米国に住む王女

2021-09-14 00:00:17 | 市民A
御成婚間近だというのに、石つぶてを投げ続ける輩が多いのだが、何を考えているのだろう。そのために披露宴もなしだろう。もっとも新郎新婦ともキリスト教の大学OBなので、神式の結婚式を行うのはおかしなものだ。

さらに、結婚後のNYでの生活について、新郎のサラリーを推測し、NYの高い生活費から困窮生活が予想されるなどと平然とTVでしゃべる人たちがいるが、本当の困窮に苦しんで四畳半に住んでいる国民だっているのだから、なんと無神経なのだろう。

そして、決定的におかしいのは、家庭の収入の全部を男が稼ぎ、女は自宅で幽閉生活すべきだという生活スタイルを前提に家庭の経済が推計されていること。それってタリバン生活のわけだ。

視点を変えて新婦の立場を考えれば、王政のない米国の国民の中には王女がいないわけだ。彼女がただ一人の米国在住の王女になるのかな、と調べてみたが、スウェーデンのマデレーン王女もNYに在住している。夫は米国人だ。また王位継承順位を持っている。

いずれにしても大変に貴重な身分のわけだ。30年間の公務の退職金にあたる一時金を受け取らないということは、自分で稼げばいいだけで、自動車、腕時計、宝飾品、バッグなどの何種類かのブランドの広告塔になれば、軽く1本になるだろう。もっと堅く稼ぐなら、今でも博物館の学芸員なのだし、NYは世界屈指の博物館や美術館がキラ星のように存在する。さらに、最後の手段は「日本皇室の内幕」シリーズを出版すること。

一時金を今受け取ると、後々も皇室行事に参加しなければならず、そのために日頃の行動まで制約されるのは困ると思われたのではないだろうか。

新郎は、法律事務所に勤めるよりも、妻のマネージャーになり法律問題相談先として法律事務所を使った方がいいのかもしれない。