『奈良』(直木孝次郎著)

2021-09-22 00:00:42 | 市民A
奈良県の古代史の本。奈良県には都があった。無論、奈良時代の平城京(奈良市)もそうだが、その前に飛鳥時代にも、さらにその前にも都が県内を転々としていて、どうも豪族が争って戦国時代のような生き残りゲームのすえ、勝ち残ったグループが政権を握ったということらしい。



奈良盆地の南側にある三輪山のあたりが最初だったのではないかとのこと。

古代史に詳しいなら、細かく書けるのだが、あまり詳しくない。ともかく統一国家としての日本ができた時の首都は奈良県内にあった、といえるようだ。

観光案内にもなる本なのだが、行くときは慎重にプランを練らないといけないだろう。