前回までが予想以上に長引いてもう10月も終わろうとしているので急ぎ掲載。
去年に続き二度目の海自・下総基地祭です。
この日は朝185系湘南色を追っていたので基地に着いた時には展示飛行のローパスが終わる頃でした。折角今年は高倍率コンデジ持って来とんのにぃ~。
基地に入っての最初の一枚が展示飛行を終えて帰ってきたP3Cになりました。
後で気付いたんですが尾翼にあった203空のマークがありません。厚木あたりの機が飛来してるのかと思いマシタが翼端がオレンジに塗られてるので訓練用の機体のようです。
タキシングしてる機を見ていると時々片翼のエンジンを止めていました。キャタピラ車みたいに曲がるときは片方止めるのか思いマシタが曲がる方と反対なのでそうでもないようで・・・
去年来た時にも滑走路脇に置いてあったYS2機。ネットで調べると現役機のための部品取り用だそうです。
すぐ隣にはP3Cも。こっちはどうなんでしょう、去年の写真と機番比べて確認しないとです。
なぜか海保機までいます。ネットで調べると自前の機だけでは部品が不足するので取り寄せたようです。機体はピカピカなのにエンジン廻りはだいぶ無くなってるようです。
展示機を見ていきます。
今年の目玉は(個人的には)この川西二式大艇Ⅲ世です。
カッコええ~。去年はいかにも試験機という塗装でしたが、今年は海自機の一番好きな(小生が)塗色になっています。
機首に装備された舫い綱?がいかにも空飛ぶ艇体、といったカンジです。
松茂からも来てました。去年も来てましたね、ここと松茂は仲良しでこちらのP3Cも松茂基地祭に行ってるようです。
こういう説明板はまちまちなので各機自前で持ってくるんでしょうね。
202空からは週2~3回の頻度で計器飛行訓練のため飛来するそうです。ちなみに情報は「アルパの飛行情報館」様を参照させていただきました。
陸自機の主役はこれ。いつみてもロボコップみたいな戦闘マシンそのものと言った表情。
異様に長いテール。
商売もぬかりなく。あちこち基地祭行って思うのは海自が一番商売っ気ないですね。
陸自と言えばこれが欠かせません。恒例の習志野空挺団降下展示。降ろしているのは木更津のチヌークですが、C-1等の固定翼機に乗るときはここ下総基地からだそうです。そんなわけでこうして毎年展示があるんでしょうね。
降下が終わって落下傘を畳むとこを初めて見ました。先の大戦では「空の神兵」なんて言う表現がありました。
確か小牧の所属だったかな。垂直尾翼の部隊マークの下に何やら書いてあるので海外派遣の回数かと思ってアップにしてみると
方向舵調整口のカバーかな。
今回の展示機で本当の目玉はこのYS-11T。「一般公開では最後のお披露目」だそうです。
美しいです。YSは未だ海自・空自で色んな用途に使われていますが、そろそろ余剰気味のP3Cで代替する話があるようです。
1969年に松茂の基地祭で撮った写真があったので追加します。同じ205空ですが機番は関連無いようです。
ここの基地祭では売店も開放されています。
この娘なんていうんだろう、陸自の方のようですね。
営業中です。
さすがにこちらは閉めていました。
ネプチューン欲しかったんですが高すぎます。
第203整備補給隊のが渋くて良いですね。マスコットは無事カエル。
写真取り忘れましたが、その後2店営業中の食堂の内で居酒屋のチムニーが運営する店の定食で昼食。
午後はYSとP3各3機を用いての体験搭乗が始まります。
まるでタッチアンドゴーの訓練かのようにピストン輸送。
角度によっては人相悪い。
じゃんじゃん飛んでくれたおかげで、百里では惨敗だった飛行中の機体も何度目にかは追いつくようになりました。
ジェット戦闘機の機動飛行と違ってプロペラ機の、それも離着陸時なんて追いつけて当たり前なんでしょうが・・・
この練習の成果が今週の入間で発揮できれば良いんですがねぇ。それにしても周囲が暗くなるのはなんでだろう。