前回に続き布原、1969年8月7~8日。
布原といえば三重連ということで前回最後に紹介しましたが、私は三重連より重連や後補機付きの通過列車の方が迫力があって好きでした。
神代方の川のはるか上流からボーボッボッ・・・ボーボッボッと絶気合図の交換が聞こえてきて勾配を下って来ると
信号所手前で今度はボッボッ・・ボッボッと力行合図を短く交わして
猛然と加速しながら場内を駆け抜けて行きます。
重連の他には後補機付き列車。後々補機付き列車もありました。※前回紹介した時刻表付き記念しおりは翌年の正月に行った時のもので今回紹介している列車とは多少違ってます。
上2枚はいずれも後補機で逆行です。運用の都合か機廻しの合理化かもしれませんが、こうすれば少なくとも自機の煙からは逃れられます。
しかし、同じプッシャーでもやはりD51の方が迫力がありました。
この機は重油併燃付きです。そういえば新見では重油タンク付きの機は見かけませんでしたが米子の機でしょうか?タンクの取付位置が、東北は炭水車後部のようですが、これはC58と同じくドーム後部です。
C58では芸備線・芸備線管理所(三次)の機が結構見られました。
ご覧の通り、集煙装置なし・シールドビーム・埋込式(広工式)テールランプそして旋回窓付きなんで一目で分かります。
一方こちらのC58は
私が初めて見た(撮った)第四次型(戦後型)で台枠のない全溶接構造の船底型テンダーとTR41似の台車が特徴です。投稿頂いて初めて知りましたがこの続番の404号機が四国にも居たのが後で分かりました。
※訂正:C5866様よりご指摘頂き、C58には「第四次型」は存在しませんでした。お詫びして訂正します。