地球に激突

2010-08-13 00:00:10 | 市民A
白ゴーヤが二階付近まで伸びてゆき、結実。勝手に決めている全長18センチになったので収穫しようと考える。実はその下の地面にはレンガの歩道があるのだが、なぜか、傾斜している。だから踏み台を立てられないわけだ。また、一階の地面部分は一応芝生がはえていて、地面がフカフカなのではしごを立て懸けると、足がめり込んでこれも危険。



前から考えていたのが「高枝切り」という道具で、主として庭木の剪定を行うための鋏である。もちろん、お金持ちの家は「庭師」を雇うからこういうものはないが、弊宅には、剪定道具各種ある。(高い木は1本しかないのだが。)

この高枝切りだが、鋏の裏と表で使い分けできるようになっていて、どちらか片側で挟むと、その場で枝が下に落ちないで、ピンセット状に枝をつまめるようになっている。そのまま、別の場所に枝を運べるわけだ。

果実を収穫するには最適なのだろう、と勝手に推測。

そして、まず、樹木で高枝を切って、どちらの面が枝をつまめるか練習作業で確認してから、ゴーヤの収穫に。実は、今は右利きなので、左手で本体の長いパイプをサポートして右手で手元にある鋏の開閉装置を操作。なんとか写真撮影に成功するが、もちろんカメラを持ち続ける第三の手はない。



そして、ゴーヤの幹やネットを切らないように注意して、鋏を実の上にあてて、チョキンとすると、・・・

0.5秒後に、地面に敷かれたレンガに落下である。



幸い、ゴーヤにも防衛本能があったのか、垂直落下するはずが、横に体をひねって受け身をとったらしく、腹(背中?)の皮がむけただけで済む。ゴーヤジュースにならずにすんだのだが、大失敗である。


小惑星イトカワからだって何とか地球に帰ってこられる時代なのに、なんということかと冷静に考えると、高枝切りは上に延びる枝をつまむのに対し、ゴーヤの収穫は下向きの実をつまむことになることに気付く(遅すぎ!)。

さらに、もっと地面に近いところにあるゴーヤで練習すべきだったことにも思い至るのだが、まあ、柿や桃の収穫じゃなかったことを幸いと考えることにする。



白ゴーヤと緑ゴーヤを混植したためだが、上の方に、ツートンカラーで見たこともないような外観の実ができてきた。次回、キャッチに成功すれば、博物館で展示できるかもしれない。

トマトはもう最後かと思ったら、またいくつかの花が咲き始めて、結実が始まった。粘るなあ。



それと、放置してしまったパプリカだが、いまさら赤くなりミイラ化している。何か高齢者行方不明事件群を連想。