徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

今夏18切符最終回は黒田原へ

2016-10-02 20:43:23 | JRの高崎・上信越、宇都宮方面


もう10月ですよ。今月は去年の10月掲載写真と同じ時に撮った物です。小松島駅の旅客ホームは本駅改札前のこの随分長いホームと、左にカーブしていく臨港線の途中にある小さなホームだけでした。写真中央には回着したばかりのキハ45が写っています。ところで、写真右端に写ってる木、徳島本線のホームでも良く見かけましたが何と言う木なんでしょうか・・


深まる秋の足音を聞きに山里を散策・・・ごっついロマンチックやろぉ、へへへ。。。


今週末は残ってる夏休みの消化も兼ねて、四日市と関ヶ原方面に遠征しようと企てておりました。DF200の試運転も始まったようですし、陽も短くなってこれ以上秋になると撮影可能時間も減ってコスパが下がりますからね。


ところがアンタ、天気があかん。曇りならまだしも時々雨とか一時雨とか以上に良くなりません。これも旅費の無駄遣いになりかねませんので延期を決定。


平日なら影森始発の貨物が撮れるはずとやって来たら、まさかの工場休業で全滅。春に定期点検があって一月くらい止まるのは前にもやられたことがありましたが、秋は初めてですよ。


おまけにネットを見ていたら四国から12・14系客車が昔の「瀬戸」みたいなヘッド幕着けて上京して、何と直ぐ近くの熊タに来ていたらしい。う~むぅ、このツキの無さは何なんでしょうか。
熊タに着くと言うことは武川でスイッチバックして羽生の方に向かうと言う事でしょうね、撮りたかった。次は仕事で撮り鉄行けんしなぁ。愚痴愚痴愚痴・・・

この夏、前もって考えていたのは黄瀬川ともう1カ所、この黒田原です。
黒磯から乗ってきた交流電車が郡山に向けて走り去るところです。高崎線上り初電から乗り継いできても既に9時を廻っています。東京起点で171.5㎞、東海道本線だと清水-草薙辺りになります。


下り方を引いて撮るとこんな感じ。爽やかな高原です。


振り返って黒磯方。昔は急行も停まっていたんでしょうか、長大なホームと待避設備の跡があります。全国的に2面3線のホームが2面2線構造に整理されてますね。


3086レの時間になったので黒磯方の踏切で。9:14は予想より2分ぐらい早くて焦りました。


後追い。午前中はこっち側が順光で背後に名前は分かりませんが立派な山も入って良い感じです。この列車は東海道区間では3075レと名を変え64千が牽くヤツです。


9:37の6096レは更に黒磯方に進んで見ました。午前中の上りは逆光ですが、せめて向こう側から撮るべきでした。以前はこの列車の前を北斗星が走っていたんです。


駅前を通って郡山方に行ってみます。なかなかお洒落な造りの駅舎です。天気のせいも有るんでしょうが、高原の避暑地と言った雰囲気があります。写っていませんが、直ぐ右手に那須駒の像がありました。黒磯前後はどこも開拓地で、昔ここには馬市があって全国二位を誇ったそうです。


少し進むと駐車場になった広場がありますが、間違いなく貨物施設跡地。貨物ホームも少し残っていました。黄色いバス停の様な標識が立っていますが回転場の様でした。


次に来るのは下りタンカー8179レ。この辺は上下線の間隔も広く背後に山も写って良い感じですが、如何せん草のブロックが激しい。


いやもう、これ以上の進出は困難・・・長袖を着てくるべきでしたわ。


時間になったのでこの辺で妥協。タンカーだとは分かりませんね。金太郎ばっかりなのはしゃあないとして、何か違和感を感じたのは1パンタだから。ここは交流区間でした。


10分後の10:12に94レ。駅に近いこの辺の方が保線作業の搬入口があって草が少ないようです。今夏としては貴重な青空が広がるこの写真がこの日一番のお気に入りです。


94レと交差するくらいのタイミングで3085レ。1パンタと言うこともあってか、ここはもう東北と言ったカンジがします(実際にはまだ栃木県ですが)。


10分くらい空くので急いで駅の黒磯方に転進。6096レを撮った場所の反対側付近で4089レです。


う~ん、やっぱり下り列車も順光側のこっちから撮るべきでしたね。


黒磯方に鉄橋が有るのは来るときに車中から確認していました。線路沿いの道が無く大きく迂回してやっと先の方に鉄橋が見えて来た辺り。


鉄橋の両側、一段低くなって道路橋があります。鉄橋袂に保線用なんでしょうが階段があり、特に柵も無かったんで上ってみました。


眺めは素晴らしいんですが、黒磯方には憎い位置に標識が立っています。後で分かったんですが、黒田原には反対側の豊原方にお立ち台があるそうです。事前の調査不足・・・


そうとは知らず、更に黒磯方へ線路沿いに前進。上り線の鉄橋は昔の煉瓦造りの橋脚を残していますが使われてないようです。


鉄橋を過ぎて最初の踏切。線路はほぼ水平ですが、道路は橋の所を底に前後が坂になっていてしんどい。


ここで名タ発3087レの時間になってしまいました。直ぐ左を道路が走り建物が多くてこんな半端な構図。11:23でした。


日東工業のこのコンテナもこっちでは久しぶりです。この日は8072レも1070レも来ませんでした。1070レは土日ウヤとなっているんですが結構走ってることが多かったです。


反対側を廻って再び余笹川鉄橋へ。


11:50に3083レ。後方が整ってるだけに1両目の空コキがまさに画竜点睛を欠く状態です。(ずっと「がりゅうてんせい」と読んでいました、ATOKは偉い)
金太郎は運用上方転してエンドの向きは一定ではありませんが、1パンタの場合は前位・後位ではなく中央寄りのパンタを上げることになってるようです。


駅に戻って来ました。改札口から見たところです。手前は上りホームで、手前にも屋根は有りますが、跨線橋階段脇に柵があってこちら側には入れず。


跨線橋から郡山方を望んだところ。右端が貨物ホーム跡で、かなりの側線を抱えた立派な貨物扱い駅だった様です。


反対側の黒磯方。側線が途切れている辺りに構内通路があった雰囲気ですね。昔は踏切の向こうまで長い引上線があって貨車の入れ換えをしていたんだろうと思います。


と、まあ列車間隔が長いので構内を観察していたんですが、電車が来る直前になって鉄橋の所に忘れ物をしてきたことに気付き、再び20分掛けてやって来ました。
そう言えば、黒磯駅構内が直流化されると郡山方にデッドセクションが設けられるような事が言われています。そうなると、この交流電車はもう黒磯には入れなくなりますね。交直両用車か、ひょっとして水郡線・磐越東線と共用で気動車か・・・この区間とか上越線の水上以北とかは複線電化がもったいないくらいの列車密度です。


予定では、午後は宇タ以南のお手軽撮影地探しをするつもりでしたが、歩きすぎて気力・体力とも喪失。


14:22の7066レがここで撮った最後の列車。黒磯行きの電車に乗る前に3055レも撮れるか思っていたんですがダメでした。


でも折角の18切符、使わなもったいないで。延長戦に入って野木駅から上り方向へまた20分歩いて来ました。


17:20、突然の下り。帰って調べて見ると8095レと言うのが該当します。またしてもスジの引きもれです。


で、ここでの本命3050レは予想通り17:22に来てくれましたが、撮れたのはこんな遠くと、


走り去る格好いいコンテナだけ。


これ以上は無い、と言うくらい完璧なブロックでした。


もうアカンと駅に戻ります。途中、17:44に4088レ(たぶん)と


駅ホーム横で18:04に3057レをしつこく撮ります。もうこのくらいが限度ですが、眼で見た感じはもっと明るく感じます。人間の眼は凄い、と感心してお終いです。




















コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 三度富士山背景で軽金踏切へ | トップ | 今年も横田基地公開に »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

JRの高崎・上信越、宇都宮方面」カテゴリの最新記事