徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

水戸線、川島駅の引き込み線跡

2011-07-24 20:12:36 | 関東近郊、JR特定線区外と私鉄

もうすぐ帰省です、わくわくしますねぇ。今年も未乗区間を寄り道して帰ろうと思案中です。こういう時が一番楽しいです。全くの空想ではなく近く必ず実行される計画を練るというのが良いです、全くの空想では気合いが入りませんからね。

週間予報を見ると台風が過ぎた後、快晴ではなく曇りがち。もう決めてるんで雨が降っても帰りますが、やっぱり徳島はスカッと晴れた青空が見たいですね。

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先日、下館に行く途中眼にした川島駅の引き込み線跡。この区間はもう3往復ぐらいしていますが今回初めて気付きました。

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関鉄の元キハ30を撮った後、夕方の真岡鐵道DE10の回送列車までだいぶ時間があるので寄ってみました。写真奥が小山方、右手の引き込み線跡があります。

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電化された引き込み線だったようで架線柱が残っているので気付きましたが、そうでなければ車内からは分からなかったと思います。

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何やら工場らしき建物が見えたので先ず下館方に行ってみます。

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ヒタチ・ケミカルと読めますね。ヒタチは日立か常陸かは不明です。

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傍の踏切にはこんな看板が、、、

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先の方はほんとうに通り抜け出来ないのか。左手はコンクリートパイルの置き場でケミカルとは関係なさそうです。

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渡って行くと3本くらいの側線が草に隠れています。

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渡りきって振り返ったところ。夏の夜なんて絶対来たくない場所ですね。通り抜け出来るかどうか確かめもせず駅前に戻り今度は小山方に行きます。

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遠くにセメントサイロが見えました。引き込み線はあそこに繋がっているに違いないと勝手に結論づけます。

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水戸線の踏切を渡って反対側に出ると、駅から分岐した引き込み線の踏切跡があります。

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鉄道沿線によく見られる蔓系の繁殖力が強そうな植物に覆われています。このごっつい植物はなんというのでしょうか。昔はせいぜいセイタカアワダチかススキでこんなの無かったです。

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道路の反対側には日本コンクリートの工場があります。

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奥の方に架線が見えます。引き込み線の架線が残っているようで、ここだけ見ると現役のようです。

更に先に進みましたが、この会社の立派な社屋はありましたが引き込み線跡には行けそうもないんで引き返しましました。

帰ってからネットで調べると既に多くの方が記事にされており詳細はそちらをご覧頂くとして、かつて秩父鉄道からセメント専用列車が来ていたそうです。

ここで国土地理院HPより

http://archive.gsi.go.jp/airphoto/ViewPhotoServlet?workname=CKT804&courseno=C7&photono=7

1980年の写真です、200dpiで見ると川島駅から分岐した線路が左手の川(鬼怒川です)に沿って北に延びています。線路沿いに積まれているのはコンクリートパイルではないかと思います。この当時は建設ラッシュでビルの基礎工事に大量に使われていたと思います。

それとは別に河川敷の方に伸びる線路跡のようなものが見え、その先にはヤードの跡(あるいは造成中か)ではないかと思われる部分があると思いませんか・・・

他の年の写真も見てみましたが確認出来ませんでした。

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駅に戻ってきました。右手の駐車場は昔側線が並んでいたんでしょう。

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上の写真と反対側、下館方を望んでいます。左手にコンクリートパイルが積まれていますが、ここも日本コンクリートの用地でしょうか。

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コンクリートパイル積載用貨車というとシキ900というのが「国鉄客車・貨車ガイドブック」(2代目)に載っています。ウィキで見ると1輌しか作られなかった様ですが、もし量産されていれば全長21m以上の貨車にパイルを満載してここの側線に並んでいたかもしれません。

実際にパイルが鉄道輸送されたかどうかは分かりませんが、あったとしたら2輌跨ぎするしかなかったと思います。

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ホームで久々に琺瑯の表示板発見。

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駅名表示はすっかり新しいJR仕様に変わっていますが、この手の表示板は未だあるんですね。

この後、下館に戻ってDE10牽引の客車列車を撮ったのです。

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下館駅を挟んで内燃動車撮影

2011-07-17 21:21:05 | 関東近郊、JR特定線区外と私鉄

暑いです、夏は狂ったように暑くなる熊谷に近いのでほとんど同じ気温です。徳島にいた頃は35度以上の気温はそうそう無かったと思います。やはり海の近くはいいなぁ。徳島は今年2つ目の台風が来そうですね。

先日、水戸線下館駅から出ている真岡鐵道と関東鉄道で気動車とDE10を撮って来ました。

先ずは真岡鐵道久下田駅。前回、真岡まで乗ったときに良い駅だなと目を付けていました。

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下館方が緑の切り通しの様で良いカンジです。ここで真岡からSL列車を回送するDE10を撮ります。狙う回送は写真の気動車と逆向きなので先の方の踏切に移動します。

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これがその踏切です。緑が溢れんばかりですが車の通行量は結構あります。

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回送列車が久下田駅に差し掛かっています、時刻は9時45分頃です。

Photo

これがこの日のベストショットですわ。いつも欲張ってもう少し引きつけてあげくは押し遅れるか動態ブレになるんで早めにしました。

この後、予定では次の列車で下館に出て関東鉄道のキハ30を田圃の中で撮るつもりだったんですがダイヤを読み違えてその先の予定は大狂い。

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失意のまま一本後の列車で下館に向かう途中樋口駅で先ほど回送されたC12が営業列車としてやって来ました。主にケータイですが大勢の人が写真を撮っています。

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回送担当のDE10はC12が真岡まで往復してる間下館で半日休憩。で、小生も夕方の回送まで関鉄の元・キハ30を撮ります。

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関鉄の気動車。営業状態が良いのでおもしろみは無いものの立派な車両でかなり頻繁運転。当初予定では大宝駅至近の田圃で撮るつもりでしたが、仕方なく途中交換する黒子駅に向かいます。

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交換の元キハ30、なんとも情けない構図になってしまいました。

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諦め悪く走り去るところをもう一枚。

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この黒子駅は構内両端がスプリングポイントで

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特にポイント操作せずとも列車交換が出来る仕組みです。写真右手にはバラスト積み込み設備と

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他にも側線と貨物ホームの名残があります。

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さっき交換した元キハ30は下館で直ぐに折り返して来るので、今度はまともに撮ろうと場所探し。

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スカートが追加されてるせいかどうもキハ30らしくない。やっぱり筑波山をバックに田圃の中で撮りたかった・・・

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最後にもう一度農業倉庫。こういうのも大好きです。

この後再度下館に戻り暫く別の所へ行って時間を潰し夕方の回送を待ちます。

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夕方は帰りの電車のことも考え下館駅近くのカーブにしました。これはピントが手前の蜘蛛の巣に合ってしまいました。

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C12が真岡から還って来ました。この後C12は後部に廻りずっと待っていたDE10が先頭に立ちます。

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真岡鐵道は客車が50系というのも良いですね。オハフではありませんがテールランプが似合っています。

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ここは水戸線と分かれた直後の三角地帯で、踏切の音に振り返るとこの線では珍しい501系でした。狙ったとおり最後尾を架線柱に重ねることが出来ました(ウソです)

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本命が来ました。こうして見ると平成じゃないような気がします。

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やはり国鉄色には茶色の客車が似合います。SL運転日にはこの列車が気動車に替わって各停として客扱いします。

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C12は最後尾にぶら下がって塒(←これでネグラと読むそうです)の真岡に返ります。

明日は海自・館山基地が公開されますねぇ。今年は基地関連の行事がほとんど中止になっているので貴重ですが館山は結構遠いんで迷っています。

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続・黒磯駅に行って来ました

2011-07-10 20:28:09 | 関東近郊、JR特定線区外と私鉄

時々覗いている鉄道ファン誌のHPにキャノンフォトコンテストのお知らせが出ていました。毎年この時期は「鉄道のある風景写真」フォトコンやタムロンのフォトコンも募集が始まりますがキャノンは賞品が良いので応募してみたいなとかねてから考えています。ですが去年の入賞作を見ると半端無く皆さん上手い。流し撮りが多いですね。技術的にも構図的にもとても適いません、ちょっと最初の勢いが消えました。

さて、前回は電車の話ばかりでしたが

黒磯と言えばやはり交直切替に伴う機関車交換です。

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当日最初の列車は3085レ(たぶん)、もとより金太郎君なんでそのまま出発。

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この列車には5個か10個しか無いらしいコンテナ50周年記念塗装が載っていました。

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続いて到着したのは4089レ(たぶん)、桃太郎なので金太郎に交換です。

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編成から解放された桃太郎が一旦郡方まで引き上げ宇都宮方の青組溜まり場に戻ります。

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途中、ここからの仕業に就く金太郎と同時発車して暫し併走。

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ホーム手前で分かれます。

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連結完了。

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側面の仙貨の区名札が東北の入り口まで来たことを物語っています。

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こちらは3083レ(たぶん)。金太郎の通し運用ですが機関士が交替。直流区間は2パンタで来ましたが、

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一旦全パンタを降ろします。

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真っ暗になった車内から機関士さんが降りて来て交替。

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その間に架線は交流に切り替わり、1パンタになって出発。

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何だか他のと顔つきが違うなぁと思って後で見ると一号機でした。もっとちゃんと撮るべきでした・・・

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とうとう降り出した雨を突いて3055レ(たぶん)が到着。ホームには見学してる親子連れが絶えません。

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直ぐさま開放。

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午前中と同じようなシーンが展開されて金太郎に交替。

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良いですねぇ一家揃って鉄見学、羨ましい・・・

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みちのくに向けて出発。最近、反射円盤じゃなくてランプ式のテールランプをちょくちょく見かけます。円盤よりぜったい良いです。

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15時を回って雨がひどくなり屋根のない所では撮影不能です。列車は3050レだと思います。小生は後ろの通運会社のコンテナに眼を奪われていましたが、

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この21号機は母子連れの歓声で例の東北支援ステッカー車だとやっと気付きました。

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上り列車では金太郎が青組陣地に引き上げます。

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入替信号機の下の表示が右の線路に通電されている電気の種類を表示しているようです。

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先ほどの母子連れが撮ってるのを見て反対側は別ステッカーだと分かりました。小生よりはるかに精通されています、お陰で何とか撮ることが出来ました・・・ありがとうございました。

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3番線と4番線の間の機廻し線を通ってサッサと赤組陣地に引き上げ。

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ここからは65が担当です。3055レもそうでしたが50番台は66とか210が牽引かと思ったらそうでもないんですね。

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コンテナ満載、しかも後ろ半分は大型コンテナばかり。いやぁこういうのも大好きで瀬戸の編成作り終えたら今度はコキ列車じゃなぁ。

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夕方は上り貨物が集中、3060レだと思いますが今度は901号機。文字はメタリックブルーでしょうか。

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側面文字は普通ですがメーカーズプレートが違いますね。落書きもあるようだし。

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この列車は210に交換。後ろがスカスカで寂しい。

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更に外側にもう一本到着。

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4088レだと思います。この日は遅れていましたが遅れながらも順番通り到着しているものとして番号を表示しました。いやぁ張りこんで貨物時刻表を買った甲斐がありました。

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この列車も機関車交換。

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これも本日初登場の66、しかも100番台ですよ。

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このままいると大河ドラマが見られなくなるので引き上げました。一日楽しめますが何と言っても遠い。18切符が出たら丁度良い距離なのでそのころまた行こうと思っています。

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黒磯駅に行って来ました

2011-07-03 21:52:00 | 関東近郊、JR特定線区外と私鉄

この週末は上越線で蒸機が重連運転されていて、さらに昨日は信越線横川へもD51+旧客を運転してC61+C57+ばんえつ客車と高崎同時発車という過剰な演出。NHKニュースでも放送されていて「あんたも行ってたんじゃないの???」と仕事に出たのに信用されませんでした。

最近は週末となると雨模様が多い。梅雨だから当たり前ですが、田圃の中で傘を差して撮るほど酔狂でもないので上越線は諦めて駅撮り出来るとこに。新川崎と迷いましたが降りたことない黒磯にしました。

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宇都宮で乗り換えの時撮りました。この前撮った国鉄色キハ40が今日は2輌とも運用から外れているようです。

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西那須野からは新幹線高架に沿って走ります。いや、新幹線が東北線に沿って敷設されたんですが。

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宇都宮-黒磯間は朝夕の宇都宮以南直通列車を除き211系5両編成。高崎線の付属編成に使われているヤツで号車番号は11~15号車、両毛線を通って出て来てるようです。

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昔ながらの緑幕。231系ではデジタルで線名と行き先が交互表示されるようになりましたが、211系までは地の色で線区を分けていました。高崎線は白地に黒(紺)文字です。211も先頭貫通扉上の表示はほとんどデジタルになって幕のままの車両は稀少になりました。

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211系付属の5両編成には一部パンタを増設した車両があります。両毛線の霜取り用だとおもいます。

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211系の話が長くなりましたが黒磯着。関東ではここまで来ないと見られない交流専用電車が黒磯だと証明してます。

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郡山方の交流区間用機関車の溜まり場。とはいえ交直両用機ばかりでED75はもうこの辺にはいないようです。

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郡山方が赤組ならこちらは青組の宇都宮方。65・66・210と平坦区間用直流機はほとんど揃っています。

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自宅からスイカで入ったままなので一度外に出ました。駅舎は新幹線高架下にあるので新幹線駅のようですがホームはありません。右端の木製扉は皇室用ではないかと思います。

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一番線ホームにもこういう扉があります。ウィキによると那須御用邸最寄り駅ということだそうです。

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そのせいかこういう部署もあります。

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駅前。TOYAは漢字では東野だと思います。昔、西那須野から大田原を経て黒羽という所まで東野鉄道があったのでその末裔でしょう。

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なんとなく避暑地への入り口という雰囲気です。

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黒磯は島式ホーム2本と本屋前1本の3面5線のホームとホームのない貨物線が1本あります。各ホームとも昔は長距離列車が機関車交換で停車していたので長いホームが残っています。

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一番外側の4・5番ホーム。4番線は郡山方面への電車が発着、5番線は上り貨物が主に使用しているようです。

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15両対応と思われるホームに日中は2両編成がちょこんと停車。右の到着下り貨物は3083レだと思います。下り貨物は日中2番線に入ります。

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交流専用電車701系、だと思います。今は寝台特急以外黒磯を挟んで運用される旅客列車は無いんですよね。黒磯から先数駅はまだ栃木県なのでどの列車も平均5人位は乗り継ぎ客がいました。

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小さいながらも交流らしい屋根上。

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夕方、4両で来た721系。

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側面だけ見ると半蔵門線に入ってくる東急の電車に色がそっくり。

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一方、直流方は日中211系ばかり。宇都宮から来る下り電車は改札口に直結してる1番線に着いて、そのまま折り返すので

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上り電車はいくつものポイントを渡って上り本線へと進みます。

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今は無停車で通過する列車が無いのでこれでも良いんでしょう。

続きます。

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