芋の街でも激ヤセの方は?(川越)

2017-08-10 00:00:14 | たび
川越のソウルフーズといえば、サツマイモだろう。各種の芋菓子があり、観光客はそれらを歩き食いしながら、場合によっては片手にスマホ、片手にイモという感じになる。ビールを飲む場合は、スマホはバッグにしまわれる。

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人気なのは、イモのスライスだ。あざやかなイエローとかなりの質量感を感じる大きさだ。実際にかなり量があって、食べ切るには時間がかかる。そうしたら次の芋菓子とビールになる。レストランはどこも列ができているので、35度以上の室外では外に立って待つわけにはいかないので、すぐ入れる店に行く。ドイツ料理店に行ったのは、ビールのため。観光地らしくメニューは少ない。メニューの数は「海の家」並かな。

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レストランは料理を食べるためというか、体力を回復するための休憩場所といったところだろう。

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そして、芋菓子で有名な亀屋栄泉の北側路地を進むと、「長喜院」という曹洞宗の寺院がある。川越は寺院が多いことで有名で70院もあるそうだ。

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本堂の右手前には菩提樹があり、本殿左横には苦行の釈迦像が座し、その脇には沙羅樹がある。その他に無憂樹があれば、仏教の三大聖樹が揃うのだが、さすがに無憂樹は日本では育たないようだ。

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そして苦行中の釈迦像だが、文字通り骨と皮だけだ。某ダイエット請負会社は成功報酬は850万円ということらしいが、川越で観光客からいただけるのは、お賽銭ということになる。

そして、本来は暑い時にビールを飲むと脱水作用で危険であるという記憶自体が遠くなりそうに暑い午後の太陽に負けてしまい、Uターンして帰ることにする。太陽の暑さの源は、核融合反応である。なかなか人間にはコントロールできないエネルギーだ。