
今は百貨店。多種類の商品を各部門に分けて陳列する大経営の総合小売店(広辞苑)。昔は万屋。種々のものを商う店(同)。
所属する会では毎週1回、パソコンの「よろず相談会」を開いている。パソコンについてお困りのことを何でも伺い解決のお手伝いをしている。始めて間もないがノートパソコン持参でお見えになるなど活動が知られるようになった。技術の蓄積なども考え今は無料で対応している。
出張講座では開講前や昼食時間によく相談を受ける。多くは家で操作していて困ったことだが、時には新しく買うパソコンの相談もある。この度の講座は3日間同じ受講者との交流になりここでも同じように相談があった。
メールが出来ません。プロ級のスッタフがちょいょいと点検し「プロバイダーとの契約書を見せてください」。翌日同じようにちょちょいと触って完了。青色申告用の資料を作ったがここが困っている、復習をしてチラシを作ったので見てくださいなど熱意に圧倒されそうな講座だった。
IT技術の進歩する中でまだこうした底辺の活動が必要で、まだやることがあるようだ。「よろずや」は「何事にも一通り通じた人」という意味もある。百貨店になれなくとも「パソコンの小さな万屋」になれるようやってみる。
(写真:講座風景)