ひびレビ

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"氷菓 第9話"をもう一度

2023-09-22 08:00:24 | 2012年アニメ
 「氷菓」振り返り。第9話「古丘廃村殺人事件」では、古典部は3人の探偵役志願者から推理を聴くことに。みんなが「事件」に寄り添う中で、千反田の着眼点が異なっていることにも注目です。酔っぱらいの意見と言えばそれまでなんですが(汗。

・ウイスキーボンボンと千反田
 奉太郎たちもむせていましたが、私も酒が入ったチョコは大の苦手です……無理です……
 そんな中、一人黙々と口に運び続ける千反田。その結果はお察しのとおり。段々口調がぽわぽわしていくのが可愛いですね(笑。将来酒を飲みに連れていくと、見慣れぬ銘柄の酒を次から次へと頼んでとんでもないことになりそうな気がしないでもないです。

・撮影班・中城先輩
 「誰も本郷を責めたりしなかった」などと言いつつ、自分の推理に都合の悪い出来事は本郷のせいにする中城先輩。まぁ、悪い人ではないのですが……そんな彼曰く「トリックなんか気にしない、盛り上がればいい」「犯人は窓から出ていった」。1時間のミステリーの結末としては、摩耶花が言ったようにあまりにもお粗末です。あの後の解決編で「窓だ!」と気づくまで何分尺を使うんでしょうね……?
 結局彼の案は否定されますが、中城先輩の案では犯人は分からずじまい。「夏草を刈り込めばOK!」と意気込んで去っていきましたが、刈り込んだ後の話はどうするおつもりで……?

・涙ながらに事情を語る犯人(演:奉太郎)
 あの構図だと中城が主役の年配刑事、里志と摩耶花が中城の部下の新米刑事、千反田は奉太郎が事件を起こしてでも守りたかった人……的な感じですかね?しかし虎のパーカー、似合わんなぁ(笑。

・「探偵小説」の読書歴
 小学校の図書館に置いてあったホームズをいくつか読んだぐらいですねぇ……あと「漫画以外も読んだ方がいい」と言われたので「じゃあホームズの漫画なら良いだろ!」という考えに至り、「四つの署名」の漫画を買ってもらったことは覚えています(笑。


・小道具班・羽場先輩
 「君らミステリの話が出来るんだってね?」登場時から如何にも自信満々なオーラを放っています。奉太郎も下手に何か言うと機嫌を損ねかねないと分かっていたからこそ、適当な返事をしたのでしょうね。それで舞い上がる羽場先輩のチョロさたるや……(汗。摩耶花
 彼は「窓の外に足跡が無い」と中城案を否定する発言をしていますが、仮に奉太郎たちが試写会に訪れず、オブザーバーとしても参加しないまま撮影に向かっていたら、中城案と羽場案の対立が起きそうに思えます。まぁ「盛り上がればいい」中城先輩なら、単に窓を開けて逃げたよりも、2階からザイルにぶら下がって降りてきたといった方が盛り上がると考えて、結果羽場案に収束しそうな気がしますが。窓の建付けの悪さは撮り直すか、海藤が開けていたことにするとか?


・広報班・沢木口先輩
 名前だけなら二度目の登場。この後も時折登場してくる先輩です。ここでは明るく気さくな先輩ですが……(汗。
 7人目の登場人物として、壁抜けが出来る怪人や怨霊が登場!という突飛な案ですが、割と嫌いじゃないのも事実。中城先輩も盛り上がるでしょうし、羽場先輩も否定しきれないでしょう。この場合ザイルは怪人から逃げるために使用すれば回収できるかなと。


・議事録
 あぁ、ここで出ていたのか……と今更ながらに気づかされました。


・ミステリーとホラーの区別
 幽霊とか怪奇現象の有無……ですかね?まぁどっちも「怖い」に帰結するような気がしますが(汗。


・眠る千反田
 この時、顔と腕の色が異なりますが、酔っぱらって意識を失う時ってあんな感じになるんですかね?


・横断歩道を渡る奉太郎
 傍から見れば他の人に混じって横断歩道を渡る学生Aに過ぎない。しかしその中で入須先輩が声をかけたのは、他の誰でもない折木奉太郎ただ一人。「選ばれた」「特別」。そんな雰囲気がここの描写からも伝わってきますね。

 といったところでまた次回。
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