徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

昼休みの500系

2010-01-31 22:07:46 | 関東近郊、JR特定線区外と私鉄

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今日は南寄りの風で陽が差して春の様な天気でした。一輪だけ咲いてました。凡そ花の中で一番好きです、特に白の方が。このまま温うなったらええなぁ、と思うんですが寒さはこれからですね。

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これも今日の写真です。中央から左に桜並木があるんですが、蕾が少し出て来たせいか何となくただの枯れ木ではない感じがします。

ここから本題。

もうすぐ東京では見られなくなる500系の最後に残った一往復は

東京12:13着ののぞみ6号で着いて駅折り17分、12:30発のぞみ29号で帰っていくという

正にサラリーマンの昼休みに合わせた運用になっています。

というわけで、

去年の年末出勤日や年が明けてからの土曜出勤時にはコンデジを持参して昼休みに抜け出してはせっせと東京駅への出入りを撮っていました。

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基本は定期券の使える範囲で、平日なら昼休みの人で溢れる都心も比較的人が少ないのも利点です。もっとも休日でも人が多いのが都心ですが・・・

最初に考えたのは定期圏外ですが品川の八つ山陸橋からの俯瞰です。在来線も併走してるしイイかなと思ったんですが行ってみると金網のガードが厳しく、時間が迫る中を脇の御殿山公園に移動したんですが結果はご覧の通り。中央は横須賀線の線路です。

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ネットで見ると有楽町・交通会館3Fデッキやイトシアの飲食店テラス席、田町駅東口脇の階段が人気のようです。

有楽町は曜日に関係なく人が多いので田町に行ってみました。

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さすがは有名撮影場所、最終的には10人位集まっていました。

金網がなければ至近で撮れる場所なんですが中途半端な構図になってしまいました。

(上の写真は年末の臨電です)

試しに金網越しに流してみました。

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新幹線の脇に埋もれかけた線路が見えますが

昔々、汐留貨物駅に続いていた線路の名残だと思います。

次に都心らしさを出そうとガード渡るところを横から狙うことに。

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先ずは東京駅を出た直ぐの鍛冶橋ガード。先客に遠慮してちょっと遠目から。

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続いては有楽町の晴海通りに掛かるガード。

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続いて新橋。

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浜松町。駐車場にはいる坂道から撮りましたが、この駐車場は昔カートレインの乗車場だったところではないでしょうか。

結局、一番良かったのは浜松町駅南側から東京ガスや東芝本社ビルに続く屋根付き跨線橋です。

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ガラス越しになることと新幹線直上は窓の外に金網があり撮れません。背後に汐留の高層ビル、右側は芝離宮です。

ここだけは2回いきました。一回目は一人だけでしたが二回目は5人位撮ってました。

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のぞみ29号が通過して直ぐにリゾート踊り子が来ます。東京駅は同時発車なので有楽町辺りなら並ぶかもしれません。

右側のアスファルト敷きの場所は先のカートレイン乗車場所だったところでしょう。

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旧・汐留貨物駅に続いていた大汐線の名残が結構ありました。復活させて有効利用したいです。大井の東京貨物ターミナルまで線路が残っているので羽田空港まで延長して空港連絡輸送に使うのはどうでしょうか。

近い将来の田町電車区跡の再開発と同時に何かに利用されるかもしれません。

続く

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上熊谷で211系撮影に失敗

2010-01-24 23:23:27 | JRの高崎・上信越、宇都宮方面

タイトルとは全然関係ないんですが

ウチのネコは今日不妊手術を受けました。

ネコに詳しい女房は「ひょっとしてこれは・・・」と言っていたんですが

「まだ4ヶ月だし、まさか」と思ってたそうです。

病院に行ってみたらそのまさかでした。無事に終わったそうでやれやれです。

昨日今日と冬晴れの良い天気です。遠くの山もキレイに写りそうなので

上越線や中央線に115系を、はたまた富士山麓に500系を

撮りに行きたいところですが来月ツーデーパスが出るまで我慢。

先日、ごっさん様ご兄弟が秩父鉄道を撮りに行かれた記事を拝見し

考えてみると地元で撮って無いなぁと思い上熊谷に行きました。

211系も本拠地・高崎線でだいぶ本数が減ってきました。

千葉に出ていた一群も3月の改正後209系改造車に113系駆逐の任を譲り高崎に帰ってくるそうです。

その後の使用方についてはネットでも諸説出ていますが

勾配区間では運用出来ないそうなので

吾妻線、信越線の高崎-横川間、上越線の高崎-水上間あたりで115系や107系と替わるんではないかとにらんでおります。

高崎線の上野-高崎・前橋間も3年後に東北縦貫線が完成すれば231・233系に統一されそうです。

211系は最近、座席の取り替えが進んで登場時の蘇芳(すおう)色が青に替えられていますが編成中のサハだけは張り替えだけでクッションはそのまま。これは他のクハ・クモハ・モハより先に廃車されるので節約しているに違いない、と言うようなことを「高崎線のページ」様で拝見しました。鋭い読みです。転用先では3~4両編成なのでサロは言うに及ばすサハも余剰になりそうです。

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前置きが長くなってしまいました。上がホーム全景、小さい割にベンチが随分あります。地元百貨店・八木橋への最寄り駅なので買い物帰りのご婦人方のためでしょうか。

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ホーム端から高崎方を望んだところ。道路がホームの上を跨いでいます。

右側にカーブしていく複線が高崎線、中央左側の元・都営三田線電車が走っているのが秩父鉄道、そして真ん中の錆びた線は東武妻沼線の名残。

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その跨線橋の上から熊谷方を望んだ写真。上熊谷駅に停車中の電車は元・国鉄101系、中間車は非冷房です。

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反対側の高崎方。高架は上越新幹線。

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跨線橋も在りますが反対側には踏切も残っています。この先に熊谷の老舗百貨店・八木橋があります。

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今度はその踏切からホームを見たところ。当駅はちゃんと有人駅で駅舎は小さな踏切を渡った左側にあります。

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国鉄準拠、という感じが残っています。先に行けばもっとあるかもしれません。実は高崎沿線に越して来て20年以上になりますが、秩父鉄道に乗ったのは引っ越し間もない頃早速乗りに行ったC58パレオエクスプレスだけです。

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大井川鉄道ほどではありませんが出自の異なる色んな電車がいるんで気候が良くなったら古い鉄道施設を求めて再訪したいところです。

3枚目の写真、ごっさん様も紹介していた元・東急車のようですが「貫通扉風」の塗装が洒落ています。

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雪にまみれた上り貨物。踏切警報機が鳴るので接近は分かるんですが反対側を向いていて機関車(たぶん65だった)を取り逃してしまいました。

いかにも上越国境を越えてきたという感じで冬しか撮れないのに惜しいことをしました。この日の通過は10:06、再度撮りに来てみます。

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編成中のタンクコンテナ。三菱ガスのジメチルアミン専用。こういうカラフルなのを見るとNで集めたくなってきます。

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肝心の211系でまともに撮れたのはこれだけ。思った以上に231系が多いのでこの次はちゃんと時間と運用を調べて再挑戦します。

ただこの駅は電車の写真撮るのには向いてないで他を探します。

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トリミング写真、かちどき橋付近

2010-01-17 23:01:15 | 蒸機時代の徳島で撮ったん

今週はほんとに寒かったです。徳島に雪が降ったのは先週だったかな。

最近、せっせと500系の写真を撮ってるんですが

人と違う所で、と思っては失敗続きで未だ掲載出来ません。

今日も行ってきましたが思い通りにはいきませんでした。

というわけで

またトリミング写真の続きです。

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一枚目は1970(昭和45)年2月11日の撮影。

市役所前をかちどき橋鉄橋に駆け上がる牟岐行き521レです。

徳島から蒸機が消えるまで二ヶ月を切った頃です。

今はこの場所に反対側に抜けるトンネルが出来ています。

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別の日ですが(上と同じ年の3月)同じ列車がまもなくかちどき橋鉄橋に差し掛かるところです。

今は列車の左側に東警察署が在るところです。

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これも1970年3月、徳島蒸機最後の月の撮影です。

小松島から徳島へ上記521レの回送列車です。

逆向きの運転では8620のような開放型キャブは風が入ってひどく寒かったそうです。

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同じ場所で1970年3月31日の撮影。

平日なので活気があります。

C11の牟岐線上り貨物ですがDE10の訓練運転中です。

翌、4月1日もこの組み合わせで往復したようです。

ところで

このトリミングの時に初めて気づいたのですが

DE10のデッキに人が乗っています。よく見るとC11のデッキににも人影が・・・

どうみても国鉄関係者には見えない。

でも機関士も気づかないわけは無いと思うし。

こんな状態で鉄橋を渡って来るなんて今では絶対考えられないですな。

まさか悪質なファンではないと思うんですがね。

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最後は1968(昭和43)年7月の撮影。これもC11の貨物ですがタンク車が繋がっているので小松島からの列車かもしれません。

列車に隠れて見えませんが向こう岸には三河家住宅があります。

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以前に掲載済みですがこの建物です。これも以前に、この鉄橋が明治42年製で100年も経っているのに何の指定も受けていないようだということを書きましたが

三河家住宅は国の重要文化財(建築物)の指定を受けています。

徳島での重文指定はこの建物以外みなお寺です。

重文や近代化産業遺産には四国の鉄道施設はひとつもないようで

鉄道は歴史が在る分、100年位の鉄橋はゴロゴロあるんでしょうか。

重文指定の鉄道施設には「保存」されているものも多く

現役で使用されているこの鉄橋も凄いと思うんです。

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ホームライナー鴻巣の489系

2010-01-11 21:55:28 | JRの高崎・上信越、宇都宮方面

夕べは書ききれずに今夜の投稿になってしましました。今日も寒かったです。

年末から寒波がずっと続いているようで夜行列車にはずいぶん運休も出ていました。

「北陸」や「能登」を狙った方々はがっかりされたのではないでしょうか。

去年の秋頃からたまに早く帰るときに見かける489系ホームライナー鴻巣3号の写真を撮っている人が増えてきました。

国鉄色、しかも1970年代初めの製造という貴重品。

小生も撮っておこう思ったものの上野は人が多くて嫌だし、終点の鴻巣ならゆっくり撮れるだろうと考え年末の通勤客の少ない日を狙って乗ってきました。なにせ帰り道ですから。

実際に乗るのはほんとに久しぶりです。

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ホームライナー鴻巣が出来た頃から(当初のホームライナーは大宮止まり)

5年くらい前までは週に何度も利用していました(ただし23:16発の5号ですが)。

仕事が今よりはるかに忙しい時代で、ホームライナーは煙草を吸いながら帰れるのが愛用の理由です。

まだ「あさま」全盛の頃でほとんど189系でしたが稀に489系が入ると上野ではステップの所に渡り板を敷いていましたね。

その後、長野色になってグレードアップ車両が出てくると、これの喫煙車を目指してダッシュしました。

先頭方(あさまでは自由席)は塗色変更だけで内部は変わっていません。

グレードアップ車はシートピッチ拡大と引き替えに座席と窓割りが不一致で眺めの良い席も確保したかったですから。

あずさ色の車両が入ったこともありましたが

185系に変わって、さらに全車禁煙となると500円払う意味も無くなってすっかり利用しなくなりました。

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予想通りがら空きです。ホームで写真撮ってる人の方が多いかもしれません。

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座席は交換されていますが車内の造作は登場当時のままのようです。

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なんといっても天井のAU12型クーラー。1960年代は特急車両の証しでした。

151~181系や初期型485系に80系DC、日光型の157系や初期の急行用サロに装備されてました。

「強・中・弱」のボタンがあって(上の写真では左側)車掌さんが棒で押して調節して廻っていました。

今ではAU13さえ珍しくなったのにAU12が現役なのはこの車両くらいじゃないでしょうか。

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終点の鴻巣に到着。こっちは上野方、昔EF63と繋がった方で連結器にカバーがありませんね。ジャンパ栓受けも残っています。

Wikiによるとタイフォンがテールランプの横にあるのは1972年製だそうです。

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ゆっくり撮れると思ったのは大間違い。乗っていたのはほとんど鉄の方々だったようで、駅で待っていた人も加わり田舎のホームが急ににぎやかになりました。

最初何枚かストロボ焚いていたんですがあんまり多いので止めました。

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「キノコ型クーラー」キセ。これもAU12の特徴です。157系や急行サロは単体でしたが、特急車両は2台ひとまとめにしたキセに納められています。

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寒いのにクーラーの話ばっかりですが

もうひとつの特徴がパンタ車の床置きクーラーですね。集中型のクーラーが無かった頃、屋根にクーラーが載せられないパンタ車は座席スペースを犠牲にして車端にクーラーを置いていました。これもこの489系しか残ってないのでは。

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金沢方もこんな感じです。よくみれば赤ひげもちゃんと残っています。確か181系と区別するために付けられたはずで、今では意味がありませんが当初の塗色が忠実に残されているようです。

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全体的にキレイに手入れされていますがボンネット点検蓋の境目が目立ちます。

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ここまで柱に寄り掛かって撮ってきましたが、最後にキレイに撮っておこうとホームのゴミ箱の上に置いて撮ってみました。やっぱり小さい三脚が欲しいです。

ホームライナー鴻巣は土休日は運休だし489系に乗るのも最後だったかもしれません。

489系引退後のこのホームライナー3号の車両についてネットで色々憶測が出ていますが、

個人的には余剰になった旧・成田エキスプレス車両の投入に賛成です。でも、

全普通列車にグリーン車を用意したJR東としては人出と特別な車両運用を必要とするホームライナーより帰りもグリーン車に乗って貰った方が儲かるでしょうからホームライナー自体を廃止するかもしれませんね。

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トリミング写真、市役所前

2010-01-03 22:15:53 | 蒸機時代の徳島で撮ったん

明けましておめでとうゴザイマス。

本年もよろしくお願い致します。

Simg_0007

初詣は金比羅さまです。

もう20年以上、四国出身としてはここが良いと思い

虎ノ門のビルの谷間にあるこの神社にお参りしています。

今年は寅年、「虎ノ門」という地名も縁起が良さそうで

お神籤は大吉を引き当てました。

トラの写真をもうひとつ

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浜松町駅名物の小便小僧、新年から勢いがあります。

この付近で500系を撮ってみたんですが凡作ばっかりで

今回は紹介できそうもありません。

今年は衆人環視のなかでも撮れる度胸をつけないといけません。

女房からは「自意識過剰、誰もあんたなんか見てないよ」

と言われて確かにそうだろうなあとは思うんですが。

しかし今春のダイヤ改正関連で500系や北陸夜行の人気はうなぎ登り。

年始は雪でダイヤが狂って大変だったようです。

で、

新年一回目なので徳島関係の写真でいきます。

前に二軒屋の写真を紹介したのと同様の

縦位置写真から正方形にトリミングしたものです。

小生の鉄道写真の原点ともいうべき市役所前です。

S1970010125

↑丁度1970(昭和45)年1月1日に撮った写真がありました。

文化センターの自転車置き場からからですが

17:21発の牟岐行き521レ、8620の牽引。

徳島から蒸機が消える3ヶ月前の写真です。

と、説明しないと何が写ってるんだか判りません。

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↑1968(昭和43)年5月か6月の撮影。

この跨線橋からの写真は随分載せているので説明は省略しますが

今と変わってないのは線路脇の夾竹桃の植え込みだけです。

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↑2枚とも1968(昭和43)年8月の撮影。同じ列車を振り返って撮っています。

この当時、ここを通るC11の貨物は牟岐線の他に不定期で小松島線もありました。

下の写真、立体交差側は風景の変化はあまりないように思います。

変わったのは列車だけ。

判りにくいんですが、遠景で入れ換え作業中のC58は

門デフを着けているので59号機と特定出来ます。

S19690012

もう一枚C11牽引貨物を。1969(昭和44)年ですが月日は不明です。

ワム・ワラ・トラと短いながら各種揃って模型に丁度良さそうな編成です。

S1969xx37

もともとピンボケ写真をトリミングしてるので酷いことになっています。

同じく1969年撮影で月日不明ですが

ナンバープレートの下に暖房用蒸機ホースを掛けているので

冬場なのは間違いありません。

S1969xx40

これも1969年の写真です。

冒頭の写真と同じ牟岐行き521レ。

牽引機68692は花文字と呼ばれる飾り文字のナンバーを持った

機関車ですがぶれてしまって見えないのが残念です。

新年一回目はこのくらいにしておきます。

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