出エジプト記 21章1−17節
昨日、今シーズンはじめて半袖シャツを着ました。夕立もあり、しばらく雨がなかったので、良いお湿りだったと思います。
十戒が命じられたあと、最初に位置するのは奴隷の処遇です。それは、イスラエルの民がエジプトで奴隷であったことと関係があると考えられています。神の恵みとあわれみによって彼らはエジプトでの奴隷から解放されたのです。ですから、彼らは自分たちの社会の中に奴隷が存在するようなことになった場合は、奴隷を寛大に扱うように、神から命じられているのです。
レビ記25章42−43節にはこうあります。
「 彼らは、わたしがエジプトの地から導き出した、わたしのしもべである。奴隷の身分として売られてはならない。あなたは彼を酷使してはならない。あなたの神を恐れよ。」
この部分の後半には、死刑に処せられる場合について述べられています。いのちはいのちによって償われなければならないのです。しかし、ここにも神があわれみ深い方だと思わせることがあります。誤って人を死に至らせた場合には、神は逃れる道を備えておられるのです。
17節に目が留まります。これは厳しいことばだと思います。それは、十戒の五番目に、それは隣人を愛するということに要約される人間関係についての最初に、「あなたの父と母を敬え」があることと考えがあります。「父と母を敬う」、これは人間関係の基本なのだということを改めて教えられます。