を見ると当時の先生方のその態度はあまり熱心ではなかった。生徒の力を信頼していたのかも知れないが。

当時は主要5科目を「国社数理英」と呼んだ。教育改革・ゆとり教育などと変遷する中で5科目の一部分がおろそかになり、児童生徒の学力低下が著しいと反省され、これらが見直されるという。試験目的でない人物を作る教育をスタートして欲しい。

スタートといえば15日に営業を開始するJR山陽本線の「和木駅」。岩国駅と大竹駅の間のこの駅は急ピッチで工事が進められている。長い難産の末にお目見えする駅、営業前から利用客数を心配する声もある。この駅のアチーブは誰がするのだろう。

(写真:和木駅正面付近の今朝の工事風景)
コメント (2)
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