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吉川英治『新・平家物語(一)』

2020年11月04日 23時56分14秒 | 文学
吉川英治『新・平家物語(一)』(新潮文庫)を読んだ。
新潮文庫版は二十冊あるのだが、初めてのメルカリで全巻購入した。

平清盛が白河天皇の息子だという話が出てきて、これは大河ドラマ『平清盛』でも出てきたのだがどれくらい本当の話なのだろうか。ほんとうの『平家物語』でも語られることなのだろうか。
鳥羽天皇の息子の崇徳が実は白河天皇の息子だとか、この時代の天皇の話はなかなか興味深いものがある。

この巻の最初のほうに盛遠という人物が出てきて、女の首を切って殺して逃げてしまうのだが、昔読んだ芥川龍之介の小説に『袈裟と盛遠』というのがあってこの盛遠なのだなと思った。
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