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村上春樹『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』

2010年10月10日 22時06分26秒 | 文学
村上春樹のインタビュー集『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』(文藝春秋)を読んだ。
とても分厚くて読み応えのある本だった。
何度も同じ話が出てきて、「またぁ?」ということもあった。ヤクルト・スワローズと広島カープの試合を見ているときに小説を書こうと思ったという話は何度も登場した。
インタビューの時期もあると思うが、レイモンド・カーヴァーの話と『アンダーグラウンド』の話も多かった。村上春樹は好きなほうで結構読んでいるのだが、レイモンド・カーヴァーの翻訳と『アンダーグラウンド』は読んでいないので気になった。レイモンド・カーヴァーは一度読もうと思って、図書館で借りるか古本を買うかしたように思うが読んでいない。
レイモンド・カーヴァーに限らず、村上春樹の翻訳した本は読んでもあんまり印象に残っていないことの方が多い。
村上春樹はインタビューを受けるときはきちんと答える人のようで、とてもおもしろい本だった。
宮崎駿のアニメを見たことがないということを知ったのが収穫だった。
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