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西澤ロイ『頑張らない英語学習法』では頑張れない

2013年06月10日 21時08分25秒 | 文学
西澤ロイ『頑張らない英語学習法』(あさ出版)を読んだ。
英語に関する本は、英語に対して積年の恨みつらみのようなものがあるので、評価も厳しくなってしまう。
この本を読んで少しばかり腹が立った。
「頑張らない」とタイトルには書いてあるが、この本に書いてあることのどこが頑張らずにできるのか、まったくわからない。書いてあることも極めて普通。このひとの独自の学習法というものも見当たらなかった。
たいした内容がなくても、「英語を勉強するぞ」という気持ちにさせるという新興宗教的な役割もこういう本にはあるものだが、そういう気持ちにもさせてくれなかった。
この本を執筆するのに頑張らなかったという意味のタイトルだろうか、という嫌みを言いたくなる。
「頑張らない英語学習法」という本を手にとる、”もう”頑張りたくない人たちの気持ちを考えていないと思う。

英語学習の本を読もうと思ったのは、ちょっと英語の勉強をしようと思ったからで、テニスを二年くらい続けてみて、週一回でもわりと上達するものだなと思い、英語も同じように続けていればものになるのかもしれないと考えた。
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