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☆ウディ・アレン監督「マッチポイント」感想

2008年06月16日 23時29分12秒 | 映画
マッチポイントテレビでウディ・アレンの監督作品「マッチポイント」を見る。
ウディ・アレンの映画には多くを期待しないので失望もない。いつも期待通りの感じだ。たまに見たくなる。
主人公のジョナサン・リース=マイヤーズがはじめの方でドストエフスキーの「罪と罰」を読みながら一緒に「罪と罰」の解説本を読んでいるところが可笑しかった。
しかしこれは伏線で、物語は「罪と罰」をなぞるような展開になる。
ああ、なぞってる、なぞってる、と安心して見ていたのだが、最後のところで裏切られた。あのような結末になるとは思ってなかった。
これはほんとにやられた。
マッチポイントってそっちか! と思った。

あとは確かソフォクレスが登場した。文学作品からの引用のある映画は無条件に素晴らしい。
セックスと死をあまり直接描かない、「おしゃれ」と言ってもいいのかもしれない映画だった。

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