周防教会・牧会ジャーナル

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3月10―16日

2019年03月17日 | 日記・エッセイ・コラム

分区牧師会は各教会を会場に順繰りで開催され、会の後の夕食は高級料亭にて開かれる。んなわけない。この日の牧師会は牧野邸で開かれ、こんな見事な夕食が提供された。ちょっとした旅館のようなメニュー。でもこんなことをされると次の会場はたまったもんやない。しかも次はうちになりそうや。そこで今後の皆のためを考えて、次回はカレーかうどんやな。

 

3/10(日) 役員会で今年度は千円ほど繰り越せる見通しが報告された。教団年鑑で全国の会計状況を見るとほとんどの教会がギリギリで運営しているが、中には繰越金が数百万~一千万以上も出る教会がある。教会の始まりが持ち物を共有したペンテコステというならば、伝道伝道と目を吊り上げる前に(給料差は構わんから)せめて繰越金がシェアできんか? 

 

11(月) 本棚を整理していたら中学時代の日記が出てきた。当然手に取って読みふけることになる。なになに…48年前の今日の事が書いてあるぞ。「体育の授業で公園にマラソンに行った。先生のあとについて走った。すると滑り台に登って滑った。みんなあとに続いた」。これが今の時代ならSNSとやらでクレームが出そうなおふざけが普通に行なわれた良き時代。

 

12(火) 愛隣幼児学園の年長児にとって今日は最後の礼拝。卒園前の定番紙芝居は『良きサマリヤ人』。強盗に襲われた旅人を発見した人が次々と無視して立ち去る。だがサマリヤ人だけが旅人を助けたというクリスチャンなら誰でも知っているお話。現実は違う。旅人なんぞを助けた日にゃ、聖なる宮はたちまちホームレスで溢れかえる。鍵もちゃんと掛けなきゃ。

 

13(水) 所用で天神の総代長さん宅を訪ねる。いつものようにニコニコと満面の笑顔で迎えてくださった。帰り際「あ、そうそう。また駐車場が必要な時はどうぞ勝手に境内をお使いくださいね」と言ってくださった。そこで僕も「お祭りの時には教会の駐車場もお使いください」と返答をする。腰が低く、丁寧で親切なお方。出来ればうちの教会にスカウトしたいくらいや。

 

14(木) 10分千円カットへ。お髪が心もとないお方には悪いけれど(いらんこと言わんでええねん)もともと僕は髪の量が多いので、「すいておきます」と言って、僕に惚れとるんかなと思うほど(いらんこと言わんでええねん)20分近くもカットしてくれた。ところでこの場合の「すく」の漢字やが「鋤く」か「透く」か「空く」か「剥く」か「梳く」か。一体どの字を用いるのかな?

 

15(金) 徳山の牧野牧師宅で牧師会をしていると凄まじい雷。一発だけやったがどこかに落ちたみたい。牧師会から戻り仕事をしていたら凄まじい雷。電気が一瞬消えた。これも一発だけやったがどこかに落ちたみたい。落雷情報を見て調べたら、徳山と玖珂だけに落雷マークが表示されとった。もし僕を狙ったものだと証明されたら、どれだけ人生が変わったことか。

 

16(土) いよいよこの時がきた!長かったような短かったような。時期自治会長さんに教会に来ていただき引継ぎの説明をする。ご夫妻で来られたが、奥さんの方はうちの子が小学生時代にお世話になった先生。思えばここでお会いするのは家庭訪問以来のことか。あの頃は僕も若く、学校に文句ばかり言っていた。そういう意味においてあの時代のクレーマーやんか。


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