周防教会・牧会ジャーナル

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6月4―10日

2017年06月11日 | 日記・エッセイ・コラム

この春、大分の柔道強豪校に入った昇平。練習で骨折してしまい、このありさまや。車いすで廊下を暴走していたら職員に叱られたらしい。「昇平、高校生にもなって分別が無いのか!」と注意をしてやった。かく言う僕もその昔、入院していた病棟で車いすウィリーをして叱られたことがあった。あの頃はまだ若かったから仕方がない。ほんの38歳のことやった。

 

6/4(日) 牧師室でミツバチの羽音がする。迷い込んだのか?捕まえて逃がしてやった。礼拝後、羽音が増えとる。仲間を連れて来たのか?それにしてはおかしい。6匹もいる。あ!換気扇の中に巣を作っとる。蜂蜜を横取りさせて頂こうかとも思ったが、いくらなんでもここじゃ難しいので引っ越してもらう。それに今は栗の花が満開。栗蜜は癖がある。壇蜜は・・・。

 

5(月) 今、『山でクマに会う方法』という本を読んでいる。車でちょっと行くだけで《熊出没注意》の看板があるような、クマの宝庫(一時期は絶滅も危惧されたが最近はやや回復)中国山地のそばに住んでいるんやから、一生に一度くらいは野生のツキノワグマに会ってみたいと思っている。クマは侮れないので学習せにゃ。とは言うものの人間ほど危なくはない。

 

6(火) 若い頃は弾けたアーロ・ガスリーの『アリスのレストラン』を練習していたらギターの1弦が切れた。その瞬間のこと。忘れていたコードを思い出す。記憶喪失の人が何かのきっかけで思い出すというが、それってホンマなんやな。しかし切れるたびに思い出すとすれば弦代がなんぼかかることやら。それで思い出せばええが思い出さんかったら・・・アホや。

 

7(水) 性差別問題委員の件で常置員会に呼び出された。今まで原理相談の時に僕と会うと吐き気がしたり、頭痛や腹痛が起きるという女性が何人もいた。今ではそのほとんどが無事に脱会して幸せに暮らしておられる。原理相談ではないけれど、先月、僕が性差別の委員になると体調が悪くなる方がいると聞かされた。無事脱会して幸せになれますように。

 

8(木) 母が今日から広島~山口にツアー旅行で来ている。先ほど「今錦帯橋に来てんねんで」と電話があった。ええ!今日は宮島見物のはずやろ?錦帯橋は土曜日やん?え、旅程が変わった?せっかく土曜に錦帯橋で待ち伏せして驚かせてやろうと計画していたのに何ちゅうこっちゃ。しょうがない。土曜は宮島で驚かせてやるか。ああ、めんどくさあ~。

 

9(金) 入院している昇平のお見舞いに行く。今回の手土産は『ぼくの村の話』という三里塚闘争を題材にしたマンガ全7巻。お前が世界に羽ばたく時、成田空港を利用することになるかもしれん。その時にこそ、このマンガを読むことで色々と考えなさい。でも、彼にはもうひとつの手土産、マグドナルドのハンバーガー3個の方が断然興味があったみたいや。

 

10(土) 世界遺産になってから駐車料金や食堂のメニューがほぼ倍の値段に跳ね上がっている。それでも土曜日の宮島は観光客でいっぱいや。普段ならばこんな混んでいる日にわざわざ訪れたりはせんが、今日は「母を驚かせる」というミッションがある。そんな母はあっさり見つかり、予想通り驚いてくれた。はい、ミッションコンプリート。帰ろ帰ろ。


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