徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

晩秋の秩父鉄道で貨物を

2014-02-23 20:35:08 | 関東近郊、JR特定線区外と私鉄

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毎日寒いので先日の雪がなかなか溶けません。

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久々にFINEPIX-S2500で今日撮った今年初めての梅。開花は日照時間が司ってるので寒くても春の訪れを感じることが出来ますね。梅の花を見ると、寒いのが大嫌いな小生は、ここまで来ればもう大丈夫だっ、と言う気がしてきます。

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逆にこっちは冬の名残。リンク先にある身内のブログで先週「勝浦貯蔵みかん」が紹介されていました。実に美味しそうに見えたのでネット通販で購入。身内のブログに出ていたのと同じのはありませんでしたが似たようなのをキロ当たり400円で購入。甘いのは確かです、手がべた付くくらい。ただ皮も房も厚く、小生はやっぱり身内から送ってもらった旬のみかんの方が美味しいかったなぁ。

本文は前置きに関係なく、やっと去年11月最後の記事になりました。

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秩父鉄道電車内から撮った太平洋セメント三ヶ日工場です。秩父鉄道の石灰石や石炭の輸送はこの工場宛です。

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いつものように先ずは武川で扇町発の石炭列車。貨物時刻表では701レは9:39着になっていますが、いつも少し早いようです。

Simg_3042 熊タから三ヶ日工場へ直接入れないので武川でスイッチバック。9:40頃一旦機回しで熊谷方に出て来ます。

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後退して編成の反対側に連結。方転完了です。

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直ぐ後に三ヶ日からの石灰石返空7403レが来ます。これもちょっと早め。

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この日、朝から数人撮り鉄の方が居ましたが皆さんこれを待っていた様です。全然知らなかったので後追い撮影になりました。この編成くらいは保存しておきたいですね。

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入れ替わるように方転した701レが列車番号を704レと変えて三ヶ日に向かいます。

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ややあって今度は石灰石満載の7004レが三ヶ日に。時刻表では10:11発になってますがこの日はカメラの時計で3分くらい早かったです。

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暫くの間は旅客線と単線並列で、電車と併走することもあります。

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この日は貨物列車の時刻情報を集めるのをもう一つの目的でした。ここは樋口駅ですが、こういうのも貴重な情報です。ただね、後で調べるとどーも現行ダイヤの時間ではなさそうでガッカリ。

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この日はクリームソーダ色も運用されていました。和銅黒谷は食料調達とC58撮影のために寄ったんですが、蒸機はウヤでした。

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何度も書いてますが、3両の内、中間車は冷改されてなく、ドアがステンになっているのが車内では唯一の大きな改造箇所だそうです。

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そのほぼ原型車に乗って着いたのは小生お気に入りの波久礼です。

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当日はこの電機まで運用に入っていて蒸機ウヤの埋め合わせは十分です。茶色もありますが、断然こっちの方が映えますね。

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熊谷方から駅を望んだ所です。右の民家がプレハブや鉄筋でないのがありがたいです。

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12:44この山間の小駅で貨物列車が交換です。赤電機が牽く退避中の列車は返空7105レ、通過中の青電機は7304レです。

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7304レは石灰石がてんこ盛りですね。人面顔のヲキフ君がバイバイと言ってるようです。

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12:44には7105レも発車。この先が撮影名所のようですが、交通量の多い道端を歩くのが億劫で行ったことがありません。

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1時間後の13:47、今度は7205レが来ました。この列車は交換のため20分位停車します。

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先ず上りの各停。2月からこのスジは元101系の運用に固定されて、さよなら運転されてます。

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紅葉に映える元祖中央線カラーのオレンジバーミリオン・・・のはずだったんですが、架線柱の影が直撃。

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14時丁度位に7404レが上って来ます。

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波久礼駅の両端には人専用の踏切があるんですが、センサーが付いていて「アブナイ!左右ヲ良ク見テ渡リマショウ」と大音量で流されます。踏切で構えてると近所の家に迷惑になってるようで気が引けます。

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石灰石列車同士の交換は秩父鉄道らしいですね。

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ここで7205レ発車かと思いきや、下り各停が先行です。

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14:06にやっと発車。この辺、両側は梅が植わってます。花卉として販売用に栽培されてるようですが、咲いた頃にはぜひまた来てみたいです。

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紅葉の中に発車して行きます。ヲキフはどの編成も影森方にだけ付いてるようです。

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その後は再び武川に戻って来ました。左の積車はさっき波久礼で撮った7404レだと思います。

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貨物時刻表では14:47発になっていますが、カメラの時計ではこの写真で14:45です。

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15:02に単機が下って来ました。貨物時刻表では石炭301レになってますが、やはり今回も荷がありません。そもそも貨物時刻表では15:09着になっています。

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荷がなくても三ケ日に向かうために入れ替え。夕日を浴びる写真を撮ってこの日は終了です。

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秋晴れの湘南でコンテナ列車は

2014-02-16 20:40:29 | JRの東海道線、神奈川県方面

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いやはやホントに雪のおかげでヒドい週末でしたね。金曜の夜、今回は先週ほどじゃないとの予報だったので7時過ぎに会社を出て上野に行くと既に遅れていて上りが来ない折り返し電車より仕立てが先発。更に車内で放送した発車予定より5分くらい早く発車。いつもそうですが駅と乗務員の言うことが食い違う。どうも車掌さんには情報提供してないようで相変わらず上野口の営業指令は高崎線に辛く当たるような気がします。
と言うわけで引き籠もった休日でした。明日は滑らずに出社できるかなと心配です。いや、その前に高崎線は正常運転に戻ったか・・・

本文は先週の続きです。

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浜川崎から湘南方面に移動するため鶴見線で鶴見に出たら200が居ました。

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ここは横浜駅。この日は東北縦貫線工事の一環で品川駅配線変更工事をやっていて湘南電車は総て横浜折り返しでした。どんな幕出してるのかと撮りに行ったらあまりの人出に諦めました。

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上の写真の217で辻堂に向かう途中、上り貨物とすれ違い。定時なら福岡タ発の5052レだと思います。

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辻堂に着いて直ぐに来た3002M。色も形も好みではありませんが目立つんですよ。

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カメラの時計で12:05,アゲハの幼虫型電車の直ぐ後に来ました。該当するスジが無く、一番近いのは8084レなんですがどうでしょうか。

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12:05に相模貨物へのシャトル列車1155レが来ました。夏場はほぼ同じ時間でマリンエキスプレス踊り子が来たことがあります。

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後の方にコキ110が入ってました。東京貨物ターミナルの公開時に見たことはありましたが、運用中なのは初めてです。

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辻堂駅から富士山がこんなにキレイに見えるとは知りませんでした。今年数回目ですが夏場は全く気がつきませんでした。

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次の5075レを平塚-国府津間で併走狙いで移動します。「横浜」表示を期待したんですが、おでこは線名表示。

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13:10二宮に停車した途端に追いつかれて先行され、

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国府津駅まで一度も追いつけず。かろうじて国府津駅手前のカーブで一枚だけ撮りました。ガラス越しのブレ・ボケ写真です。

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国府津駅の上り列車案内はさすがに全部横浜。

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13:33二宮に戻って5093レです。ズラッーと空コキが続いて

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後の方にエチレンを積んだコキ200が。富士でも見ましたが、白■付きです。

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再び併走狙いで平塚(たぶんそうだったと思う)に移動。217系は良いデザインですね、JR化後の東の電車では一番格好いいと思います。最初の編成が出てからもうすぐ20年になるそうですが、233よりずっと良い。231など足下にも及ばない感じです。検索してしてみると大手醤油メーカーの、不朽の名作と言われた瓶をデザインした会社が手がけてたようです。

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14:02に66牽引の下り貨物が来ました。たぶん2089レだと思いますが、予想よりだいぶ遅い。ほんとは次の電車で相模貨物-国府津間の併走を撮ろうと目論んでいたのですがまたしても叶わず。

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電車で行ったり来たりばっかりだったので二宮で後続の3075レを待ちます。札幌貨物ターミナル始発のこの列車は定時で来ました。機関車次位にUR19A緑が載っています。

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世界地図のマークが付いた22T6。一昨年は黒磯で見かけました。

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東北本線スジではよく見るサッツーも東海道で見ると感慨もんです。その前の日通UM21Aはたぶん初見。トラをコンテナにしたような無蓋コンテナに見えますが妻板は隣の19サイズと同じくらいあります。色々検索していたら「コンテナの絵本」様の所で色違いのヤツがガードレール輸送用と紹介されていました。どれも38千番台とインフレナンバーが付いてますが0台とはあるんでしょうか。

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この後、湘南では貨物のスジが疎らになるんで休日お出かけパスを活用して再び浜川崎に戻りました。高松行き71レです。11月も下旬になると16時過ぎでもうこんな感じです。

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ここは飽きるほど貨物が撮れますが、構図が限定されるのが玉に瑕。

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四国に向かうオレンジ枠の22T6。MDIと表記があるので検索するとIT関係しか出てこない。Mはメチルかメタンだろうと思ってこっちで探すとウィキにジフェニルメタンジイシアネートの略号と出ていました。読んでもよく分かりませんでした。

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止めきれてなくて見えませんが中身はラテックス。同じラテックス用でも目立つ配色です。

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16:18単761レ2分遅れ。

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16:25通過。ダイヤには土日ウヤと出ていたので油断してましたが、スジは5586レではないかと思います。

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小生はほぼ同時刻に始まった浜川崎常備の駅ネコによる夕方の巡回の方を撮ってました。

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西日に輝く1074レ、16:29。

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こいつを待っていました。まるで装甲機関車の様なデーイレブン、初めて撮ります。今日、扇町に行っていたらこいつの牽く石炭列車の入れ換えが撮れたのにとちょっと後悔。

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ここまで待ったなら、石炭列車を受取に来る64千も撮ることにしました。

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16:46の様子。この駅は鉄道ファン、とりわけ乗り鉄を志す方には必修科目なので遅くなってもそれらしい方を見掛けます。

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さすがにこの時間では電車が出てしまうと寂しい。

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16:54に下りが来ました。この前後に該当列車なし。

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ISO6400で40分の1秒です。空は未だ結構明るい感じなんですがカメラにはキビシイ。

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16:58やっと来ました。単1776レでいいと思います。データは前の写真と同じ。見た目よりはるかに暗く写って、やはり人間の眼は凄いなと思います。

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めったに列車が通らない踏切を行く所を撮ろうと思っていたんですが、これじゃ何の写真かわからん。
まぁ撮り鉄三昧な一日でした。

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久々に浜川崎でコンテナ収集

2014-02-09 22:49:27 | JRの東海道線、神奈川県方面

何十年ぶりかの大雪だそうですね。
その何十年前かの時には上野駅14番線の動かない電車で一夜を明かした時ではないかなと思い出しました。小生は駅で未だ良い方で買い物も一服も出来ましたが車内で閉じ込められたままという人も大勢居た時です。
パンタに付着した雪の重みで離線して停止、同時に停電して空調も止まるし車内は帰宅を急ぐ人で満員という列車が多数あったそうです。この後、対策としてシングルアームパンタが普及したそうです。
話は変わりますが

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明後日は祝日、と言うことは北王子貨物が動く可能性があると言うことです。

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5時起きして、こいつとセットで撮りに行きたいですね。写真は先月ですが、ここんと早起きが出来なくてずっと行けてません。去年11月の下旬もそうだったんですよ。

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この日の朝、地元駅発時刻を勘違いして大幅遅れ。8:30に尻手に着いてみると川崎新町の踏切で撮るつもりだった石炭列車が信号待ちしてました。こんな日に限って国鉄色ですよ。

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浜川崎から折り返しの電車が居ます。Jトレイン付録の時刻表では5764レの尻手は37分発、直ぐに発車してくれれば先行できそうな気がするんですが

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次の南武線下りが先に到着、浜川先行きは52分発で石炭列車はもちろん先行。浜川崎への支線もラッシュ時は2編成での運用ですが、この時間で終了して一編成での折り返しになります。

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のっけから失敗ですが予定通り川崎新町で200を待ちます。8:59相模貨物行きシャトル列車1151レですね。

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9:12根岸に向かう5681レは反対側の公園の前から。200もあんな狭い踏切じゃなくてここで撮りたいとこですが、天気が良いとこっち側は逆光になるんです。

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9:30不明の単機上り。ここでまた勘違い。ホントはこの前の電車で浜川崎に行き、渡田踏切でキムチコンテナを撮るつもりでした。

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次の電車はキムチコンテナが載る1060レの僅か4分前。大急ぎで踏切に行ったら既に通過中です。ホームで撮るべきだったかもしれませんが、朝はここでのこのアングルが好きなんです。

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キムチコンテナ以外にも色とりどりのコンテナが載ってる楽しい列車です。

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直ぐ後に来る盛岡タ発8074レ。最近は機関車次位が空コキの列車が多くて見た目悪いです。

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8千台ですが頻度は高いようで平日通勤途中でも見掛けます。海コンが多い列車です。

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この日は後部に同和の無蓋コンテナ(いや、蓋があるから無蓋じゃない)がずらりと。最近よく見掛けます。静脈輸送は鉄道貨物の新しい顧客として定着しましたね。

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10時を過ぎると下りが続くのでホームに移動。10:01はポテト臨8056レ。

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4分後に隅田川へのシャトル列車75レが来ます。

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いつも千葉製粉と東洋インクが乗ってます。ホントは東洋インクの方を撮りたかったんですが中途半端な焦点距離です。

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10:12、スジは根岸行き1153レですが、

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20両くらいが見事に空コキです。まぁポツンと一個や二個載ってるよりかえって良いかもですが。

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10:23に割畑発単1780レ。これまではここに来ると、この時間帯は石炭列車を扇町の方へ撮りに行っていたのであんまり撮った事がありません。

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10:44に蘇我へ向かう4095レ。ダイヤ表ではこの間、配6795レや広島タ発5062レがあるんですが、撮り逃したのか来なかったのか2ヵ月前だともう記憶に無いんです。

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やはり鮮度を落としてはあきませんね。日輪グループというのはデンカと関係があるんでしょうか。倉賀野で見たことがあるような気がします。

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同列車に載ってる無蓋コンテナ積載のタンク。タンクの色と言い「禁水・火気厳禁」と大書されてるし一体TEAって何だろうと検索すると紅茶関係しか出てこない・・・やっとトリエチルアミンという事は分かりましたが用途は不明のままです。
※2014年5月6日追記。ひょっとするとトリエチルアルミニウムかもしれません(ウィキでは略号:TEALになっていますが)。空気に触れると酸素と反応して発火、水とは激しく反応するというのも当てはまる様です。TEALを含むアルキルアルミニウム類は一旦発火すると消火方法が無いそうですね。

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UT5Aと言うのも一族の多いヤツですよね。これは台枠に住化A&Lと書いてあります。

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と、この化学物質満載の列車とすれ違うのは時間的に該当する上り列車が無いので、先述の5062レが遅れてタンじゃないかと思います。こういうシーンが浜川崎らしいです。

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UR19A、最新型の桃色帯もだいぶ見掛けるようになりました。

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もうとにかくタンクコンテナと言うだけでやみくもに記録。ISO規格22T6ですが4MP-1は不明、SNCFがフランス国鉄の略号だと言う事だけわかりました。(4-メチル-1-ペンテンかなぁ?)

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こちらはISO規格だと20T6、アセトアルデヒド専用とあります。この会社のタンクコンテナは多いですね。

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また無蓋コンテナに赤いタンク。燃(禁水)44の表記も同じですがタンクには何も書いて無くて内容物不明。検索すると「コンテナ日和」様の所に出ていた新南陽-千葉貨物・神栖間運用というのに似てるような気がしますがどうでしょうか。

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最後尾はポリエーテルポリオールと書いてある20T6。外観が「ものぐさの模」様や「急行越前」様の所で時々見掛けるコンクリート混和剤専用というヤツに良く似ています。この写真では側面が見えないので分かりませんが、UT11G95000番台で下二桁30~40番台ならコンクリート混和剤とほぼ特定出来そうですが、こいつは28番・・・
で、「急行越前」様の所を読み返すと#95020~#95032は小さな表示板に描いて有る通りポリエーテルポリオール専用で良いようです。細かく番号別に用途が区分されてる様でもう1種類別用途の物もあるそうです。何に使うのかはさっぱり分かりませんが。
従来ですとこの時間は扇町へ石炭列車撮りに行ってましたが、この日は湘南方面に移動しました。移動後は続きにします。

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わ鐵で終わりかけの紅葉を(後編)

2014-02-02 21:22:24 | 関東近郊、JR特定線区外と私鉄

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寄居駅横のスーパーとファミレスが撤退してました。秩父鉄道は駅前にコンビニがある駅がほとんど無いので食料調達に重宝していたんですが、調べると去年夏には既に閉めたそうです。小生は年に数回ですが地元のお年寄りは不自由するでしょうね。

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一方、副支部長からは元・徳新本社ビル(左)と文化センターが何れも解体されると連絡がありました。前から噂は聞いていましたが、跡地はどないなるんかいな・・・年寄りからは便利さも思い出も取られるようです。

えーと、本文は未だ去年11月の続きですが。

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トロッコは足尾で1時間半ほど留置されてますが、その間に1往復の普通列車があります。

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1時半頃来る下り。もう一週間早かったらホームに枯れ葉が舞ってもっと良い雰囲気だったでしょう。

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隣駅が終点の間藤。いやぁこの阪急電車みたいな色は良いですね。ここに今風の銀色車両じゃちょっと不似合い。

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再び静寂。ほんとに昔の国鉄駅を思い出します。架線も跨線橋も無いと言うのが良いです。

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側線に留置中のトロッコ客車。両端はスハフ12ですが、中間2両のトロッコ車は元京王電車の改造だそうです。床下に見えてるのは循環式汚物処理装置ですね。12系もだいぶ草臥れてます。国鉄時代に日本中を走り回ってましたからね。方向幕には青森から西鹿児島まで主な拠点駅が全部入っていた記憶があります。

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さっきの下りが折り返して来て桐生に向けて発車していくところ。遠くの山並みが良いです。

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その前から社員の方が車内整備を始めてましたが、2時過ぎからいよいよ入れ換えが始まりました。写真はカメラの時計で14:07です。

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一旦間藤方に引き上げ、推進で駅本屋前に留置した後、機関車だけ再び間藤方で転線して機回しです。

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留置していた側線は間藤方しか入れないので到着後ではなく発車前に行うのでしょう。

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この写真で14:17、上り列車の準備完了です。

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秋色一色の中に杉?の緑が目立ちます。

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発車は14:25。夕日に向かって出発。

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今は全く機能してないポイント小屋らしき建物もシーナリィとして残しておいて欲しいですね。真岡駅下館方や影森駅三峰口方にも似たような小屋が残って居たと思います。

※ここから先は鉄分殆どゼロです。

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トロッコ列車発車後、次の上りまで約70分あるので来る度に気になっていた古河掛水倶楽部に行ってみることにしました。昔、足尾銅山の迎賓館だったところだそうです。※冬の間は休館だそうです、ご注意下さい。

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入口脇の元テニスコートと奥は社宅だった建物。昔から福利厚生施設が完備していたんですね。

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洋館風の本館と松の木。入口は左手の別棟からです。入口には動物が入ってくるので開放しないようにと注意書きがあります。

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室内も洋風の窓に畳敷きと和洋折衷。

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来客用?の寝室がいくつかあります。

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古い旅館にもこういう造りの所がありますね。風情があります。

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ガラス戸、あるいはガラス障子と言うんでしょうか、素敵ではありますがガタガタと音がします。風のある夜は怖いだろうなぁ。

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食堂だった部屋。ここでコーヒーが飲めると言うんで来たようなもんです。

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珈琲と書いた方が似合う雰囲気。一杯毎丁寧に点ててくれます。

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ダムウェーター?谷側から見ると3階建てなんで当時としては先進的な装置も必要なんでしょう。

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こういうのを見ると映画・犬神家の一族を思い出します。

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部屋からの眺めを良くするためか総ガラス障子。床もギシギシと軋みます。嵐の時はどうするんか・・・

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隣は元・社宅だった建物が並んでます。板塀に平屋という構えは子供の頃近所にあった公務員関係の社宅とそっくりです。右側がテニスコートです。

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三丁目の夕日の世界です。造りのひとつひとつが懐かしい。

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裏に回るとこんな物が・・・

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天井が低く狭い、なんて文句は言えませんよ。こんな山奥に空襲、と思ったんですが鉱山施設はやはり狙われたんでしょうか。

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壕というよりは斜面での立地を利用したトンネルそのもの。

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さっき珈琲を飲んだ辺りを裏から見るとこんな感じです。ギシギシ軋む廊下は空中に張りだしていたんです。

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駅に戻る途中のマンホールの蓋。現在は日光市になりました。

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昼頃はここでお弁当を広げている団体が居て写真が撮れなかったんです。良い雰囲気です。

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昔は通票閉塞装置が置かれていた場所ですね。どの駅もこういう出窓風の造りでした。琺瑯引きの看板も必須アイテム。

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駅の山側にある側線は線路間に生えた木も大きく育って自然に還ろうとしています。いろんな獣も出没するようで、以前はハクビシンが出るとも書いてありました。

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この列車で桐生に帰ります。この時期、途中の通洞や神戸から大勢乗り込んで来て大間々までは立ち客多数です。

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車内補充券。足尾と言ったのですが間藤になってます。たぶん料金が同じだからか・・・最下段は今は無い駅名が残ってます。TeamDE10様のブログで見ていたので真似して記録。

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わっしー号と交換して発車。わ鉄はワンマン運転ですが女性アテンダント(土日あるいはシーズンだけかもしれませんが)が乗務していて、車内販売や切符の発行をしています。

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帰りのアテンダント嬢は下りと同じ方で凄く格好いい人でした。わ鉄の鉄道むすめ足尾さきえはこの方がモデルに違いない、と勝手に決めました。

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でも、彼女から買ったのは車内補充券だけでした。
こうして上り列車は陽の落ちた渓谷を下って行ったのでした。

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