徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

貞光の側線を見に行く

2022-04-24 21:28:46 | 徳島で


今の時期、歩き遍路されてる方を時折見かけます。ここらはエエんですが、排気ガスたっぷりなR55の凸凹歩道を歩くんは気の毒。


前回、池田からの帰りは今まであまり座らなかった吉野川と反対側の席に座ったら貞光の側線が気になったので行ってみることに。


川島より先に行く列車は少なく、私としてはこの季節早起きしました。二番線には鳴門から直通の桑野行きが40二両で到着。


乗って来た437Dが池田に向かって去って行きます。


貞光で降りるのは初めてです。朝が早いせいか閉まってましたが、うず芋販売の店が入ってる様です。屋根上に小さな塔?が付くのは徳島線で時々見かけるタイプ。


ここは剣山への登山口、いっぺん行きたい所です。


本題の側線。今は保線資材置き場になってますが、右手の工場の側線だったんでしょう。


金陵のマークがあったんで酒造会社かと思ったら、酒菓とあって酒粕入りの最中らしいです。


倉庫寄りにもう一線あったカンジがします。


こう言う線路は大好物。


ホームの上屋も昔のままで良い雰囲気ですよ。


池田方にある低温倉庫も気になります。徳島線沿線は三好・美馬・吉野川と主立った町が市になりましたが、ここは半田・一宇と合併後も町で残ってます。


こういうのも良いですねぇ。貨車の転動防止用だと思います。


特に柵もなかったので徳島方にズケズケと入り込んで来ました。倉庫は妻にも大きな開口部があり、地面のカンジからも線路が中に引き込まれていたような気がしますが、どうでしょう?


更に先の線路が収束する所に貞光東踏切。緩いカーブの先は貞光川に掛る鉄橋。


左側の道を抜けて、駅前を通る通りに出ようと進んで行くと、


いきなりこれが現れてビックリ!そう言えばどっかこっち方に何かあるんは見たことあるような気がしますが、事前に見た地図にも全く表記がなかったんで驚きました。


検索してみると2011年に閉館したらしい。と言うことは、もう10年以上放置されたままか・・・


通りから少し入った所にあって、


通りには立派な門?があります。


この通りはR192の旧道らしいですが、昔の街道の雰囲気が残ってます。


銀行も景観に配慮した造りで良いですね。


薪ストーブや暖炉の専門店。アウトドアブームで焚き火が流行ってるとか。


側線に工場があった会社。扉は有限会社のままですが、今は株式会社です。


駅舎内に売店があった店の本店。県下一帯の土産物店で見かけるうず芋とかうずきんとか鳴門系の菓子が有名ですが、本店は内陸にあったんですね。


駅入口脇に年金事務所が目立ちます。


この辺はたぶん空襲を受けてないんで戦前の家も残ってるかも。


全品半額ですよ。


ウロウロ散策するのも楽しそうですが、列車の本数が少ないので駅に戻ります。


駅前のお宅には「うだつ」があります。


さて、池田方で気になった低温倉庫も見てみます。


今はネギとか植わってますが、ここにも側線が延びていたのかしれんな。


高い位置にある開口部は貨車への積み込み用か?等と勝手に想像。


450Dで山川へ移動します。


450Dはここで特急待ち合わせのため7分ほど停車。


さて、山川の池田方にある人専用踏切を渡ります。


その踏切から構内を見たところ。今は一面一線のいわゆる棒線駅ですが、隣の製材所で昔は貨物扱いしていたそうです。


今はコンクリートで覆われていますが、片持ち式の屋根と言いここに側線があったんだろうなと想像できます。


列車から見たときは材木の下に敷かれてるんがレールの名残に見えたんですが、どうもそうではなさそう。


時間もあるんで川田川の鉄橋まで行ってみました。阿波富士と言われる高越山が望める良い場所です。


池田方。


ここまで来たら撮りたい。


こう言うときは単行の方がかえってサマになりますね。


この日はトロッコ列車が再開された直後だったんで勿論撮ります。


本数の少ないこの区間では貴重な列車です。185の藍色は良い色ですね。


駅に戻る途中で徳島方も試してみました。高越山入れるならこっちの方がエエかもしれませんが、電線は我慢せなアカン。


更に駅手前で特急の時間になったんで、ここでも高越山を入れて。


その後は新緑を眺めながら各停で帰宅。




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久々に大歩危・小歩危、そして池田で昼食

2022-04-17 22:21:49 | 土讃線


ミサイル攻撃を受けた様なカンジにみえます。


手前の板囲いは文化センター跡地で、その向こうでトモニプラザだった建物が解体中です。旧・東署に元の徳銀本社と解体が続いてますが、やり方は様々ですね。


直ぐ横では旧・徳新本社も解体が始まりました。



午前中に第2鉄橋に来るんは滅多になかったんですが、多度津方面への各停がここ数年激減したんでこれからは増えるかも。今回は初めてJR四国のエンジョイ切符を使ったんで特急で池田に来て、池田からはバスです。順調に走って赤アンパンマンの36Dに間に合いました。


土讃線は上下特急が毎時一本ずつ走ってますが、この付近では上下が10分間隔くらいで来るんで逆に50分くらいの空白時間が出来ます。で、暇つぶしに国道から河原に降りてみました。


途中までは階段があり、その先も結構頻度があるのか踏み分け道が出来てます。今なら良いんですが、夏になると草や虫、それにマムシも出そうで行きたくないです。


河原から見上げる構図を時々ネットで見かけますが、私はもう足腰に自信がないんで止めときました。


向こう岸、新芽が出る前の木立の間にひっそりと桜が咲いてます。


ここは撮りやすい反面、構図をどうしようか迷う所です。


第2鉄橋でのお気に入り構図。せっかくの桜ですが、天気がイマイチなこともあって目立ちません。


杉林の中にぽつんと咲いてるのを見ると、誰かが意図的に植えたのか自生したのかと考えてしまいます。


黄色アンパンマン33D。やはり曇っていても映えます。


枯れ木を透かして流そうと思ったんですが125分の1では速すぎた。


こっちは40D。3両くらいあれば様になります。


27も塗装はアカンのですが、サイドから見たデザインは精悍なカンジで良いと思います。


今回はずっとこの辺で撮ってました。


これも流しきれず。


こうやって並べると次々とやって来るように見えますが、この日は待ってる間が寒くて困りました。


トラスの間を抜くんは難しいわ。


二両の基本編成の高知方に、昔で言うキロハを付けた三両編成が標準。


滞在中唯一の普通列車4227D。池田ー大歩危間の短距離列車になってしまいました。


トリミングしてまして、直ぐ下に民家の屋根が写ってるんです。晴れてれば逆光になるところ。


これを撮ってからいつものように小歩危駅まで歩きます。


緩い下りですから20分弱で小歩危近くの吊り橋の所。


赤アンパンマン37Dに余裕で間に合います。前は確か4両やったと思うんですが、コロナ減車が続いとんのかなぁ。


この日最初に撮った列車がもう岡山往復して戻って来たんです。


その後はさっき第2鉄橋で撮った4227Dの折り返し、4230Dで池田に戻って昼食です。


前に来たら休みだったこちらの「味の老舗」。


駅前のアーケードから東に入った銀座通りにあります。


憧れの定食。どの定食にもミニうどんが付くようです。ごはんがこんんだけあるなら十分なんで、その分安くしてほしい・・・


アーケードに洒落た店舗を構える安宅屋の旧店舗かいな?


ここらの地名は「マチ」。他にも「サラダ」とかカタカナが多い。


たぶん空襲を受けてないんでしょうか、古いお宅が多いです。こちらは二階の造りを見ると旅館か料亭だったんかなぁ。


初めて聞く菓子なんで検索したんですがわかりませんでした。


安宅屋以外にも羊羹があったんか?現存するんかなぁ。


さっきの銀座通りに戻ろうと一本裏の通りへ。


ここにも安宅屋(←「あたぎや」と読みます)。どうもここは工場らしい。


アーケードと銀座通りの角にあるふくや。ここも前回休みで、今回はいくつか購入出来ました。奥に系列?の旅館や喫茶店もあるようなんで次のランチはここにしたいなぁ。


これが買いたかったんです。予想通りの味でした。


ういろうは徳島の和菓子店なら大概やってますが、ここのはちょっと変わった形。この前の美郷のヤツよりは普通ですが。


安宅屋の駅前店舗の隣がバスセンター方向の通りまで更地になってました。聞けばスーパーが出来るらしいんで良かったです。この後、特急に乗って帰宅しました。


コメント (2)
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高開の石積みを見てきた

2022-04-10 21:02:37 | まち歩き


新聞に報じられ、その前に身内からも情報を貰っていたんで先日行ってきました。鍛冶屋原が上板町にあることと、カキジィと言うゆるキャラがあることがわかった、と言うことが収穫でしょうか。ちなみに、全国町村会に登録されてる徳島県下町村のゆるキャラは、このカキジィを含めても六つしかないんです。


火事やばら銭(相変わらず変換出来ん)だけでは運賃がもったいないんで、支部長から直々にチラシを貰っていた写真展にも寄ってきました。毎度言ってますが、DMVではなく阿南以南をBRTにすべきだと思っています。

本文はもう先月のハナシになります。


徳島駅9時発の特急で出発。朝弱い小生には丁度良い時間。


山川は初めて下車。場所が無いのか妻側に出入口があります。


吉野川市代替バスが直ぐの接続。


老人施設の送迎バスくらいのサイズですが、路線バスともなれば整理券発行機も備えてます。


登り口最寄の平バス停。


バスが通って来たのは川田川沿いに県南へ抜ける国道193号。バス停脇に案内あり。


対岸には廃校となた小学校が見えます。


案内に従い、国道脇を下って対岸に渡る橋の方へ。


対岸に来ました。向こう側のガードレールの所がバス停。


廃校脇から登り開始。


いきなり急な坂が始まります。左に曲がって直ぐに右に折り返して登る。


白い見慣れない花が。


後で調べたら、和紙の原料となるミツマタの木の花らしいです。


杉木立の中に入ってきました。


眼下に廃校、その先に国道が見下ろせます。


道は急で狭いですが舗装されてます。歩いて登る人はほとんんどいないと思います。


暫く案内板が無くて、道を間違えたんかと不安になってましたが、久々に出てきて一安心。そろそろ着くんかと思ったんですが、


更に10分以上登ってやっと石積みの下に着いたようです。


ここも案内に従って石積みの道を上ります。どうやら個人のお宅の畑に入って行くようです。


谷の向こうにも小さな集落が見えます。ようまあ、あんな所に・・・感心します。


坂道や石段でだいぶ登ってきました。


やっと最初のお宅の下へ。


芝桜と梅。渋いなぁ。


ここから暫く解説抜きで。














最初のお宅から更に上のお宅へ。


つづら折りの小道で繋がってます。


石・コンクリート・鋼材と色んな素材で補強されてます。下を見ると足がすくみます。


こう言う手すりも無い階段も怖い。


素晴らしい眺め。でも、住めるかと問われれば「無理です」となるなぁ。


右の木はまさに斜面に「へばりついてる」カンジです。


いつまでも個人宅をウロウロ出来んので下ることに。


この時も芝桜は結構咲いてましたが、見頃は4月中旬らしいです。


まさに「名庭園」ですよ。


私は桜より梅が好きで、こう言う眺めは堪りません。


これを最後に退出。


下る途中で空き家らしいお宅。


遙か下に国道と渡ってきた橋が見えます。


下りはやはり上りより10分くらい早かった。ただ、急な下りは膝に堪えますよ。


帰りは途中の物産館まで国道を歩いて行きました。5分くらいでほたる館。


川田川のこの辺にホタルが居るらしい。ホタルなんて幼稚園の頃以来見たことないんで、今夏ほたる祭りが実施されるなら来てみたい。


春の梅まつりや芝桜祭りもコロナのせいでここ数年実施されてないらしいです。


20分くらいで物産館の看板が見えてきました。


その手前にはカートランドの案内。


物産館に到着。ここで昼食の予定です。


対岸は学校だと思ったら廃校を利用したホテルらしいです。


11時半過ぎやと言うのに、楽しみにしていた日替わり定食はもう売切れ・・やむなく蕎麦定食にしましたが、このごっつい蕎麦は昔、池田駅のホームにあった立食い蕎麦屋を思い出します。


菓子類も結構あって、


「ういろう」と表示されてましたが、どうみても蒸しパン。


蕎麦饅頭はおいしかった。


「カミソリ後藤田」と言われた徳島の有名代議士はここの出身でした。


夫人も徳島県人らしい。


帰りに撮った山川駅ホーム。ここは隣の材木置き場がいつも気になっていました。支部長の話では、昔は貨物扱いしてたらしいんで、改めて来てみたいところです。



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時刻表を買いに神戸へ

2022-04-03 22:05:37 | 関西での撮り鉄


4月になりましたよ、今年ももう四分の一が過ぎてしもた。コロナのせいで無為に時間が過ぎてるような気がします。
さて、写真手前は寺島川だったとこが埋立てられた跡。背後の左側、窓の大きな建物が自治会館(今は千秋閣)で、その背後に東消防署の火の見櫓。中央に市役所旧庁舎があって右端が屋上にアンテナ塔を載せた旧・徳新本社ビルが写ってます。列車は徳島から池田行き423レとなる回送列車で時々出区する58の回送が付いてました。58は小松島の転車台に載れなかったんで、上下共この向きでした。


大体おなじ角度で撮ってみました。右手は公園になっていて、上の写真と同じ場所からでは公民館の建物が入り込んで遮るため線路際に寄ってます。中央の旧徳新本社ビルだけが昔のまま残ってますが、解体が始まってます。


眉山の桜も満開。今日はあちこちお花見してる人が多かった。桜が終われば直ぐに新緑、そして田植えが始まるわ。

タイトルの時刻表っちゅうても貨物の時刻表です。
一般の時刻表はだいぶ発行部数が減ってきてるとネットに出ていました。スマホやPCで検索出来れば紙の時刻表は要らんからなぁ。


貨物時刻表は徳島では手に入らんのです。書店に頼んでも取寄せ不可、郵送で申込む方法もあるんですが二千五百円の本を買うんに五百円の送料はアホらしい。と言うわけで、取扱ってる最寄書店「ジュンク堂」へ行くことに。


もちろん、二千五百円の本を買うために高速バスに乗った訳では無く、今年初となる貨物列車撮影も。未だ新ダイヤはわかってなかったですが、ほない変わってないだろと須磨海浜公園駅西側の踏切で福ツー55レ。


効率から言えば、前回みたいに須磨駅のホーム端で撮った方が本数は稼げると思うんですが、今回はついでの撮影なんでここでは55レと1051レだけに絞ってました。


積み荷からすると1051レやと思うんですが、旧ダイヤより数分遅いカンジでした。JR西は今改正で少し本数減らしてるそうなんでその影響かもしれません。


もっともこの日の列車が定時で来とんのかどうかも不明ですが・・・


何はともあれ三ヶ月ぶりの貨物、感動もんです。


7:49に満載で来たこの列車、改正前で近いスジは1053レですが今はどうやろ?右端は海浜公園駅のホーム。


平日の通勤時間帯で踏切を通る人や自転車は結構多いですが、ここは車が通れない踏切なんで他に比べれば安心です。


この特急の時刻は変わらず。四国の2000系は引退したんで、こいつもそろそろ新車が入る時期か。検索したら噂はあるようですね。


短いヤツやなぁと思ったら後方が空コキ。


8:08は改正前なら8053もしくは8059レの時間が近い。確か北海道か宇タから来るヤツ。


8時台は通勤時間帯のせいか貨物なしなんで、有名撮影地のスマシオに行ってみました。右は国道二号線。


なるほど素晴らしいカーブですが、今はフェンスが高くて脚立でもないと撮れません。特急が来たんでバリアングルファインダー使って撮ってみました。


上り貨物が続く時間帯になったんで毎度の須磨駅神戸方の踏切へ。


編成後方はキレイにラインが揃う西濃運輸ブロックトレイン。カメラの時計で9:23でしたから改正前とほとんど変わらず。


二個だけ雌ネコのキャラクターを描いたヤツがあるらしい・・・見られたら宝くじ買うてみよかと思とったんです。


場所を変え、前回に続いてホームの姫路方。海沿いのホーム端も行ってみたんですが、障害物が多くてダメでした。


9:54に来た列車は各停が見事にブロック。ここで快速を待避する152Cらしいです。


貨物の方は、改正前なら3050レに相当。


ずうっと姫路方見ていたら特急が通過して行きました。この列車が6両で走るんは初めて見た気がします。


さっき被られたんでもう一本だけと粘って、改正前の62レのスジで来た列車。


接近側はホーム中程の方が良さそう。これを撮って終了。


豪華なランチタイム。


ホンマは例のコンテナ弁当を狙ってタンですが、容器が品切れだそうで販売中止中でした。


ルンルンルンルン・・・(気動車のアイドリング音です)最近は眼だけでなく、音でも楽しむ。そのうち油の匂いもしてくるんやないかいな?





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