塩飽・本島経由で徳島帰省、その１

今日は蒸し暑かった、でも気温は下がりましたね。
これは「暑い」じゃなくて「熱い」でしょうね。先日、新潟の１１５系に貼ってあったんですが、昨日東北本線の交流電車に乗ったらやはりありました。雪国では当たり前なんですね。

やっと帰省の記事が載せられます。道中なんで今回の写真は総てFINEPIX－S2500です。

今回もサンライズで。最近、出雲大社が女性に大人気だそうで「出雲」の方は寝台券入手困難の状態が続いているそうです。

「瀬戸」も夏休みが始まってるんで、発売初日の１０時に会社を抜けて最寄りの指定券売場に行き、のびのび座席上段を確保。
小生の一つ先の席（席で良いのか？）には若い女性の一人旅の方が居ました。何かこっちが緊張しますよ。

今回の帰省で収穫その１。サンライズが７時ちょっと前に児島に着いてから塩飽本島行きの船まで２時間以上あります。

水島臨海の往復も考えましたが、キハ２０とは限らず、なにより平日のラッシュ時間帯なんでこちらは止め、山陽本線を一駅飛び出し乗車して北長瀬に寄ってみました。

西岡山駅の端にあって出入りする貨物列車が見られるというのをネットで見て来てみたんですよ。二面二線の上下線の間に引き上げ線があってデーテンが盛んに入替してます。
入替だけでなく列車も頻繁。６：４８はたぶん１０７０レ。
このご当地塗色の１１７も未だ健在でした。

ご当地塗色といえばこれにも遭遇。

岡山はプロ球団が無いからここに来ても問題にはならんのか。
あの西岡山の出発線にいるのはもしかしてEF２００か。

やはりそうでした。７：１１発の２０７５レでしょうか。関東では貴重なEF２００にいとも簡単に会えて感激。

７時を過ぎてラッシュが本格化。だいぶ恥ずかしいですが、時々テツが居るのかあまり奇異な目で見られることはありませんでした。もちろん、邪魔にならんように気ぃ遣うてましたからね。
そのラッシュ時でも７：２１の５０７７レや

７：２３の２０６２レが通過して行きます。さすがは山陽本線。
と、そんな中、引き上げ線に出て来たのは何とEF２００。

畏れ多くもかつての東海道・山陽の王者EF２００が牽いて来た貨物を御自ら入れ替えておられるんでしょうか・・・

隣の電車よりははるかに若いとは言えもう２０年。
途中の小さな駅ではデーテンの常駐すら止めて牽引機による入替が増えてるそうです。貨物の機関士さんも大変ですね。

９：３２出発線の方に押し込んで終了。

デーテンは暑そうです。開けられる所は全部開けてますが、巨大な熱源を積んでるんであんまり効果は無いでしょうね。

７：３８上りやくもが高速で通過。四国なら快て～きの対象になりそうな列車です。
７：４９デーテンが貨物を牽いて本線を下って行きました。たぶん東福山行き区間列車２７５３レでしょう。

７：５０桃太郎が牽く５０７２レと思われる列車が通過。小生好みの通運系大型コンテナ満載のです。その中には、

気付くのが遅すぎましたが、発表されたばかりのネコロジーコンテナが載ってました。やっぱり東海道・山陽から先に流通するんですね。（限度を超えたトリミングをしています）

７：５８この朝２本目のEF２００列車。たぶん１０９１レ、短時間で入替を含め３回もEF２００が見られるとは効率良いです。これを最後に岡山駅に戻ります。

色んな列車が出入りする岡山駅でも四国の車輌は目立ちますね。
屋根には昔の面影が残っていますが、

掻き取りホームが出来たりして分かりにくくなりました。
その後、マリンライナーで児島へ。
児島観光港は駅から徒歩数分とありましたが、方向が分からすちょっとウロウロ（どっちが海かわからなんだ）。

分かってしまえばものの３分くらいで到着。
切符を買って直ぐに桟橋に出ます。海じゃぁ、瀬戸内海じゃぁ。
乗り場は浮き桟橋を２本繋いだもので、小型船６隻くらいが同時に泊められそうです。
これから乗るムクジマルホープ。歳のせいか予定を立ててる間ずっとムジクマルと読んでいました。六口島が語源だそうです。

こういうのが定期航路の証しなんでしょう。
桟橋正面には岡山・香川県境、三角形の大槌島が見えます。
対岸には瀬戸大橋一番北側、下津井瀬戸大橋の橋塔がチラッと見えます。
反対側にはヨットハーバーのダビットと昔風の灯台？があります。
マリンライナーが高架を行きます。背後の遊園地は鷲羽山ハイランドでしょう。
この帰省の収穫その２。この児島－塩飽本島航路を選んで大正解、実に爽快でした。
反対側に泊まっていたこの船は観光船のようで、バスから降りた団体さんが乗って出港していきました。瀬戸大橋を海上から遊覧するんでしょう。
ムクジマルホープの前部船室。操舵室では船長が着席済み。
こちらは後部船室。一段高くなっていてエンジンの上ではないかと思います。
７０人以上も乗れるんですね。差し引きで乗組員は２名と言うことになります。
１９㌧と言う事は一般的な沿岸漁船と同じですね。
防水・防塩型灯具。カッコイイですねぇ、自家用に一つ欲しい。
こんな小さな船にも巨大な多目的トイレが。法令で義務づけられているんでしょうか。日本は先進国やなぁ。
ちょっと北長瀬の撮り鉄に偏ったな。出航後はその２に続きます。

黒磯でコンテナが大漁、後編

暑かった。。。

この二色が併結運転されるというので行ってきました。
時刻表に載ってない駅ですが大混雑。地元の方もさぞ迷惑だったでしょう。
小生は撮り鉄らしくない普通の格好なせいか、通りがかりの非鉄の方３組くらいから「何が来るんですか？」と質問を受けました。
SLなら返事は簡単ですが、この電車が併結運転される稀少性を説明するのに苦労しました。みなさん「ああ、そうですか。分かりました。」と言われましたが、たぶん伝わってはないでしょう・・・

本文は前回の続き。今回も時系列にダラダラと綴っていきますよ。

１４：４７、６５に牽かれて３０５５レが来ました。改正前は６４の運用だったようです。
製鉄会社の海豚コンテナは東海道線でも見かけました。

金太郎に交替。

ここまで普通電車を凌ぐ走りをしてきた６５が休憩に入ります。
遂にこにも侵出してきましたね。５番線に直流電車が入るのは稀少です。
１５：３４に３０５０レが到着。３０５４レと同じく札タ－隅田川間の列車ですが１９時間弱と二時間遅い。

一昨年来た時に初見、前回は＃３８２９０で赤でした。他に青だか緑だかもあるそうです。前回は取り敢えず撮っただけ、でしたが今回は上手く撮れました。これもヤマトですね。

クロネコの古い方のタイプ。

新しい方ですが、更に新しいネコロジーも出て、早速岡山で見かけたのは既にお話しました。

ほとんど「クロネコエキスプレス」と言ったカンジです。
１５：３８、隣に４０８８レが到着。郡山タを隣の３０５０レより２０分以上先に出てるんです。恐らく新白河辺りで各停と合わせ２本通過待ちしてたんだろうと思います。

隣が空だったので、大好きなランテックの妻面が見えました。冷蔵ユニットはサーモキングですね。

神戸製鋼のロゴが入っていますが、隅に日本通運と表記されています。
１５：４１、クロネコEXP．が隅田川に向けて出ていきます。
１６：１２折返し黒磯始発上野行きとなる電車が到着。従来はこの折返し電車で帰っていました。今回はもう少し居ます。
はやぶさがスパークさせながら飛んでいきます。
もうすぐ１７時ですが、７月中旬は未だ明るい。
１６：５８着は３０５８レ。

このロゴも珍しくなってきました。

ジャガイモかタマネギか。

UR１９Aの緑。

およそ口に入れる物が入ってると思えないような色です。粉ミルクに劇薬混ぜた事のある会社はこんなんでしょう。

ここまで担当した金太郎３３号が戻り、
こっからは６５青プレ。

１８：０１またしてもホームの無い６番線に３０５２レ到着。（貨物時刻表では１７：５７着）

ボロボロの１９Fが載っていて

積荷は国連番号：２０１４、３５％過酸化水素水は所謂消毒薬のオキシフルのようです。

またまた間が空いたので、交流区間に一駅目の高久にいってみました。
シャッターの降りたよろずや屋的店があって郵便ポストもあります。昔は「駅前」として機能していたんでしょうが今は寂れています。木立からは日暮蝉の大合唱。

郡山方は素敵なS字カーブです。ただ盛り土区間で足場は無さそうですが・・・次回探検してみましょう。

次の上りで黒磯に戻ります。交流電車は客用扉にステップがあって転けそうになりました。旧型気動車で慣れてると思っていましたが、年取ったもんです。。。

見事な飛行機雲、未だ空は充分に明るい。
 
ようやく灯が点りました、１８：４２に６０９２レが到着。４番線に貨物列車が入るのは初めて見ました。

金太郎が直通しますが、機関士交替の後にパンタを２つとも上げます。
滅多に見かけないので記録。

下りでは１９時丁度３０７１レが到着。
６０９２レのスカコキの横を通って機廻し。

コンテナを観察すべく急ぎ１番線に移動。だいぶ夜らしくなってきました。
これも初めて見たかも。

さっき上り列車で色が悪いと貶したタンクコンテナの色違いが載ってました。
編成の所々から冷蔵コンテナの発電機の音が聞こえてきます。昔々、夏の夜に１０系寝台の床下から発電ユニットの唸りが聞こえていたのを思い出しますねぇ。
もっと居たいんですが、家に着くのが遅くなるのこれでお終いです。

黒磯でコンテナが大漁、前編

むちゃくちゃ暑い、昨日はもうちょっとで４０度でした。
帰省の記事を載せたいところですが、前がつかえていてまだ先になりそうです。

代わりに身内が色々用意してくれた品々を。えらいやっちゃ、えらいやっちゃ・・・もうすぐ本番。こっちはすだち君バージョンの特製ラベルで雰囲気だけでも。
おまけに「イヤホンジャックピアス」なるものが付いています。ジャックに差し込んで使うモンでしょうが、イヤホン使用中は邪魔になる。紛失防止を兼ねてどこかに留められる紐が付いてると良いですね。たぶん人形浄瑠璃の木偶頭見て思いついたんでしょうね。
すだち君は商品への使用料がタダになったそうです。この作戦で先行する熊本県のキャラクターに追随したんでしょうか。広まってほしいなぁ。
前置きが長くなりましたが、帰省直前の１８切符解禁に合わせて黒磯に行きました。

先ず１１：０５着の下りは３０８７レ。

金太郎君なんでこのまま直通しますが、直流区間での２パンタから
交流区間用に１パンタにします。

どこがSUPERなのかは不明。

UR１９A２態。

中身不明。ISO規格２２T２は非危険物液体（たぶん）。
続いて１１：３１着は３０８３レ。

直流機なんでここで交替。

目の下に隈がある年老いた金太郎と交代。
暑い中ご苦労様です。

３０Cと３０Dが並んでいます。Cはカスタムタイプ、Dはデラックスタイプ・・ではありませんよ。違いは知りませんが、運用を見ると紙輸送用でしょうか。

後の方には３０Aというのも載ってました。
こちらは１９Fで

番号は近いんですが形態は全然違います。

この虹の模様は東海道でも見かけます。東芝のだというのは知ってましたが、よく見ると札幌通運の表示もあります。

最近急に増えて来た無蓋タイプ（でいいのか？）無蓋といっても鉄製の覆いが付いています。

ノッペラな１９G。

番号の後に「り」と表記されています。他の方のブログを拝見するとリニューアルの「り」だと出ていました。
それにしても５０８６レと札が入っていますね。下り列車やし何でや、と思い貨物時刻表を見ると、この列車は百済始発で東海道は５０８６レとして上って来たようです。東西を股に掛けて走る列車は途中で番号が変わるヤツが多いですね。

別の列車ですが、「いた」という表示もありました。内部の板張りを更新した物だそうです。

１１：４３札幌タに向け出発。

機関区の建物前には桃太郎君が２両。
機関車配置のない駅では運用混乱時の折返し列車遅延防止のため長大な間合いを設ける運用があるとジェイトレインに出ていましたが、そういうヤツかもしれません。

今も増備が続き、戦後１５→６５と続いて来た汎用直流貨物機の最新版ということになりますね。

直ぐ先には色褪せた６５が居ました。一休の札が入っていて改番もされていませんが、この日はパンタが上がっていました。
昔の名残で長いホーム屋根が残っています。このお陰で雨の日でも撮りやすい駅です。

交直接続駅の証し。

貨物列車の間隔が空いたときに宇都宮方に行ってみました。跨線橋から撮った直流機群。

先頭の６５は貫通扉にカラシ色がのぞいています。
更に先の踏切。

新幹線高架が平行しており、高架下は金網で囲われて線路際には近づけません。
で、もう一つ先まで行きましたが状況は変わらずくたびれもうけに終わりました。住所が雑木林を開墾したことを窺わせます。

駅に戻る途中見かけました。御料林や実習林がある地域でこういう役所もあるんでしょうね。

再び黒磯駅。こうして見ると上野駅で１５両編成を見ているようです。宇都宮－黒磯間は殆ど２１１で高崎から両毛線経由で通って来ています。
１３：２０、３０５４レが上って行くのを半端な位置で撮ってしまいました。札幌タ－隅田川を１７時間弱と北斗星並みの所要時間で走る上りの最速列車。昔の北たからや北海ライナーに繋がるのではないでしょうか。
この列車、編成後半は好物の通運系大型コンテナ満載。惜しい事をしました。
また間が空いたので今度は電車で矢板へ。一見、貨物取扱駅のようですが
線路の上にコンテナが置かれています。昔の貨物施設を流用したORSのようです。
宇都宮方は良さそうな感じだったんですが、時間が無かったので行きませんでした。

黒磯に戻ると旅客会社の６５が来ました。１４：３２です。
この頃からやっと夏らしい陽差しになったのでベルビア調に変更。
さっきの６５がこんな色になりました。
長くなったので続編に続きます。

秩鉄Ｃ５８変形デフ第二弾

帰省していて一週飛んでしまいました。今回もサンライズで出発、児島→塩飽・本島→丸亀というルートを採りました。

児島から六口丸海運（むくじまるかいうん）運行の高速艇で塩飽・本島（ほんじま）に渡りましたが、実に爽快です。お勧めですよ。

まあ、帰省の記事はそのうちにで、今回はまだ７月半ばの話。
前に後藤デフ装着の記事を載せましたが、続いての変形デフも７月１５日までということで、眠気を押して行ってきました。
この日は薄曇りですが風があり爽やかな感じで来て良かったと現着後実感。
９：３２毎度の武川で名物の石炭ホキ。
９割方が元東急車になって、その他の型式はほんとに稀少です。
足元に居ました。揚羽の幼虫だと思います。
９：４９さっきの石炭列車が武川でスイッチバックしてきて三ヶ日に向かいます。
１０：０８同じく三ヶ日に向かう石灰石列車。青空に赤が映えます。陽差しがあったのでこの前後はベルビア調で撮っています。
陽差しがあると残念ながら下り列車には逆光です。この写真で１０：３０、続きは真っ黒になったんでパス。

１０：３２の上りを撮ってから蒸機を追いかけます。この日は荷がありません、貨物時刻表で見ると不定期列車のようです。
波久礼は１１：０８。前回三峰方に行ったので今度は熊谷方にしましたが、場所が決まらないうちに来てしまいました。

上り列車には良い所です。

続いて影森へ追いかけますが、その電車と交換する上り石灰石列車は１１：２７着。
積車でも下り勾配なんで単機で長大編成が牽けるんでしょうね。
踏切を跨いで停車。ただ、これでも構内の有効長には余裕がありました、昔はすごかったんでしょう。

おおっ、オレンジバーミリオン号ですよ。１７日・３１日と元１０１が２列車運転されるようですが、これがさよなら運転なのかもしれません。
麻呂様に倣って中間の非冷房車に乗車。風と一緒に走行音が入って来ます。いつも乗ってる高崎線はロングレールな上に付随車が多く軽い音ですが、こっちはやっぱり昭和の音ですね。

下段窓は途中にストッパーがあって、国鉄時代のように本当の全開には出来ません。窓からの出入りを防ぐためか、あるいは転落防止か。過保護な時代です。
影森駅三峰方。今回も貨物は居らず。
前回の反省からもう一つ先の踏切へ急ぎ、この辺かと思って路地を入ったら、な～ンだ前回と同じ場所に出てしまいました。
この日三回目の下り蒸機ですが全敗です。今回のデフは周囲に縫い目みたいなのが見えます。ひょっとしてハードボードとかで作ってあるのか・・・
次回の参考に今日撮ろうとした場所まで行ってみました。奥が影森駅、左が三峰口に向かう本線、真ん中は引き上げ線？右は支線です。
反対側。踏切の中から見るとよさげに見えますが、踏切外からは障害物が多くイマイチな感じです。

これもロケハンで上長瀞に寄りました。構内の線路が集束する直ぐ先に鉄橋がありますが、これを下から撮った写真をよく見ますね。
急カーブなホーム。上りでは４ドアの内、外側二カ所は隙間が大きいので〆切扱いで降りるときに焦りました。

本屋に続くホームには、この鉄道にしては長い立派な屋根があります。
１３：１３そのホームを下り石灰石返空が通過。

次の電車まで時間があったので鉄橋の方に行ってみましたが、河原に降りる道は見つかりませんでした。川下りかラフティングの歓声が盛んに聞こえて来て大歩危小歩危を思い出します。

１３：３２今度は上り石灰石列車が来ました。

つい「バイバイ～」と声を掛けたくなります。この顔、ゆるキャラに最適だと思うんですが・・・

昼食を取るために降りた寄居で１４：０９。さっき上長瀞で撮った列車を樋口で追い抜いたようです。

上り蒸機は先ず皆野で麻呂様の記事を参考に熊谷方にあるという昭和的木造施設と絡めて撮る予定でしたが、ダイヤを読み違え乗った電車が皆野で蒸機と交換する電車だったという大失態を犯しました。で、こんな写真だけです。
この日５度目は再び武川。Ｃ５８が一番格好良く見える角度ではあると思いますが、どうしても画面中心で追うクセが抜けません。
将来、鉄子になって欲しい。

今回も上熊谷で回送を待ちます。乗ってきた元１０１が熊谷に向かうところ。
１６：３１回送が来ました。山手貨物線を行くＥＦ１５みたいです。
う～む出来島の踏切みたいでよ。

ホーム屋根が木造で良い雰囲気ですが、上を跨ぐ道路と横の新幹線高架が何とも。
この日、安中貨物は来ず（あるいは遅れていたのか）、１７：０９のたぶん２０７３レは単機。

１７：１３の恐らく２０９７レも単機。クソ暑い西日が射す中待っとたんにぃ。この後の上り石油列車はこの暑さでは荷が無さそうでここで終了しました。