アルコールに関する2つの話

2005-12-15 22:24:17 | 市民A
まず、「健康診断」の結果票が届く。問題点は約3ヶ所。ガンマGTPが130。尿酸7.6。慢性胃炎。

ガンマGTPは、もともと少し多い。準備(といっても数日の禁酒)していくと70台に下がる。しかし、加齢とともに非可逆性が増加するらしい。(この、「加齢」とか「非可逆性」というのは医者が使う言葉だが、嫌なコトバだ。ようするに伸びたゴムは元に戻らないということなのだろう。)そして尿酸は徐々に徐々に増加していて、とうとうリミットの7.5を超えた。そしていつもながらの慢性胃炎は、治しようもない。胃壁の襞が少しだけ浅いことを指摘されているのだが、治せないものだ。

そして、指導内容は、ガンマGTPはアルコールを控えること。高尿酸は塩分制限・節酒。そして慢性胃炎にはアルコールを控えるようにと書いてある。まあ、簡単にいうと、「アルコールをあまり飲むな」ということ。簡単なようで難しい。タバコをやめる人はゴマンといるが、酒をやめた人は、ほぼ見たことがない。一方、だれかれの葬儀にいって、故人が好きだった酒を棺に供える人たちの多いこと・・

ところで、もう一つの話題だが、第3のビールに対する酒税値上げが決まりそうだ。350ML缶で現行の約24円を28円にするということ。(一方、本物のビールの税額は78円が77円になり、発泡酒は47円の据え置き)これでも2000億円の増収になるらしいが、それは単に机上の論理だろう。何しろビールは数あるアルコール類の中で、アルコール含有量あたりでは、きわめて税額が高いのだ。

たとえば本物のビールはアルコール分5%とすると、アルコール1リッターあたり4,440円が税金だ。同じく第三のビールは1,409円。一方、その他の清酒や焼酎やウィスキーはアルコール分1リッターあたりでは1,000円前後になる。だからビールをやめて、水割りやお湯割りでしょうちゅうやウィスキーを飲まれると、税収は下がる。逆にストレートで強い酒をぐびぐび飲んでもらえば、税収は大儲けだが、こんどは医療費で破綻するかもしれない。

そして、今度は自分の話。スーパードライが登場して以来、ビールの度数は増加している。4.5から5.0%だった度数は、最近は5.5%から6.0%位になっている。そして、あまり強いビールは好きではない。薄味がいい。といって、以前、ドクターストップになった時に飲んでいたノンアルコールビールは、いかにもまずい。ということで、今度やってみようと思っているのが、ウィスキーのノンアルコールビール割りだ。好きな濃度で飲める。

しかし、「そんなもの飲めるか!」というのが普通の方の意見だろうが、実はあるところで先例があるのを知っている。あまり、リアルに書くと大迷惑がかかる方がいると困るので、ソフトに書くが、以前、中東の某国に行った時のことだ。その某国は、厳重にアルコールを禁止している。見つかると刑務所行きになるが、刑務所には冷房がなく、摂氏50度になるので、ますますビールが飲みたくなる。日本人商社マンで現地駐在の方も、お酒は飲みたい。蛇の道は蛇というか、陸路、闇で入ってくるウィスキーがあるらしい。が、入手はかなり困難を極めるわけだ。1年に1本あればいいほうだそうだ。そうすると、1年で700CCということになる。1日あたり2CC。

それをどうするかというと、現地では水より安いノンアルコールビールで割って啜るわけだ。ウィスキー2CCを30CCのノンアルコールビールで割るとアルコールは2.5%となる。薄口のビール味になるそうだ。

とはいえ、まだ忘年会もあるし、正月用に倉敷の秘酒「荒走り」も入手済み。正月が終わってから実験することにしよう。

ところで、ビール情報を検索していたら、驚愕の発泡酒を見つけた。

 「赤味噌ラガー

6bf53549.jpgいわずと知れた名古屋産。ランドビール社という会社が作っている。どうも現地でしか飲めないらしい。金シャチビールという地ビールを作っている会社だ。通販では手に入るようだが、赤味噌ラガー以外に金シャチビール4本も抱き合わせで買わなければならず、送料抜きで3,675円。う~ん、高い!。名古屋に行った時の買い物リストにまた追加だ。黒皮のブログ手帳の「小倉サンド」の文字の下に「赤味噌ラガー」と書き込んでおく。


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