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「ニュースウォッチ9」を見る

2019年12月02日 21時42分27秒 | テレビ
NHKのニュースでは「桜を見る会」を報じないという話を聞いていたので、見ていなかったのだが今日たまたま「ニュースウォッチ9」をつけていたら報じていた。
街の人のインタビューということで、まず批判的なひとの意見を紹介するが「逃げているんじゃないか」と思う、と言ったひとの意見が、おそらく編集されていて「誰が」逃げているんじゃないかと思うのかはっきり分からない意見になっていた。「安倍総理」や「安倍首相」という言葉はNHKではNGワードになっているのかもしれない。
その後、ほかにすることがあるだろうといういつもの意見が紹介され、それから若い人には「桜を見る会」が何か分からないという話になっていた。
それから国会の様子がVTRで説明され、最後に有馬アナウンサーが「みなさんはどう感じたでしょうか」とひと言苦しそうな顔で言って終わった。
明らかな嘘を嘘と言えなければこのような放送になるのだな、と少し感心してしまった。
これは報道ではなくて文学なのだろう。深く読み込む必要がある。ほんとうに言いたいことは一見分からない。

それにしても、みなさんに聞く前に自分がどう感じたかくらいは言って欲しいものだなと思う。
NHKは報道が苦手なのであればニュース番組をやめたほうが良いかもしれない。
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大森立嗣監督『日日是好日』

2019年12月02日 14時25分22秒 | 映画
大森立嗣監督『日日是好日』を観る。
本のほうに興味があるのだが、本を先に読んでしまうと映画を観ることはないだろうと思い、映画を観た。
茶道のトレーニングのための映画でもなく、かといって物語を楽しむというようなものでもなく、どういうものなのかわからない映画だった。
『新聞記者』もそうだったが、どういうふうに観たらいいのかよくわからない映画が多くなっているのだろうか。たまたまそういう作品を今回選んでしまったということなのかもしれない。
観て現実のことをハウツーもののように知識を得られて、物語もおもしろいというような映画を作ってくれるというと伊丹十三(特に初期の)を思い出すのだが、なかなかそんなふうにおもしろおかしい映画はない。
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藤井道人監督『新聞記者』

2019年12月02日 09時59分13秒 | 映画
藤井道人監督『新聞記者』を観る。
加計学園の問題を少しフィクションを絡めて描いたような映画だった。
しかし全体としてはこのような感じに話は進んだのだろうな、官僚というのは大変だな、と思えるような映画だった。

松坂桃李は『湯を沸かすほどの熱い愛』の気のいい、でも影のあるお兄さんを観てから注目している。
この『新聞記者』のような映画に出るというのも骨のあるところを感じる。最後の、死んだような顔は印象に残る。

「桜を見る会」に注目していて、テレビのニュースもよく見るようになっている。
ネットを見ていて、ここまで来ても安倍晋三を信じられるひとがいることが信じられない。
ではいったい彼が何を行えば安倍晋三を信じられなくなるのかと問いたい。
安倍晋三が嘘を言っているかどうかの話をしているときに、結局自分がどれだけ安倍晋三を好きかを言っている人たちがいる。
それは恋をしているんだろう。
真偽の話をしているときに恋の話をするひとは、迷惑なひとだ。
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