出エジプト記 28章1−14節
きょうは自宅に戻ります。四日間、滞在先で時間の合間を見つけてはウォーキングを続けることができました。疲れた時に歩くのは気持ちが切り替わる良いきっかけになるのだと、発見しました。
28章には、幕屋で主に仕える大祭司アロンの装束について、その製作にあたり詳細に命令を与えておられることが記されています。
1−5節に概要が示されます。主はまず、モーセの兄であるアロンとその子どもたちを祭司とするべきだと命じます。次に、アロンの装束は大祭司として「栄光と美を表す聖なる」ものでなければならないとあります。別の日本語聖書では「威厳と美しさを添える聖なる祭服」とあります。
大祭司は、民を代表して聖なる神の前に立ち、神に祈るという務めをします。そのための装束は神の栄光を表すものです。「美しさを表す」ということばにについて考えます。このことばを考える際に、この章の後半の「胸当て」作成の記事を思いました。そこには、イスラエル12部族を象徴する12の宝石が織り込まれています。それがどんなに美しいものだっただろうかと、読むたびに想像します。
週末にあるご家庭を訪ねた折、胸当ての宝石を説明する物を見せてもらいました。美しいものでしたが、実際にはどんなに美しかっただろうか、と想像をふくらませました。
「美しい」というと容姿を思い浮かべますが、神の前の人のあるべき姿を表しているように思いました。
しかしそれ以上に、「栄光と美しさ」ということばから、まことの大祭司であるイエス・キリストご自身がどのようなお方なのかを表している、ふさわしい表現であると思ったのです。