ＥＦ２００を格好良く撮りたいなぁ（後編）

なんでこない寒いんですか。もうエエ加減にして欲しゎ。
昨日も少しは暖かいだろう南に下ってＥＦ２００列車を撮ろうと思ったら、２本しかない内の１本が北日本の大雪で運休。やむなく強風を突いて近場へ。

途中、熊谷で２０９０レを撮れました。前日の夕方に秋田貨物を発ち、深夜に雪の上越国境を越えてきた苦労がコンテナに纏わり付いてますね。

今年は梅も全然ですね。陽差しの量は確実に増えて来てるんで、せめてこの風さえなければ。

本文は前回の続き。
サイドビューが特に好きなＥＦ２００を、ヒガハスみたいな場所で撮ってみたい。と思って湘南方面に場所を探しに行きました。まあ、ダイヤ改正後にはＥＦ２００が宇都宮タ位まで入ってくれると良いんですが（それも日中に）。いや、逆に東海道でさえ日中の運用が無くなる可能性も否定はできませんからね。

先ずは平塚の大船方にあるネットで紹介されていた場所に向かいます。途中、大きな踏切でアゲハチョウの幼虫みたいな電車。この後何度も出会いました。
紹介されていた踏切に到着、右手は墓地になっています。「東海道貨物線の撮影地ガイド」というサイトを参考にさせて頂きました、ありがとうございました。

相模川を渡って平塚駅に下っていく場所です。写っている電車は旅客線上り、目指すＥＦ２００の１０９７レは手前から2線目を通ります。アングルとしては大変良好ですが逆光です。

逆の平塚駅方向です。手前の貨物線には距離が少なすぎです。
旅客線上下線間には、鉄橋掛け替えに備えてか広い空き地がありフェンスで囲まれています。

そのため、順光で貨物線下りを撮ろうとすると、その空き地が障害となり不可能です。
諦めて最初にアゲハの幼虫を撮った踏切に戻って待つことにしました。踏切から平塚駅方を見たところ。旅客線から９°３０′クロス２連で貨物線を横切る線があります。光ってるので結構使われてるんでしょうね。

二宮駅山側です。貨物線との間に側線があって距離がありホームから順光で撮れます。欠点は背景でしょうか。

と、ここでまたアゲハの幼虫に遭遇。一灯点いていない整備不良車です。

続いて国府津駅山側です。何故か南武線？の電車が居ました。ここはちょっと間隔不足ですが、大船方の緩いカーブは良いカンジです。
あれっ２１１の幕車、、、ＪＲ東海でも未だ活躍中。「沼津」幕は往年の湘南電車を彷彿とさせますね。

国府津に居るＪＲ東海車は本線を走って来るんではなく、御殿場線を経由して出て来ます。

早川駅の大船方です。着いた時に丁度、下り線海側の留置線から上り線に留置車が渡って出ていくところでした。鉄橋絡みの構図は好きですが、ちょっと背景がゴチャゴチャし過ぎかな。

ここではマリンエクスプレス踊り子に出会いました、１２：３３です。信号煙管がど真ん中にあります。

かの有名な根府川鉄橋です。防風板が設置されてから人気が落ちてるそうです。

遂に静岡県に入って熱海です。撮り鉄さんが居るなぁ。おや、あの額の禿げ具合は
ああ、やっぱり９０１号機でした。１３：１０でしたが、この時間に上りの該当列車なし。９５０レが遅れていたんでしょうか。ランテックのコンテナが載っていました。
山が迫って熱海らしい、と言うか神戸市内の山陽本線にもこんな感じがあったような。
一見、併結作業かと思わせる光景。こちらに向かってくるのは伊東線からの上りで、直ぐのポイントで東海道線上りに移ります。手前はこれから伊東線に向かう下り列車。左は熱海止まりの伊東線ホームです。

高崎車ほどではありませんが、田町の湘南色ブロックパターン塗装もまあまあですね。このサロはトップナンバー。個人的には６５１を転用してこの塗装か、１５１擬きの塗装にしたいと思うんですが・・・

後部では分割作業中。手前が先発の伊東線方面、後が２Ｍ３Ｔの修善寺編成です。
伊東線ホームに伊豆急の電車が来ました。時刻表にあった通りリゾート編成が各停で使用されます。

伊東線ホームから大船方を望んだところ。２３３は東海道線下り電車ですが架線柱が多く撮影には不向き。

この車両で最終目的地、一駅先の来宮へ行きます。混雑していましたが後ろ向きの最後部は案外空いていました。

来宮に到着。一駅ですが熱海梅園の最寄り駅で結構下車します。右の２３１は留置中です。

さらに山側は新幹線が通っています。ここでは一番本数が多いです。
ホームから見た駅舎。ワシントン椰子が良いカンジですね。南欧風？ホテルカリフォルニアのジャケット写真はここで撮ったんとちゃうかという気がしてきます。
来宮駅ホーム伊東方。右が丹那隧道の入り口。東海道線の複線を挟んで両側に留置線があります。手前に留められると本線列車は熱海側しか撮れません。
こちらは伊東線のトンネル。この先は単線です。
接近警報が点滅してるなと振り返ると茹で蛸みたいな電車が。幅は狭いが長いホームで昔は長編成の列車が入線していたんでしょうね。
東海の確か３１３？だったか。東海の車両は最近の気動車も似たような顔つきで、歌舞伎役者みたいな顔だけ白というのがどうも好きになれん。
但し三島方は２１１が繋がってることが多いようです。
手前に留置され丹那トンネルが見えなくなったので大船方に貼り付いています。元東急車がこんなところにも。

この日四五回目の遭遇。踊り子は稀にこの駅で客扱いする列車もあります。
踊り子と留置車の同時発車。

もう少し長いレンズがあれば下り貨物が格好良く撮れそうなカンジです。
この日まともに撮れた唯一の貨物列車なのに中途半端な写真になってしまいした。１４：３７通過は５０６０レだろうと思います。

ちょっと珍しいのが載っていました。

帰りの電車から辻堂駅熱海方で撮り鉄されている方を見かけました。ここや藤沢駅熱海方にも柵の低い所があったので次回は調査してみたい。
が、改正までにはもう時間が無いんやけんどなぁ。

ＥＦ２００を格好良く撮りたいなぁ（前編）

ロシアに隕石が落下したそうですね、恐ロシア～。

と言う訳では無いんですが、
現役の電機で好きなのはＥＦ２００とＥＦ６４－１０００番台です。但し６４－１０００の大宮更新色、所謂牛乳パックは除外します。国鉄色より広島更新色の方がずっと良い。

ＥＦ２００は既に１号機が廃車、９０１号機を含めた２０両しかなく、吹田配置で２４.３ダイヤでは運用は西に偏っています。東京方にも来るには来るんですが夜が多い。

数少ない日中の運用を効率よく撮ろうとすると東京貨物タ－川崎新町辺りを約１０分で雁行する１０９７レと２０９９レと言う事になろうかと思います。
東タ－浜川崎間はほとんど高架か地下で撮影は不可能、となると浜川崎－川崎新町に限られてきます。「東海道貨物支線貨<wbr></wbr>?客併用化整備検討協議会」の自治体や学識経験者が特別列車を仕立て羽沢－東タ－高島と視察したそうで、その車窓動画が神奈川新聞のＨＰに出ていました。上の写真は浜川崎駅ホームから川崎貨物方を望んでいますが、直ぐ先で高架になっていました。

浜川崎のホームは安全に列車が撮れる良い場所ですが、障害物が多く視点が限られる事と、線路が近いため小生が一番ＥＦ２００が格好良く見えると思う側面主体の構図には向いてないのが欠点です。

次はこの付近の有名撮影地、渡田踏切です。が、ここは上り列車を順光で撮るための場所で、下りには産業道路と首都高が覆い被さり窮屈です。
こちらは川崎新町の尻手方にある小田第三踏切。ここも上り列車向きの場所です。
その上り列車も上のように奥の線か手前の線か分かりません。
下り列車は一番手前の線と決まっていますが、近すぎます。順光で側面主体にするとこうなります。この時は９０１号機だったんですよ。
まあ、これはこれで好きな一枚なんですが、やはりもうちょっとスッキリ撮れんもんかと再度川崎新町－浜川崎間を歩いてみました。

ここまでの写真は総て再掲でFINEPIX－S2500時代の写真が中心です。ここからが先日撮った分。

尻手で南武支線電車を待っていると、駅撮り中の撮り鉄さんが数人。ん、次位に赤いのが・・・

初めて実車を見ました。後で見たら北海道へ回送中だったようです。前照灯（と言うより標識灯に近い）の形状や手摺りの大きさから入れ換え特化型で本線での列車牽引は考慮されてないような気がします。非電化区間の小運転は誰が引き継ぐのか気になります。

川崎新町駅横の小田第三踏切から東タ方向を見ています。根本が錆びた鉄塔の先が川崎新町駅ホーム。下り列車は一番手前の線路を来るんで午前中順光ですが撮影には不向き。

踏切を渡って反対側から。手前から上り線①、浜川先行き電車がホームに入る線、上り線②、下り線の順です。上り線①は武蔵野線から、②は東海道線からと決まっていると良いんですが、実は尻手方に渡り線があり武蔵野線からの列車でも早めに②へ移る列車があります。
ここなら下り線に少し間があるんで曇っていれば良い角度で撮れそうです。
踏切から少し尻手方に行った所に小さな公園があって、その脇に反対側へ潜る地下歩道の入り口があります。フェンスの少し低くなった所から撮ってました。
ケーブル覆いが目障りなんでよじ登って撮った絵です。曇っていればなかなか良い構図で撮れそうです。

丁度後から上り列車が来ました。１２：４５通過は秋田貨物発２０９２レだと思います。

川崎新町から浜川崎に向かう途中の川崎新町寄りは線路沿いが公園だったり植え込みだったりして線路際に行ける所が何カ所かありますが、どこも２ｍ近いフェンスがあり脚立が無いと撮れません。フェンスにビデオを固定しリモコンで動画を撮ってる方を見かけましたが良いアイデアですね。


浜川崎に向かって最初の踏切です。奥が浜川崎ですから一番右の線が下り線。
小田第五踏切とありますが、実はもう一つの踏切と合体しています。
上り単機が来ました。機関車が通過してる辺りがもう一つの踏切。中間の三角地帯にはコンビニがあります。

そのコンビニ前から反対側を見たところ。踏切を交点に二本の通りがX状に交差している感じです。以前の記事にも書きましたが、反対側の三角地帯にはバス停かあります（臨港バスの「小田踏切」）。

こちら側が本家「小田踏切」。

小田踏切側から浜川崎方を見たところ。踏切形状はおもしろいですが、下り列車撮影には不向き。

結局、次に安心して線路に近づける場所は渡田踏切ということになります。倉賀野からのエタノール輸送は４０７４レだと思います。この列車はちょうどこの付近で桃が牽くタンカー５７６３レとすれ違います。

上の写真で背景に写ってるマンションの脇にあるフェンスに行ってみました。ここも敷地内で私有地ですね。フェンスが高いので６０Dのバリアングルモニターを使っての撮影です。下り線は中央の線になります。

やはり公道から撮ろうと、渡田踏切の反対側から逆光覚悟で下り列車を撮ってみました。

光線状態よりも背景が良くないですね。踏切の障害検知器が異様に多いです。
逆に上り列車は曇っていれば良い角度で撮れそうです。但し、上り列車は手前の線を来るんで近すぎるかな・・・

この日の収穫です。１４：３０に浜川崎のホームから撮ったので１１５７レだと思います。コキ５００００も結構若番です。

結局、曇っていればちょっとは良いかなという場所しか見あたらなかったので、ヒガハスみたいにスッキリ撮れる場所を求め次回は湘南方面に行ってみます。（続く）

秩父鉄道の石炭列車

※文中の石炭列車の記載に一部誤りがありましたので平成２５年２月１７日に訂正しました。


以前も徳島南部農協の「舌鼓」を載せましたが、これは材木屋さん？の製品。椎茸栽培は農業ではなく林業なのか。

もうひとつ鍋の具、豆腐も徳島産でした。地元じゃ当たり前の商品化もしれませんが、埼玉のスーパーで売っとんが凄い。

リンク先の身内のブログで阿波弁の話を載せています。「あるでないでぇ」「かんまんけんなぇ」・・・

本文は久々に今年の話、また秩父鉄道です。
実は昨日からまた電機牽引の客車列車が運転される情報をクラマロ様から貰っていたんですが、昨日は出勤だし今日も用があって見合わせです（なぜか祝日は走らない）来週・再来週も走るんで一度は行かないと。

ダイヤ改正まであと一ヶ月、せっかく貨物の時間が分かってきたのにまた最初からやり直しかぁ・・・

最近ずっと土日も運転されてる上りタンカーです。貨物時刻表には該当列車がありません。熊谷通過は１０：１４頃だと思います（日によってはかなりノロノロ運転）
この日は上のタンカーを撮って移動中、素晴らしい光線状態のなかで雪塗れの遅れあけぼのをアホの様に見送ってしまいました。傷心を癒してくれた９０１号機です。
武川に着いて熊谷方に移動中背後から来ました。この日は中央快速色も動いていたようです。
お目当ての石炭列車がやって来ました。この写真で１２：１８です。
格好いいですね。デッキ付き箱形ＥＤ機、昔は東武にも似たヤツが居たそうです。
扇町でデーテンに牽き出された石炭列車が終点の武州原谷に向かいます。※訂正、この石炭列車の終点は武川－熊谷貨物ターミナル駅間の支線内にある工場だそうです。武川方からしか入線出来ないので熊タから一旦武川まで行きスイッチバックして入るそうです。
続いて１２：２５今度は石灰石ヲキ列車が来ます。
さっきの５０２号機と小生には見分けがつきませんが、番号が離れているところ見ると別形式なんでしょうね。

これも秩父名物。昔九州に居たセラやセムをボギー車にしたような貨車です。
最後尾はコアラ顔のヲキフ。鉄ピクアーカイブス２４「貨物輸送１９６０～７０」には東武のヲキフ１の写真が載っていました。石灰石輸送をしていた鉄道ではどこでもこういう車両があったんでしょうか。

１２：４３には石炭列車の返空が来ます。また５０２号機、まさか武州原谷まで往復してきたとは思えないんで、武川で機関車交換してるのかもしれません。
※返空ではなく、熊谷貨物ターミナルから一旦武川に至り、機廻ししてからスイッチバックして武川－熊タ間にある工場に入線している様です。

ＪＲ線内は２０両編成ですが、熊谷貨物ターミナルで二分して秩父鉄道線内は１０両。
手前の線路は熊谷に向かう本線、石炭列車は左に分かれて熊谷貨物タに向かいます。
急行ロウバイ。蝋梅を知らないと狼狽する・・・この日は天気が素晴らしく良かったのでピクチャースタイルを「ベルビア」調にしてみました。
１３：０５、少し移動して熊谷貨物タから来る列車を支線の方で撮りました。
機関車次位にヲキフが繋がっています。と言う事は固定編成で運用されていてヲキフは常に影森方に付くようです。

ヲキの影。中間にもヲキフが見えます。返空は２編成まとめてなんでしょうか。
ここは右手が小さな牧場でのどかな良い場所です。
以前はこればっかりだったのに東急勢に押されて数が減った気がする元三田線車。東急車は座席が全くダメですが、この元三田線車は逆に素晴らしく良い座り心地です。
１３：３２発の上り石灰石列車。発車前に構内で入れ換えをする汽笛が聞こえていたので、やはり武川で機関車交換しているのかもしれません。
この機関車は今までのと比べライトケースや台車の形状が明らかに違っていますね。
壮観です～。積車でも中間にヲキフが入ってますね。
武州原谷にも行きたかったんですが、この日はこの後２１１を撮りに行きました。ずっと一人でしたが入れ替わりに３人の撮り鉄さんが来ました。皆さん元１０１狙いのようです。
クマギョウで２１１撮影。

電機牽引客車列車とセットでもう一度武川、更には武州原谷に行こうと考えています。

年末年始に駅のホームで

ＥＦ２００を撮ろうと休日お出かけパスの南限を越えてまで進出しましたが、会えませんでした。帰ってからＪＲ貨物のＨＰで確認すると２月２日札タ発３０８４～１０９７～３０７７は終点名タで＋３時間５２分予定・・・

顛末はそのうち報告シマス。今日は節分で風はありましたが陽差しは春らしくなりましたよ。豆とは関係無いんですが、
年末に女房が東京駅で買って来ました。スカ線電車？を模した箱に入っています。
側面も含め結構丁寧に描かれた箱ですが、塗り分けはどう見ても１１５系。立川辺りで売るんならええんですが・・・
本文は未だに年末年始の話。ホントはもう一話あるんですが、今回で一旦終わりにします。

こら何やぁ？。カシオペやぁ！と、この列車が出る度に言ってます。初詣に行く途中、２１１を撮りましたが、浦和で通過列車の放送がありホーム端には大勢の撮り鉄が居たんで小生はずっと離れた場所から。

このメタボリックな肥満車体はサンライズを真似たんでしょうか。
あとで大宮方ホーム端に行ってみましたが、確かに人気があるのが分かります。左側の湘南新宿ラインが走る貨物線に比べ電車主体の本線は勾配がきつくなっています。３００㎜くらいあれば迫力ある写真が撮れそうですね。

その貨物線は３月改正に向けホーム新設が最終段階に入ってます。これが出来れば浦和駅高架化工事も完了です。

肝心の初詣は都心にある四国縁のこの神社に毎年お詣りしています。
午後まで時間があるので先ず四谷に来ました。
年に数回、立川にある事業所へ行くときはここで乗換するんですが、一度撮って見たいと思っていたのです。

実際に構えて見ると障害物も多く期待ハズレ。
最初狙ってたのはこの方向。やっぱり２００㎜以上欲しいです。（この写真を含め約１.５倍にトリミングした写真が多いです）

ホームの広告。好きでね、行きたいやけんど高すぎぢや・・・
立体交差の見本の様な区間。丸ノ内線が来ていたら完璧だったんですがね。
今度は新橋の品川方です。ここも前から気になっていた場所です。

とは言え、山手線１１両化の際に無理してホーム延長してるので危険です。列車番号が９千台になっていますが、年末年始は日中も快速運転しないのでそのせいだと思います。
ズラッと電車が並ばんかなぁと思いますが、なかなかそう上手いこといかん。
ネットでは後継？２３５系の名前を見かけました。２３１は確かJRでは初のワイドボディ四扉通勤車でしたね。

ホーム端は運転士さんに迷惑だろうと思い、中程に移動しましたが駅撮りなんてしてる限り大差ないかも。

この狭さですよ。

続いては有楽町の品川方です。新橋に比べアップダウンはありませんが大きなカーブで編成全体が写ります。

同じようなカーブなら川口の方が良いですね。

東海道に比べ車種が多いし。

有楽町は東海道線はホームが無いので、昔から東京駅発着優等列車の撮影場所だったようで、古い写真を趣味誌でよく見かけます。

２３３は２３１に比べ内装も良いしおまけに顔立ちも良いです。
ホームから国際フォーラム方を。さすがは正月、人も車がほとんど居ません。
次回は今年の事を載せます。