ピストンエンジンは永遠か!な?

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Schliha

2012年02月22日 | オイルリーク

Schliha_1931_mw_17_500 ttp://www.vorkriegs-seitenwagen.de/Seitenwagenhersteller___Motorr/Motorradhersteller/Schliha/schliha.html

Bekamoのエンジン断面図の転載元サイトをご覧になった方はSchlihaを目にしたかもしれない。

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Ger26schliha_0_002 ttp://www.motohistory.net/news2011/news-july11.html

1920年代にはドイツにおおよそ100の2ストエンジンバイクメーカーがあったそうで、Schlihaもそのうちの一つのブランドだが、今でも珍しい構造を持っていて外観から内部を想像できない。

Ger27schliha_2_000

ツインプラグは必然なのだが、ヘッドを外すと”スカベンジング チューブ”が現れる。

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つまり、通常のシリンダーに組み込まれる掃気ポートのかわりに”スカベンジング チューブ”があるというわけで、現代ならピストン重量の観点からも嫌われそうだが、当時はまだ性能が確立されていないから様々なメカニズムが試されたのだろう。

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