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江藤淳『なつかしい本の話』

2024年04月14日 01時24分11秒 | 文学
江藤淳『なつかしい本の話』(ちくま文庫)を読んだ。
とてもおもしろくてすぐに読んでしまった。
”なつかしい本”の話はあまりせず、それを肴に自分の話を語るという体のものだった。
取り上げられている本に興味を持ち、それを一冊ずつ読んでいく、というような本ではなかった。
江藤淳のことがよく分かるし、江藤淳のことが少し好きになると思う。
最後の日記からの抜粋にジェイ・ルービンの名前が見えるが、これは村上春樹の英訳をしているジェイ・ルービンなん、だろうな、たぶん。
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