級位認定証の訂正は?

2019-02-03 00:00:21 | しょうぎ
将棋普及指導員を細々と続けているので、棋力に合わせて『級位認定書』を書いている。将棋連盟の統一フォームで、郵送料分を払えば注文後に送ってもらえる。なお、初段以上になると数万円が必要になる。この級位認定書に名前と新しい級位と年月日を書き込んでこどもたちに手渡す。

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実は、従来から問題があるのは名前の欄で、小学校低学年は自分の名前が漢字で書けない子もいる。名前が書けないとひらがなになるのだが、できれば正確な名前の方がいいので、「この字かな?」「あの字かな?」と探索するがわからないこともある。理由は、親の身勝手で複雑怪奇な漢字を使うからだ。しかし、いくら複雑とはいえ、自分の名前が正確に書けないとなると親の教育責任という気がしなくもない。近くの無法国家のように漢字が書けなくなる前兆のようにも感じる。もっとも幼稚園のような名称の有名大学付属の子はそういうこともないし、私より字がきれいなので自分で書いてもらいたいぐらいだ。

ところで、これから数ヶ月後に問題が発生するのだが、小さな文字で年号が入っている。「平成」だ。まったく大きなお世話だ。新しい年号が発表されてから1ヵ月でGO!となれば、印刷が間に合うとも思えないし、しけた団体なので「そのまま使ってほしい」というのだろう。平成32年とか33年とか書くのだろうか。あるいは、平成の下に元年と書くべきか。

極小のシールを作って貼ればいいのかな。

もっと大きな表彰状サイズにして、認定書ではなく自家製の免状を有料で発行する手もある。

ところで、次の年号を推定する。「安倍」の「安」は使うのだろう。「昭恵夫人」からも一文字使うのだろうが、「昭」の方は少し前に使った漢字なので、「恵」の方だろう。「恵安」だろうか。「安恵」では、すぐに夫人の顔が浮かんでしまう。


さて、1月19日出題作の解答。


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無理やり感が漂う。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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一ヵ月遅れの、新年記念作。

詰将棋パラダイス誌の1月号の「解付きコーナー」に掲載されたので、ブログでは2月公開。ヒントというか「1」の字のあぶり出しで、縦一になる。それも9枚重ね。別名「駒柱」といって、不吉の前兆とも言われるのだが、一味違うのは、9枚が別の駒であること。8種類の駒プラス双玉。詰パラ誌の解説には、残念ながらその点は記載なしだった。さらに攻め方の玉だが、金とか成銀に変えると早詰になってしまうという限定を付けている。

書き忘れたが、「1」というのは「元年」という意味だ。「恵安元年」。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とコメントを書いていただければ正誤判定します。