周防教会・牧会ジャーナル

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9月1―7日

2019年09月08日 | 日記・エッセイ・コラム

教会玄関の自動ドアにくっついていた。先日、牧師室で大騒ぎをしたクツワムシ♂なのか、別の個体なのかは不明やが、また入って来て鳴かれたらたまらんのでイチョウの木に引っ越してもらった。♪ガチャガチャ、ガチャガチャ、クツワムシ♪と歌にはあるが、秋の虫たちのオーケストラの邪魔をしているのは間違いない。

 

9/1(日) 夏休みも今日で終わり。子供の頃、自由研究でアゲハチョウの幼虫を箱の中で飼って羽化するまでを調べた。幼虫からサナギと観察は順調に進んでいった。そして運命の日。箱を開けたらそこには大きな蛾(セスジスズメ→見たら背筋が凍ってしまうことから命名。嘘)が孵っていて悲鳴を上げた。それがトラウマになったのか、今では大きなチョウまでが苦手。

 

2(月) 眼科の定期検診へ。今回も瞳孔を開く検査をしたため、外に出ると眩しくて目が開けられん。毎回思うんやが、この検査はぜひ夜にやってもらいたい。その理由は暗闇の中でどこまで見えるかを試してみたいからや。もしかして猫やフクロウのように真っ暗闇でも見えるのではないか?と期待している。何を見るのか?そんなことここに書けますかいな、あんた。

 

3(火) 彩七が歯医者に行っている間、孫らの子守りをした。場所はショッピングセンターのフードコート。ほれ、案の定0歳児が泣き出したぞ。おお、今日は一段と激しい。泣き声が店中に響き渡り、みんながこちらを凝視する。さしずめ「助けてください!不審者に捕まっています!」と言わんばかりの号泣。泣くこと37分の新記録。これじゃクツワムシの方がずっとマシや。

 

4(水) 学生時代からずっと買い続けているのは『夕焼けの詩』というマンガ。あらゆる神学書や雑誌の定期購読は途中でやめてしまったけれど、このマンガだけは今でも40年近く買い求めている。そのマンガの66巻目が実に一年半ぶりに出版されたのである。感無量や。中でも僕のお薦めの巻は第40巻の「お好み焼き」の話。これは何度読んでも泣けてしまいます。

 

5(木) しばらくぶりで隣町にある台湾料理屋に行ったら、流暢な日本語の店員が僕の顔を見るなり「お久しぶりです」と言ってきた。こんなこと言われりゃ、また近い内に来なければと思ってしまうがな。見知らぬ異国で懸命に働く店員。この店の経営、ひいては両国家間の国際関係が僕の来店回数にかかっているような思いになってしまうのは、やっぱ自意識過剰?

 

6(金) 大阪王将で持ち帰り餃子を買った。50年前の「復刻版餃子」という文字を見て、小躍りしながら店員に尋ねた。「これは昔の餃子のこと?」「そうです」「一皿食べたらニンニク臭で人が逃げ出すというアレ?」「いやそんなことは・・・」「だったら復刻版と違うがな」。高校時代に食べ、家族に居間から追い出された殺人的ニンニク臭の餃子はやはり幻で終わるのか。

 

7(土) 冷たい便座で秋を感じていたのに、また冷たい便座が心地よくなってきた。予想はしていたが真夏日が舞い戻ったのだ。もう一度キャンプに行きたくなるような暑さ。キャンプと言えば、毎年極寒の季節に冬キャンプをしようと考えているがまだ一度も実行していない。暑い時期に「次の冬こそ」と決心するんやが、寒くなるにつれて勢いが萎えてしまう還暦過ぎ。


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