周防教会・牧会ジャーナル

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1月13―19日

2019年01月20日 | 日記・エッセイ・コラム

広島竹原市の旧市街。真ん中はマッサン&リタ夫婦像。右端の資料館を見た時に、43年前の晩冬に行った青森の弘前教会を思い出した。被写体がカメラに入りきれなかったので、ずるずると後ろに下がっていた時、雪に隠れていた溝に片足をハメてしまったという思い出。死ぬほど冷たかったので死ぬまで覚えていることやろ。

 

1/13(日) 教区信徒大会の冒頭「高熱ですが委員なので来ました」などと言う、真面目な世間知らずがまだ棲息していたのかよ!高齢信徒も多いのに休むのが常識や。まったく何を考えているのやら。ところで今回の講師は歌人の林あまりさん。去年の周防教会議案報告書の中にはあまりさんの『夜桜お七』の詩を載せていることを告げると、興味あると言われたの

 

14(月) で報告書を送ることを約束した。たぶん興味とは「なんで教会の報告書に《お七》なんだよ」という意味だとは思うが。さて大会の終了後、旧竹原の市街地を見物して帰ることになった。さぞかし美味しい店があるに違いないと、さ迷い歩き続けた末に辿り着いたのがスーパーの中の食堂。空腹に勝てずそこで手を打つ。教訓=行動は良く調べてから実行すべし。

 

15(火) 朝の時点ではまだ忍び寄る影の存在に全く気付いてなどいなかった。午後を過ぎたあたりから何やら怪しげな気配のようなものを感じ出す。しかしそれが何かは分からない。そして夜、まさかとは思うが想像したくない「物の怪」の姿が脳裏に。でも口にするとそれが真実になってしまいそうなので、自分を誤魔化しつつ床につく。そう、病という名の床にね。

 

16(水) アホは風邪引かん!アホは風邪引かん!とマジナイのように繰り返していたのに、はいこんなん出ましたけど。38℃超え。あんのやろう!やりぁがったな!午後からの大島教会役員会を中止。測る度に上がる体温。激しい悪寒。インフルエンザに違いない。しかも妻までが罹患した模様。体のあちこちから針で刺されるか、電気が流れるように突然起こる疼痛。

 

17(木) その度に僕は「あう!」とか「うう!」とか声が出る。なのに妻は何も言わない。「痛まんのか?」と聞くと「痛む」と言う。だったらなぜ声を出さない?もっと叫べよ!顔すらしかめぬ妻。これじゃまるで僕だけヘナチョコやがな。これが5人の子を産んだ母の姿か?医者に行き「インフルA型」との診断。診断などどうでもええ。僕は一晩中、妻の分まで叫び通した。

 

18(金) 亀の里委員会はうちの礼拝堂で開かれるが僕は顔を出せない。周陽教会のA嬢に「次の礼拝は休むのよ」と言われたが、さすがに礼拝まで休むのはなあ・・・などと思う僕も結局は「真面目な世間知らず」の一人ということか。後で知ったが信徒大会にはインフルエンザの罹患者が複数来ていたという。これがホンマの複数犯。そして疼痛の叫びは今夜も続く。

 

19(土) ぶっ飛んだ夢を見た。寝込んでいる僕を若手牧師らが連れ去り、気がつくとジェットコースターに乗せられている。途中から僕だけ逆バンジーをして成層圏にまで達した。ああ地球が青い。その後、猛スピードで落下してゆく。何というスリル!こんなの夢じゃないと体験できんぞ。どなたか知りませんがこれもインフルを伝染してくれたおかげ。お礼申し上げます。


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