徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

過去最高の状態だった秋の蒲須坂

2014-11-30 19:38:09 | JRの高崎・上信越、宇都宮方面


ここに来たときはこの列車から。この日は8:16に来た8051レ。8千台の所謂設定臨ですが小生が来るときはいつも走っていて積載率も良好です。

この日2個載っていた大同化成工業のUT1ポリアクリル酸ソーダ水溶液専用。ちょっと検索してみたんですが同じ名前の会社が2社あるようでどちらか分かりませんでした。

味の素の調味液専用UT4Aも2個載ってました。急行越前様のブログでは東タから継送されて3055レで北海道に向かったのが以前出ていましたが要は東京以外のどこかと北海道を東北本線経由で移動してる様です。

さて、ご覧下さい、この日の蒲須坂は荒川沿いの田圃です。もうほとんど稲刈りは終わっていて天気が良いんで遠くの山並み期待で来たんですが、何枚か刈り取られずに残っていて正にこの日が刈り取りの日だったようです。

黄金色の稲穂の向こうを行くのは8054レだと思います。きれいに整った編成はポテト臨の証か。

重そうに頭を垂れる稲穂。昨今、ここまで田圃で完熟させるのは自家用米でしょうか。確かこの辺の田圃は麦との二毛作で田植えが遅かったんですよね。

今年5月の写真です。田植えの終わった田圃の中に3枚ほど刈り入れ寸前の麦がありますが、その後に植えられた稲が今丁度刈り入れの時期なんですね。

9:04に来たのは3078レだと思います。コンバインが来たので目の前の田圃が刈り取られるのかと思いましたが右側の田圃でした。気を遣ってくれたんならありがたいことです。

9:14の8179レ。これも八千台でかつ夏場も運転されてる列車です。東北本線は青タキが多いような気がします。

雲一つ無い青空も良いですが、これくらいならあった方が良いですね。今頃は那須連山も白くなってると思います。

金太郎が来ました。やはりこの風景では赤は抜群に映えますね。列車は9:24なんで8068レか。

土手の方は未だ夏が残ってるような感じで変な取り合わせです。この日は鉄橋袂にひとかた、横浜ナンバーで大阪弁の方でした。

9:46下りは大タ発の4089レでしょう。

同列車のUM21A38004。前に黒磯駅で上りに載っているのを見たことがありますが返空でした。所有者は日通の様ですが側面には神鋼なんだらと書いてあるので関西方面から東北へ鋼材を運んでるんでしょうか。

この辺では緑が多くて季節感が飛んでしまいます。列車は9:55の3086レ。

この165系の生まれ変わりも日光線からは消えましたが新前橋の車輌が通っています。座席の座り心地の良い電車で往年の東武の車輌の座席を思い出します。

6096レは相変わらず荷がありません。時刻表で見ると小牛田始発になってるんで収穫期ならコンテナ満載と期待しましたが・・・空コキすら牽いて無いと言うことは下りもそうなんでしょうか。「単」とは付いて無いんでこれが正規の姿ではないと思うんですがね。

10:38のこの列車は名タ発の3087レだと思います。

日東工業の無蓋コンテナが常連だったんですがこの日は無し。

10:50に来た上りは該当列車無し。トンボが併走中。

11:09は百済発3083レでしょう。

積載率のよい長い列車は見ていて気持ちいいです。この列車にも東芝の虹コンが載ってますね。

12:13は94レ。17分の時もあってどっちが定時かわかりません。いわゆる原色なのに、この時は小生一人でした。

ずっと貨物がなくて13:43にやっと3054レ。この時間ではもうこちら側ではダメですね。

と言いつつ14:05の3055レも未だこっち側で撮ってます。さすがにこの列車を最後にして移動。

見えますか、畦を歩くとイナゴがバタバタと大量に飛び上がって来ます。

途中のコンビニでいつものようにお握りとお茶を買って蒲須坂踏切へ来ると大型三脚が三基。何んか来るんやろなぁと思いつつ遅い昼食してると重装備テツは更に増え踏切は異様な雰囲気に。一旦停止する車が何事かとビックリしてるようでした。来たんはこれじゃ。

クロネコ号3050レです。60D+キットレンズで手持ち撮影じゃ高級機材の砲列には入って行けませんよ。

途中で3050レに抜かれた4088レが直ぐに来ます。夏は良い場所だと思っていたんですが、この季節夕日が当たってあんまり良うない。もっと広角気味撮らんといかん・・・

7066レが来んなぁとカメラを構えたまま駅の方にゆっくり歩いて行ったら、駅に着いても来ず。改札手前で通過放送が入り結局跨線橋から撮影。
この後、1時間待てば3058レがありますが定時に来るか分からんし、丁度快速もあったのでこれで終了しました。





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留萌から増毛に寄って新千歳空港へ(北海道遠征5)

2014-11-23 22:58:32 | 北海道


今日は温い一日でした。この季節、日だまりは極楽ですよ。

ベランダの棕櫚竹を中に入れました。この夏は良く育って狭いウチは大変です。

丁抹王室御用達の陶磁器会社の素敵な和食器?この青は同社のシンボルカラーのようです。実に良い色ですが急須はどんな気持ちでしょうか。

ダラダラと引っ張った北海道の記事も今回で終わります。

この日使った切符です。行きの切符は大宮→増毛の通し切符でした。前回書いたとおり、増毛が無人駅なんで留萌で買うつもりが到着時は営業終了、翌朝増毛に行く時刻も開いていません。

で、上りの停車時間で乗車整理券を見せて発券して貰いました。いやあ苦労しますよ。

小松島西高も出たんかいな。

後ろの蛇の鱗みたいなんは何やろ・・・キャラクターの名前からたぶん数の子を表しているんだと想像します。数の子・鱈子・イクラと魚卵は嫌いなんで想像出来ませんでした。
早朝の全くひとけの無い待合室でヒグマの剥製だけじゃなくて、こいつが居たんで何か救われました。

駅員さんも未だいないので勝手にホームへ。広いホームです。

ホーム端から深川方を見たところ。下り始発は向かいの2番線からのようです。

2番線はほとんど使われてないような感じ。

跨線橋から見た海側というか増毛方。駅舎よりの1番線はそこそこ使われて居る様ですが中線は先の方で切れていますね。

深川方。両側に側線群があった感じです。

ホーム屋根が凄いです。今は番線表示もありませんが、昔は3番線もあったんでしょう。

その証拠にレールは未だ残っていました。

水飲み場も残っていました。

ああ、やっぱり待合室のキャラクターは数の子やったんですね。

今はススキが茂るばかりですが、昔は羽幌炭田からのセキが並ぶ側線群があったんだろうと思います。ウィキで見ると羽幌線のほかに天塩炭鉱鉄道というのも同駅に繋がっていた様です。

またしても朝日新聞社・世界の鉄道からです。D51をバークシャーにしたD61の全機(と言っても6両)が活躍する線としてよく趣味誌に出ていました。

これから増毛まで乗る下り一番列車が到着。やはりゴーヨンです。

昨日は混んでいたんで車内が撮れませんでしたが、今朝の車輌とはちょっと作りが違っていて真ん中辺に小机の付いた席がありました。

この車輌の椅子は0系の発生品。肘掛けから出す小テーブルは健在でしたが、さすがに灰皿は出て来ませんでした。たしか予土線の0系32型も北海道から座席を取り寄せてるんでこの車輌用の予備品かもしれません。

右は上り一番列車。結局この線はゴーヨンだけの運用の様ですね。

乗客は小生一人。車内があったかでほっとします。暖房が入っとんですかと聞いたらエンジンの熱ですとの答え。この車輌は2エンジンなんで特に熱いとのこと。夏は大変だろうな。

扇風機にはJNRマークが残ったままです。って見えないですね。

発車して直ぐに海に突き当たり左に曲がってずっと増毛まで海沿いを行きます。

海岸段丘と海との間に線路と道路と家が犇めきます。

昨日も何度か見ましたが、この線はこの手の駅舎(いや待合室か)の宝庫ですよ。

途中駅で首からカメラを提げた青年が乗って来たんでどこか沿線の民宿にでも泊まった乗り鉄かと思っていたんですが、なんと2駅くらいで降りてしまいました。本数が少ない線なので言ったり来してる全駅制覇狙いでしょうか。

終点の増毛に到着。これ以上は無いと言うぐらい簡素な終端駅。

駅舎とホームが妙にずれてますが、元は違う配置だったんでしょうか?

わずか9分での折返し。トイレに行っていたら時間が無くなり運転士さんが呼びに来てくれました。いやはや申し訳ないことをしました。上りは小生他にも2名の地元客が乗っていました。
で、結局駅名標を撮らずじまい。予土線の半家駅と並べようと思っていたんですが・・・

「学校」踏切を通過中。

上りは昨日留萌駅で替えなかったので未だ乗車券を持っていません。このまま新千歳空港で精算することも考えましたが、この先深川-滝川間では特定区間特急券を使用するし運転士さんの勧めもあり留萌駅停車中に営業開始した窓口で購入しました。

窓辺の女性は昨日の夕方もあそこに座っとったなぁと思ったら、どうも人形の様です。映画のロケ地として使われた様です。

留萌線の駅も味わい深い駅が多いのは前回も書きましたが、留萌を除くと唯一の交換可能駅の峠下やここ恵比島駅が特に良いですね。恵比島駅のこの建物も一目でもと車掌車と分かりますね。(ワフかと思っていましたがウィキで見るとヨでした)ちなみに同駅から分岐していた元・留萌鉄道のキハ22が今もひたちなか海浜鉄道に居ます。
この辺で電池が切れてFINEPIX-S2500の写真はここまで、以下はビデオの静止画でお送りします。

峠下駅進入時から。交換のゴーヨンがチラッと写っています。

必ず扉が付いてることや屋根の雪止め?が北国らしい設えです。

「いもしあ」駅は映画のロケ用であしもい駅らしいですね。恵比島駅の建物全部に古びた板を貼り付けてそれらしい雰囲気を出したのをそのまま残してるそうです。

車掌車改造の建物は便所と表示がありますが本当か・・・

朝のピークを過ぎた辺りなんで空いてます。

難読駅、

隣駅は小生がずっと「ちちぶべつ」と読んでいた「秩父別」です。

深川からは310円の特定特急券で滝川までスーパーカムイに乗車。印象が成田エクスプレスのヤツによく似ています。

滝川駅改札前の1番線で出発待ちのヨンマル、

かの有名な最長距離各停ですね。この夏、小生が勤務する会社の女子従業員がこの列車に乗り通したそうです。300キロちょっとを約8時間半掛けて走る・・・ええ思い出になったでしょうね。

青森駅で見たのと色違いか?増結編成の車端部処理が独特ですね。

跨線橋が途中で仕切られていて、

その先は簡易な屋根だけの職員用となっていました。ここも根室本線との接続駅で側線の数が多い(あるいは多かった)です。

快速の車内から。滝川は貨物扱いのある駅でした。

札幌で乗り換えて新千歳空港へ到着。

初めての空港なんで時間に余裕を見ていましたが、

発時刻を見間違えていたこともあって2時間も待合室でばんやりしてました。

頻繁に飛行機が行き来するし、背後の林の中は千歳線も走ってるんでそれほど退屈しなくて済みました。

最近は国内線に外国の航空会社が飛ぶことがあるようで
それほど飛行機には乗らない小生なんかは戸惑いますね。

女性整備士?さんに送られて出発。

電波を発しない機器は使用制限が緩められたそうで離陸直後から動画が撮れました。陽の向きがよくて自機の影が地上を追いかけて来ます。

空から見ても北海道じゃぁ。

ぐるりと旋回して滑走路を見た所でお終いです。


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倶知安から山線と追分を通って留萌へ(北海道遠征4-②)

2014-11-16 22:40:16 | 北海道


寒くなりましたねぇ、そろそろ通勤にコートが欲しい。
いろいろあって11月になってから一度も撮り鉄してません。もう、わ鉄の紅葉も終わったんだろなぁ。来週なら秩父鉄道かいな。

この2枚の写真は今朝拙宅のベランダで撮ったモンです。夏、ポトスの鉢に雨蛙が居るのを愚妻が見つけてましたが、最近は今年徳島から持って来た棕櫚竹の鉢に居ると言うんで今日初めて確認。スギゴケの間で保護色しています。棕櫚竹はそろそろ室内に入れようと思っていますが蛙は外で冬眠して貰おうと思っています。

話は変わって、こちらは先週の昼に食ったラーメンです。夏に四国を半周したとき高知で買ってきたんですが、すっかり忘れていて賞味期限を少し過ぎていました。もちろんカツオダシなんですが、肉系でパンチを加えてあるそうで未知との遭遇でしたね。


室蘭本線の追分に着いたとこからです。

元々は室蘭本線と夕張線が合流するとこだったんですが、後に石勝線が開通してそっちが主役になったようです。

広大なヤードの跡。砂川・美唄と言った空知の炭山と夕張炭山の石炭は皆ここを通って室蘭港へ運ばれたんでしょう。

中学・高校時代に熟読?していた朝日新聞社「世界の鉄道’67」の記述です。

商品名と同じような状態。四国キヨスクは八十八茶ですね。

小生が乗ったのは苫小牧13:32発(当時)で、次の列車は15:55の夕張線直通、岩見沢行きは17時過ぎまで約3時間半ありません。

そういうわけで沼ノ端-岩見沢間の乗車は今回の目玉のひとつでした。

で、実際乗ってみると想像以上に素晴らしい。風景は北海道らしいし、どの駅も味わい深い。ちなみに写真は由仁駅です。

今はススキが生い茂っていますが、跨線橋の長さからかつての側線の多さが偲ばれます。

志文駅を出たところで複線電化の函館本線が寄ってきます。

岩見沢もやたらと広い敷地を持ってる様ですが、今は半分も使ってなさそうな感じです。

画面中央、奥に向かって分岐していく単線が見えますか?何だろうと思い地図で確認すると検修施設の線の様でしたが、駅周辺に廃線跡の様なものがいくつかあるのが分かりました。三笠鉄道村もここが一応最寄り駅のようですね。

絶滅寸前の元祖・交流電車が居ました。

ところで、この岩見沢の駅舎が凄いんですよ。

乗り換え時間が30分くらいあったんで便所に寄ろうと出てみると驚きの美しさ。

雛には希な、なんて言うと失礼かもしれませんがホンマに垢抜けた格好いい駅舎です。

駅前の歩道。アスファルトじゃなく土でもなく、フワフワした不思議な踏み心地。

何かの賞を受賞してるそうですが、当然だろうと思います。

構内テナントのパン屋さん。東京でもこのロゴは見かけますが北海道発祥らしいです。

駅舎と違って跨線橋は昔のまま。

由緒ありうそうな建物も残っています。

古いと言えばこいつもそうですね。車齢30年超と言うとヨンマルと同じくらいですね。

おっデーテンが居るぞ、と思ったらラッセルヘッド取付装置が見えるDE15でした。

国鉄風の乗換案内。昔はもっと接続線がいっぱいあった様ですが。

ここから深川まで特急スーパーカムイに乗りました。

この区間、特急を使ったことで留萌着が17時過ぎとどうにか明るい内に宿に入れました。

この投資がなければ留萌着は2時間遅くなります。結果から言うと大正解で寒い・暗い・ひとけが無い初めての街で道に迷わずに済みました。40分乗ってましたが検札は無し。

深川に到着。3分乗換でゴーヨンに乗換。北海道でゴーヨンに乗れるとは全く予想外。

2時間に一本、休日の夕方ということもあって乗車率良かったです(一目でそれと分かる乗り鉄も結構居ましたが)。ビデオが撮りやすい構造の車輌なんで撮れば良かったと後悔。

唯一列車交換した峠下駅。夕方と言うこともあって寂しさが漂いますね。

停留所みたいな駅でもヨを再利用した待合室があります。やはり寒いとこなんやなと思わせますね。

丁度1時間で留萌着。列車は増毛行きですが小生はここで下車。

ここも風情ある造りです。海が近いせいか錆び方は酷い。

増毛に向けて発車。この列車の発車までは駅員さんが居る様です。

北海道は扉付き改札口が常識。

5時過ぎですがひとけは無し。ヒグマも寂しそうですよ。

窓口も早々と店じまい。増毛が無人駅だと分かっていたんで、ここで明日使用する増毛発の切符を買おうと思っていたんですが失敗でした。しかも明朝の営業は7:50からとあり、始発列車発車時は未だ開いてない・・・

駅前です。宿は何軒かありましたが不思議と駅前には一軒もなくどこも結構歩く所にあるんですよ。

Nゲージで売られているような標準的ローカル駅舎。

ここでも途中コンビニで買い物して宿に到着。ビジネスホテルですが部屋の入口が二重ドアで驚き。冷房は後付けみたいな感じの家庭用?夏より冬に備えた造りでした。(以前紹介したんですが、ベンザは酷かった)
次でやっと北海道最終回です。






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倶知安から山線と追分を通って留萌へ(北海道遠征4-①)

2014-11-09 21:11:26 | 北海道


月初はいつも土曜出勤。わたらせ渓谷鉄道の紅葉がそろそろ終わりじゃないかと心配です。
全然関係ありませんが、数寄屋橋の元・東芝ビル跡地の工事が始まっていました。写真はだいぶ前に撮ったんで今はもっと高くなっていると思います。写ってはいませんが、実は2基のクレーンの操縦室横には名前が貼ってあって、左が「はるみ」で右が「みゆき」です。何のことはない、通りの名前でクレーンの名前ではないのかもしれません。

かねこみそが健在だとわかりました。先週、愚妻が買って来たものです。甘酒と言うと、子供の頃に実家で花瓶を大きくしたような甕でひな祭りの時に作られていましたが、「腐った米粒」の様な物という印象が残っていて未だに飲めません。
かねこみそは帰省の時に探しますが、本来の味噌は最近見あたらずちょっと気になっていたんで一安心。

こっちは好物です。うるめとめざしはどない違うんか、詳しいことはわかりませんが小生の区別は小さくてやりこいんがメザシ、堅くて割におっきいんがウルメです。その基準を適用すると写真の商品はウルメじゃなくて堅めのメザシですが・・・

最近はみんな小さいのばっかりですね。イワシそのものの漁獲高が減ってるそうで、名産のちりめんじゃこも高くなる一方です。

愚妻が比較用にとわざわざ高知のアンテナショップで買ってきました。大きさは小生の基準に近くなってますが味は昔ほどではありません。もう十年以上前ですが、実家から送られて来た高知産うるめは長さが20センチ以上ある大変美味なもんで、一本あればどんぶり飯が食べられましたが当時でも千円だったと言うことでした。今はあんなん無いんだろなぁ。




この日は倶知安から長万部・東室蘭・苫小牧・追分・岩見沢経由で留萌に行きます。

朝、倶知安の宿屋からみた景色。山霧?が良い感じですが、9月下旬でも北海道は寒い。

夕べ着いたときは真っ暗だった駅前。昇ったばかりの朝日が正面ですから駅は東に向いて建ってることになります。

駅入口。北海道は大抵寒さ対策でこういう二重扉構造になってますね。

意外に始発列車が遅い。小生は長万部行きに乗ります。

跨線橋から。昔は機関区があったんです。

階段途中からホーム屋根を。

超高馬力モンスター気動車は小樽行きです。確か電車と併結協調運転可能なヤツですよ。

で、長万部行きはと言うとヨンマル単行。昨夜買い物をしたスーパーが見えてます。

小樽行きの横に体育館の様な建物がありますが間違いなく昔は機関区があった所でしょう。手前にターンテーブルらしき物がありますしね。遠景の山はたぶんニセコアンヌプリだと思います。

と言う事は反対側に羊蹄山。この時やっと気付きました。駅正面右手に聳えていたんです。もっと地図をよく見ておくべきでした。

やはりこういう年代物の駅には国鉄方車輌が似合いますね。

その車内ですが、昨日乗ったのとはだいぶ様子が違ってます。先ず、左手の席が一人用になっていて通路幅広げて立ち客用スペースを設け吊革も備えています。天井にはあの箱状送風機は無く普通の扇風機ですね。

発車して直ぐ羊蹄山が一層きれいに見えてきました。さすが蝦夷富士と言われるだけの事はあります。

原生林と言う感じの森をゆっくりと進みます。ヨンマルは前面展望が良くないのでしませんでしたがビデオ撮りたかった。

積まれた薪は雰囲気を出すためか、あるいはひょっとしてこの冬使う分か・・・

瀟洒なニセコ駅。カタカナの駅は珍しいですね。この駅に限らず近年良質な雪質を売り物にして国際的スノーリゾート地となってるらしい。

この駅には転車台がありました。ごく小さいので除雪機械の転向用ではないでしょうか。球形のタンクは転向用動力の圧縮空気溜ではないか?

山の中で何で昆布。その理由はウィキ辺りで調べて下さい。

同駅の跨線橋。入口には扉も付いた完全密閉型極寒地仕様です。

次は蘭越駅。小生はずっと「らんえつ」だと思っていました。ご当地米を宣伝する幟が目立ちました。

ここで長万部からの一番列車と交換で約10分停車です。霧がここに来てまた出て来ました。ここは盆地らしいです。

霧の中から対向列車到着。

熱郛(ねっぷ)駅です。蘭越駅との間にある目名駅や廃止された上目名は、小生が高校生の頃に趣味誌に毎月必ずと言っていいほど掲載されていたC62重連の超有名撮影地でした。

さっぱりとした駅前広場。土が黒いのは火山灰か。

この駅名を見て寿都鉄道を連想すれば年寄りの証拠。

倶知安から2時間で(時刻表では1時間59分)長万部に到着。

到着5分後に下り北斗星が来ます。時間が無いんで駅撮りしかないのは分かっていましたがド逆光は想定外。

長万部は停車駅なんで爆煙を噴き上げての発車を期待してビデオに録音機までセットして構えてましたが穏やかな出足でガッカリ。跨線橋上に本格的なビデオをセットしてる方が居ました。

駅の跨線橋から。左の駐車場は勿論昔側線群があった場所でしょう。何と言ってもここは函館本線と室蘭本線の分岐駅ですから。

約30分の接続で東室蘭行き各停に乗ります。発車して程なく海が見えてきます。

長万部の次は静狩駅。

乗った列車は北斗星の30分後の発車(東室蘭では1時間差になってます)なんで撮り鉄回収列車となってこの先各駅で数人ずつ乗ってきます。

秘境駅番付で一二を争う小幌です。この日は一名下車、一名乗車。

この駅の名前も下り寝台列車撮影地としてよく目にします。

こういう異様にモダンできれいで、そして無人駅と言うのが多いですね。

昨日見た風景に近づいて来ました。

昨日の駅を車内から。

この前後の駅はどこも海沿いで好撮影地と思えます。

本輪西駅はこない海に近いんです。

この旅3回目の東室蘭駅。工場地帯の夜景はあちこちで静かなブームですね。

昨日と同じ列車で苫小牧も2回目。

昨日は3分乗換でしたが、今日は30分ほど時間があります。
長大な上り列車が通過。13:20でしたが該当する列車が見あたりません。

ここは気動車の基地があるようで、昨日今日乗った気動車はほとんど「苫」の札を着けてました。

今日は室蘭本線を進み岩見沢に向かいます。この区間に乗れるのは今回計画の自慢点です。本数が少ない区間で、今夜の宿泊地の留萌は宿が駅から遠いので明るい6時頃には着きたかったため諦めていましたが、一区間特急を特定料金で利用することで可能となりました。こんなとこでケチっとっては元も子もないんです。

北海道限定?ほれとも知らなんだだけか・・・

沼ノ端から今はメインルートとなった千歳線と別れ岩見沢方面へ。沼ノ端も高校時代に見た趣味誌では荒涼とした丘陵地帯にあるゆったりとしたジャンクションという感じでしたが、今は住宅地の様です。

でも直ぐに北海道らしい風景に変わります。

意外だったのは線路状態が良いこと。本数が少ないので超ローカル線みたいな線と思ってましたが、何と複線。

後で調べると、一部単線になった区間はあるものの大部分は昔のまま複線で札タを通らない貨物列車は今でもここを抜けて短絡してるそうです。

車内は席が半分埋まるくらいで、更にその半分が乗り鉄風でした。

高架線が寄ってきたなと思ったら

追分駅に到着。
長くなったので続きます。

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北舟岡から倶知安へ(北海道遠征3)

2014-11-02 20:57:01 | 北海道


以前のブログ人では特定の記事を常時先頭に表示することが出来たので、毎月その月の写真みたいなヤツを載せていましたが、今度のごおブログではそういうやり方がわからん。で、毎月初回の記事に載せることにしました。
所謂ヨンサントオの翌月に撮った写真です。牟岐から上り一番列車522レが8時頃徳島に着き、更に蔵本に向かって佐古駅手前の田宮川に掛かる鉄橋を渡っているとこです。今は前後が高架化されてコンクリート製の橋になってるようですが、背景にある屋上に車を載せた自動車修理工場(中古車屋?)は今でもありますね。
徳島は木工業が盛んで市内至る所にこういう製材所や材木屋がありました。佐古駅の北側にも新町川・田宮川を利用する貯木池がありました。■■■三連休は鉄分ゼロ、入間もアカンかもしれん・・・

北舟岡に約4時間も滞在、北斗星を撮った後に10時過ぎの各停で東室蘭に戻りました。

夕方にまた上りの寝台列車3本を撮る予定ですが、間があるので室蘭まで往復して来ます。

本線と別れて左に。各停とは言え特急型車両です。

盲腸線の様な感じですが複線電化。

但し枕木はほとんど木製でしたね。

いや、結構途中駅があって不勉強を痛感。

一番驚いたのが終点・室蘭駅構内の簡潔さ。蒸気全盛時代に撮られた写真だと、正面の山の麓に広大なヤードが広がりセキが一杯だったんです。

最近整備されたようで真新しい感じ。

昔は空知の炭田地帯で産出される石炭が室蘭本線を通ってここから船積みされたそうです。駅で写真撮ってたのは(東洋系の)外人が多くて以外でした。

滞在10分でとんぼ返りです。

今度の各停も東室蘭から札幌行き特急となる列車です。

実は、
改札上の表示に「特急・札幌行き」と出ていたので自販機で特定区間自由席特急券を買ったんですが、女性の改札の方が東室蘭までなら不要と現金で返金してくれました。大変ありがたいことですが、テツとしては恥ずかしい。

次は恵み野で上りトワイライトを撮るつもりですが、倶知安まで買わなかったのはその前に恵み野で「一日散歩きっぷ(道央圏用)」を購入するからです。この土休限定の2,260円の切符は南は長万部、北は滝川・美瑛、東は様似までフリーエリアというおおらかな物です。もちろん室蘭もフリーエリアなんですが、発売が札幌近郊の特定駅のみと言うのがクセモノです。倶知安までなら元が取れるし、なんと言っても乗り降り自由ですからこっちを選択。

来る時は気がつかなかったJR貨物の輪西派出見えます。

見えにくいですがコキが並んで検査待ち。地図で見ると線路と海の間は新日鉄住金とその関連工場です。

東室蘭に戻って来ました。側線に停まっていたこの気動車はオハフ51から改造されたヤツではないでしょうか。一度も当たりませんでしたが。

各停に乗って苫小牧に向かいます。電化区間ですが各停は皆気動車のようです。

鷲別と言えば機関区を想像しますが、すっかり住宅地の体。

肝心の機関区はこの直前にひっそりと廃止されて五稜郭に統合された様です。

小生のコンデジでは間に合いませんでしたが、隅の方にデーデーが二三両居ました。

約一時間で苫小牧に到着。こっちは製紙の街ですね。

苫小牧3分乗換で恵み野に行き、「一日散歩きっぷ(道央圏用)」を購入、トワイライトを撮るべく外に出ました。ウィキやつちぶた様のサイトで見当をつけて来ましたが、札幌方に原っぱが広がりまずまずの選択やったと自己満足。ところが、
一天俄に掻き曇りデデンデンデンという芝居がかった感じに土砂降り・・・一応、雨なら駅撮りを考慮し相対式ホームの駅のみを選択肢にしたんですが、残念ながらこの駅は屋根が少なく半端な写真になりました。

編成中の食堂車。確か、昔雷鳥に使われていた車両じゃないでしょうか。驚いた事にクーラーはキノコ型キセのAU12ですね。485が一杯いた頃は趣味誌で結構見かけましたが今でも強中弱のボタンを下から押して調整してるんでしょうか。

幸い恵み野の雨は通り雨だった様で直ぐに上がりました。次のトワイライトまで間があるので、今度はこれもネットで目星を付けた上野幌に移動。高架の駅なんでホームで撮るしかありません。

札幌方が緩くカーブして良い感じなんですが、この線は優等列車が多く各停しか停まらない当駅は高速で通過するんで緊張します。
ここでもカシオペア通過前後に雨がぱらつきました。この駅はホームに全く屋根が無いんで階段に避難してると貨物を撮り逃しました。

最後の上り北斗星はこの先の接続を考え、札幌至近の苗穂にしました。

札幌至近とは言え、駅は歴史を感じる造りです。どこがどうとは言えませんが何となく北海道らしい。

クラーク博士も使ったんじゃないか、言うような雰囲気があるんですよ。

ここも車両基地がある駅で右手には色んな車両が居ます。ラウンドハウスも残ってますね。

色は違いますが、特急用は電車も気動車も似たような格好ですね。札幌方面から来たんで北斗星もこの線かと思ったら一本手前でした。

古い駅舎を入れてホームで撮ろうかとも考えましたが、千歳方に柵の低い所があったのでそこから。こちらはさすがにAU13ですね。かなり暗くなってISOは800です。

この後、倶知安に向かうべく札幌へ行くとこんなのが停まって居ました。

半端じゃない徹底した装飾。

シートカバーも楽しい。これは凄いと感心しました。

おっちゃんがくっちゃんに着いたでぇ。

札幌から乗って来たニセコライナー。ウィキで見るとこの気動車は450ps×2というバケモノです。DD13初期型を軽く凌駕し、デーテン初期型に迫るパワーです。

夜8時前の駅前です。宿に入る前にコンビニで買い物しようと思っていたんですが、駅右手にスーパーが営業していて店を探しながら夜道を歩かなくてすみました。

駅前通。この時は真っ暗で気づきませんでしたが、翌朝ビックリする光景が・・・
まだ続きます。




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