王様戦隊キングオージャー 第29話「王様失格」
前回側近ズに不意を突かれた王様たち。しかし唯一ジェラミーだけはドゥーガさんの刃を防いでいました。改めて前回ラストを良く見ると、ジェラミーだけ倒れてはいなかったんですね。こうした化かし合いにかけてはジェラミーの方が一枚上手……かと思いきや、ジェラミーもヒルビルの洗脳の力の前には逆らえず、彼女への攻撃の手を止めざるを得ませんでした。
他の命令の効果が、それを成し遂げた時に消えたことを思うと、ジェラミーにかけられたこの洗脳を解く方法は、彼女を倒す以外に無さそうです。物理的に傷つけることはもちろんのこと、彼女の計画を邪魔すること自体も「いじめる」ことになるため出来ないとか、そういった制限もあるのでしょうか?
ジェラミーが彼女に向けて言い放った「お前さんとだけは仲良くなれなさそうだ!」というのは、物語の紡ぎ手として、言葉一つで人の心や物語を如何様にでも捻じ曲げてしまう彼女を許せないからでしょうか?
そんなヒルビルが各国の民にしたことは「あーたの敵を倒して」というシンプルなものであり、彼女曰く「胸の奥にある疑念や不安をくすぐっただけ」。倒す相手を指定すれば、倒してそこで終わり。「他国」に範囲を広げたとしても、自国は残る。もしも王様や同じ国の民がヒルビルに洗脳された人間の意に反することをすれば、その時点で王様すらも「敵」として認定される。人間という種の根絶を望む者たちとしては明確に敵を定めないことで、際限なく疑念が渦巻き、争いは続いていく……前回のゴーマといいヒルビルといい、能力が強すぎます。こんなん続けられたら勝目がまるで見えてきません。
ただ、この掃除はダグデドが「遊び」でやっていることですから、一度失敗したゲームを何度も挑戦させるほど慈悲がある人物とは思えません。次回以降ヒルビルが出てきても、同様の戦法は取らないものと思いたいですね。
ヒルビルの能力によ国交が断絶される中、「よもやトウフは食料の輸出を制限したとは言いますまいな!?」と過去一レベルの怒りを見せたカグラギも印象的です。
トウフはトウフのみならず「チキューの台所」。民が食糧難で苦しむのは、チキューの台所を担う殿様として見過ごせない事態でしょう。加えてトウフの主要産物を制限したとなれば自国に入るお金も減り、結果トウフが経済難に陥る可能性もあるわけで。それでますます「食料を独占するトウフは敵だ!」などという疑念が渦巻き、争いに発展する……言葉一つ、僅かな疑念がここまでの大事になろうとは。
側近ズを、民を、チキューを守るために敢えて悪者を演じる決意を固めたギラくんたちでしたが、そこへ現れたジェラミーとゲロウジームは意外な行動に出ました。言葉一つでチキューを翻弄した相手どるのは、同じく言葉を巧みに操るジェラミー。「篭絡」という言葉だけで「ヒメノの相手かな」と思っていましたが、ジェラミーの相手としても十二分に相応しい敵ですね。
念願叶い始めていた矢先の悲劇に対し、どこまでも飄々とした雰囲気のヒルビル。そんな彼女に対して怒りに満ちた声で「王鎧武装」するヒメノのカッコよさたるや!続く戦いにおいてもジェラミーのテーマ曲?をバックに戦う様が最高にカッコよかったですね。離れていても心は一つ、王様戦隊キングオージャーとして共に戦っているという心境が伝わってきます。
どこまでも優しいジェラミーの笑顔が心に残ります……こうなると次回はリタ、その次は……と、五道化との戦いの度に仲間が何かしらの形で戦線離脱していくのでしょうか。それはあまりにも寂し……いや次回予告にジェラミーいるじゃん!?良かった……ヒルビル戦以外は普通にいてくれそうで良かった……
そんなこんなでまた次回。なお、最近はいつジェラミーの変身アイテムを買おうか思案中です。メモリアル版が出るならそっちにするけど……
前回側近ズに不意を突かれた王様たち。しかし唯一ジェラミーだけはドゥーガさんの刃を防いでいました。改めて前回ラストを良く見ると、ジェラミーだけ倒れてはいなかったんですね。こうした化かし合いにかけてはジェラミーの方が一枚上手……かと思いきや、ジェラミーもヒルビルの洗脳の力の前には逆らえず、彼女への攻撃の手を止めざるを得ませんでした。
他の命令の効果が、それを成し遂げた時に消えたことを思うと、ジェラミーにかけられたこの洗脳を解く方法は、彼女を倒す以外に無さそうです。物理的に傷つけることはもちろんのこと、彼女の計画を邪魔すること自体も「いじめる」ことになるため出来ないとか、そういった制限もあるのでしょうか?
ジェラミーが彼女に向けて言い放った「お前さんとだけは仲良くなれなさそうだ!」というのは、物語の紡ぎ手として、言葉一つで人の心や物語を如何様にでも捻じ曲げてしまう彼女を許せないからでしょうか?
そんなヒルビルが各国の民にしたことは「あーたの敵を倒して」というシンプルなものであり、彼女曰く「胸の奥にある疑念や不安をくすぐっただけ」。倒す相手を指定すれば、倒してそこで終わり。「他国」に範囲を広げたとしても、自国は残る。もしも王様や同じ国の民がヒルビルに洗脳された人間の意に反することをすれば、その時点で王様すらも「敵」として認定される。人間という種の根絶を望む者たちとしては明確に敵を定めないことで、際限なく疑念が渦巻き、争いは続いていく……前回のゴーマといいヒルビルといい、能力が強すぎます。こんなん続けられたら勝目がまるで見えてきません。
ただ、この掃除はダグデドが「遊び」でやっていることですから、一度失敗したゲームを何度も挑戦させるほど慈悲がある人物とは思えません。次回以降ヒルビルが出てきても、同様の戦法は取らないものと思いたいですね。
ヒルビルの能力によ国交が断絶される中、「よもやトウフは食料の輸出を制限したとは言いますまいな!?」と過去一レベルの怒りを見せたカグラギも印象的です。
トウフはトウフのみならず「チキューの台所」。民が食糧難で苦しむのは、チキューの台所を担う殿様として見過ごせない事態でしょう。加えてトウフの主要産物を制限したとなれば自国に入るお金も減り、結果トウフが経済難に陥る可能性もあるわけで。それでますます「食料を独占するトウフは敵だ!」などという疑念が渦巻き、争いに発展する……言葉一つ、僅かな疑念がここまでの大事になろうとは。
側近ズを、民を、チキューを守るために敢えて悪者を演じる決意を固めたギラくんたちでしたが、そこへ現れたジェラミーとゲロウジームは意外な行動に出ました。言葉一つでチキューを翻弄した相手どるのは、同じく言葉を巧みに操るジェラミー。「篭絡」という言葉だけで「ヒメノの相手かな」と思っていましたが、ジェラミーの相手としても十二分に相応しい敵ですね。
念願叶い始めていた矢先の悲劇に対し、どこまでも飄々とした雰囲気のヒルビル。そんな彼女に対して怒りに満ちた声で「王鎧武装」するヒメノのカッコよさたるや!続く戦いにおいてもジェラミーのテーマ曲?をバックに戦う様が最高にカッコよかったですね。離れていても心は一つ、王様戦隊キングオージャーとして共に戦っているという心境が伝わってきます。
どこまでも優しいジェラミーの笑顔が心に残ります……こうなると次回はリタ、その次は……と、五道化との戦いの度に仲間が何かしらの形で戦線離脱していくのでしょうか。それはあまりにも寂し……いや次回予告にジェラミーいるじゃん!?良かった……ヒルビル戦以外は普通にいてくれそうで良かった……
そんなこんなでまた次回。なお、最近はいつジェラミーの変身アイテムを買おうか思案中です。メモリアル版が出るならそっちにするけど……