徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

平成27年最後の撮り鉄は箒川鉄橋と蒲須坂

2016-02-28 21:13:15 | JRの高崎・上信越、宇都宮方面


ダイヤ改正まであと一ヶ月、日の出前から電車に乗って北の方へ。


また線路端でおにぎりを食べていました。


雪山を背景に東北本線を行く直流機を撮っとこう・・・と言う狙いですが雪が乏しく、


今にも揚げひばりの声が聞こえてきそうな感じ・・・


雪が少ない上に霞か大陸からの飛来物質かボンヤリしてます。もうキリッと見えることはないんでしょうか。午後は予報通り南風が強くなり早々に引き揚げ。南風でもこの辺は冷たい。


平成27年最後の土曜日にこの年最後の撮り鉄、寒い日でした。この日も昨日と同じく高崎線上り初電から大宮・宇都宮乗換で蒲須坂着。下りホームの先端から黒磯方を望んでいます。やっと草が刈られて見通しが良くなりました。


以前は改札を出て、今機関車が掛かろうとしている大宮街道踏切で撮って居たんですが、ここが何と近郊区間になって途中下車出来なくなったんでホームから撮って居ます。


列車はこの日8:07に来た3074レです。機関車の陰になってしまいましたが那須岳には雪がありました。


直ぐに上りホームの宇都宮方に移動して8:15の8051レを撮ります。こっち側もホームの近くだけは刈られました。前は2両目のコキ付近と同じ丈の草が茂っていたんです。


8千台とは言えここに来たときはいつも運転されてる列車で、大同化成のUT1も常連です。


前はこんなの繋がってたかなぁ。年末の繁忙期だからでしょうか。


その後の下り電車は高シマ。この線で扉を手で引いて開けるのはこれだけになりました。野崎駅を出るところを見送ってます。


15分ほど歩いて箒川鉄橋にやって来ました。この冬は暖冬、と言われていた頃で山にもほとんど雪がありません。


おなじ場所(東北本線を跨ぐ跨線橋)から4号線福島方向を見ています。正面の那須岳(たぶん)にはさすがに雪があります。


鉄橋に着いて最初は9:15に来た8068レ。これも運転率高いです。


珍しく機関車次位にヤマトのコンテナが載ってます。さっきの8051レと言いやはり年末の繁忙期なんでしょうね。赤と緑が良い感じです。


この日は宇タ以北で直流機を撮る、と言うのが大命題。なんで本命1発目は9:25の8179レ。これも八千台とは言え夏場も運転されてる優等生です。機関車がピカピカでキレイ。


とは言え暖冬と言われていてちょっと短い。今日は雪を被った山と直流機の組み合わせに執着します。


こんな感じです。9:26の3064レ、お気づきでしょうが8179レと非常に接近していてこの後二回は被ってしまいました。貴重な直流機なんに・・・


この機関車もピカピカ、この日はどれも皆キレイでした。ここでは9時から10時まで1時間で8千台を含め6本の貨物が撮れます。


山に雪が無いとか暖冬だとは言っても埼玉よりは1ランク上の寒さ。この冬最高レベルの耐寒装備で臨みましたがやっぱり寒いもんは寒いわ。


9:40には名タ発の3085レが来ました。背景は岩山のようなんですが名前は分かりません。


貴重な直流機ですから雪山と絡めたかったんですがちょっと押し遅れ。


9:42にシマ車が折り返して来ました。矢板で後掲の3086レを待避するんじゃないかと思っています。


鉄橋の向こうに製材所が見えます。野崎駅裏にもあるんでここは製材業が盛んなでしょうね。4号線も材木を積んだトレーラーが時々通ります。材木を挟んで荷役する装置を持ったトラックは土讃線沿いの32号線でもよく見かけます。


9:47に3086レ。こんな寒い思いをして撮ってるのに山に雪が無いと苦労が報われん。


とは言え、この機関車もキレイで青空に良く映えます。


9:59、ゴールデンタイムの殿はここでの本命4089レです。桃太郎が牽く長大編成の何と格好いいことか・・・


この日のベストショットがこれです。いやぁ桃太郎はホンマにかっこエエ。背景の山に雪があったら言うこと無しなんですがねぇ。


やや置いて10:18に6096レ。小牛田発の紙列車でしょう。びっしり積まれたコンテナはハワム完成列車を置き換えたと言うカンジがします。


前回写し込んで気に入ったこの看板を今回も入れてみました。リンク先にある管理人様の麻呂様が仰る通り金太郎は前にパンタがあるのとそうでないのとは全然見栄えが違いますね。奥羽本線に入ったり隅田川にも出入りするんでしょっちゅう向きが変わるんはしょうがないな。


やや置いて10:52は名タ発の3087レ。


眼の周りが黒い初期型(二次型)ですね。こいつもピカピカです。この日は天気が良かったんでベルビア調で撮ってますが赤が滲みますね。


久々に見たメタル便のコンテナ。コキ200に積んだら同じ色か・・・


空コキが連なる最後部に虹コンテナがぽつんと一個だけ。会計的不祥事で騒がれてるからか避けられてるんじゃないんでしょうが。


どうと言うことのない205系の写真ですが気に入ってます。


クロワッサンを食べて一服していて時間を失念していました。休憩していた階段途中で中途半端な構図。続く一枚は草に邪魔されました。前の3087レから約30分、うっかりしてました。


真横で撮ったら左の電柱がど真ん中に・・・で、後追いで雪山を入れるつもりだったんですが、まあ小生としては咄嗟に良く反応出来た方です。きれいな機関車だったのにぃ。
この後は94レまで50分以上貨物が来ないんで(土日ウヤの1070レが冬場は割と運転率高いですが)蒲須坂に移動するところで続きます。











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湘南方面で場所探し

2016-02-21 20:33:47 | JRの東海道線、神奈川県方面


二三日前の全国紙に徳島県人が!脇町高の方のようですが、賞を獲るだけあってさすが賢そうな顔立ちです。


徳島繋がりでもう一つ。


愚妻が甘酒好きなのは前にも載せましたが相変わらずやってます。ノンアルですがね・・・


ついでに。徳島で銀行というと先ずここですよね。ウチには創立七十年本店新築記念のサーモメーターが健在です。SHINKOと読めるロゴが入ってるんで検索すると神港テクノスと言う会社が徳島に以前工場を持っていた(今は研究所?)様なのでこの会社製なのかもしれません。現在、デジタル温度計との誤差が1~2度と言う優れ物です。


この前の祝日は宇都宮の先に行ってましたが、車内のこの掲示をやっと撮る事が出来ました。駅には掲出してないんですよ。来月の改正後も工事は継続されるようで、構内の完全直流化は来年の暮れぐらいと言う事でしょうか。だとすれば、今春の改正後もまだ交流電車がやって来て、貨物機の交換だけは廃止なんでしょうかね。


改正絡みのハナシをもう一つ。南武支線の川崎新町-浜川崎間に新駅が出来るのは既出ですが、先日浜川崎から尻手に向かう電車の後部から進捗状況を撮ってみました。駅名は小田栄で決まりのようですね。上の写真は尻手方面のホーム。奥が浜川崎です。


で、画面左手が浜川崎方面のホーム。要はX交差の変形踏切「小田踏切」を挟んでシフト配置されたホームです。この辺、昭和電線関係の工場跡地にマンションが多数建って需要がありそうだと思いますが、常連の方は川崎駅に出るには尻手で乗り換えが必要なため臨港バスから転移するか疑問と話してました。川崎新町-浜川崎間で新しい撮影場所が出来るわけですが、この点に関しても先の常連さんは架線柱や検障器の写り込みをどこまで許容出来るかでしょうね、と言われてました。確かに渡田踏切でも検障器は異様に多いですからね。小生はそんなに気にならないので楽しみにしています。


本文は先週の続きで、浜川崎駅から鶴見線経由で二宮にやって来ました。


乗ってきた電車の直ぐ後を追ってきた5093レは10:23にホームで。


いつも会社の昼休みに閲覧してる貨物ちゃんねるの掲示板で去年の12月13日に二宮-国府津間で撮られたEF200が載っていました。良いカーブだなと思いそこを探すことに。遠景に跨線橋か道路が写っていたことと、やはり去年国府津から二宮方向にかなり進んだことがあったんですが、その時には写真の光景には出会わずやはり遠くに跨線道があったので二宮方に違いないと国府津方に歩き始めます。途中二カ所ほど跨線橋があり5054レの時間になったので階段途中から撮りました。線路両側は写真の様に高いフェンスや塀が続き脚立でもないと撮れません。


下関から来るこの列車はもっとちゃんと撮りたかったですがここじゃ上から撮るしかありません。


さらに進むと線路を潜る道があり、その先の貨物線側がガードレールだけのところがありました。緩いカーブも掲示板で見た写真と合致します。実は、カーブを手がかりに地図を見ましたがここの場所はほぼ直線で表示されています。これくらいなら縮小すると直線になるんでしょう。やはり実際目で見ないとわからんもんです。


二宮方はこんな感じ。三本目の電柱のところが反対側に潜る入口です。午後の時間では反対側の海側から撮りたいところですが相変わらず万里の長城が続いています。


暫くしてやって来る1060レをここで撮る事にして待ちます。


待った甲斐があってEF200が代走しています(所定は桃太郎)。


この列車の常連、東ソーの無蓋コンテナ。


折角ここまで歩いて来たんで更に30分ほど待って5052レも撮る事に。


写真右手も住宅地で線路際に不審者が居る、みたいなカンジだったと思います。


カーブの外側から撮るのは構図が難しい・・・これは明らかに遅すぎですね。


この時は先の1060レの時より線路を潜る道路の入口近くに移動していました。こういう線路を潜る道路は何と言うんでしょうか。地下道、アンダーパス・・・待ってる間に反対側に出てみましたがやはり(脚立無しで)撮れる場所はありませんでした。


この列車は大好きな通運系長尺コンテナ多数、反対側からちゃんと撮りたい。


その後、二宮では1時間半くらい貨物は来ません。二宮駅に戻るときは旅客線側(海側)を通りました。線路沿いに細い道が続いていて、駅近くでコンクリート塀から金網に切り替わる所で撮れそうな場所がありました。ここを足場にしろ?と言わんばかりに境界標識が赤く塗られています。


こういう細道で人がすれ違うのも難儀します。試しに撮ってみたかったんですが、辻堂に戻れば相模貨物止まりも撮れるなと欲が出て駅に急ぎました。


で、予定通り辻堂駅横伊太利亜的洋食店前で12:38に1155レです。


続いて12:59に福タ行き5075レが来ましたが手前を行く湘南電車に見事にブロックされました。こういうのは運ですね、ほんの1分、いや30秒の違いです。


ここでの本命はこっち。約1時間後の13:53に札タ発名タ行き3075レです。待ち時間は駅反対側のベンチでお握りの昼食。辻堂は魚屋さんが多い所ですね。こっち側の線路沿いに2件、向こう側にも一件ありました。


運用区間からすれば当然ですが、蒲須坂や箒川鉄橋で撮ったことがあるコンテナが載ってます。


東北本線で見かける高知通運の冷蔵コンテナ同様、東海道本線を行くサッツーも凄い。


少し茅ヶ崎方に進んだ所で14:13の1077レ。この季節は14時を過ぎると陽が傾き始めます。


ちょっと間が開くんで茅ヶ崎駅の下り方に来ました。15:06の相模シャトルはスカスカ。


茅ヶ崎駅方向を見た所。特徴的なU字型の大きな跨線橋が存在感あります。直線からカーブに切り替わる魅力的な場所ですが小生の135粍砲では障害物越の射撃が難しい。


15:17の8052か8058レ。8千台でもいつも走ってる様です。上り列車に対しては斜め後ろから陽が当たる時間帯です。左後方に富士山があるんですが全く写ってません。地元の辻堂ゼロロクさんはさすがにキレイに納めてますね。


それでもここは辻堂と並んで小生の湘南お気に入りポイントです。駅近で柵が低い、かつ人通りが少なくてコンビニも割に近いです。
この日は歩き回って疲れたんで71レは撮らずに引き揚げました。




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浜川崎で石炭列車を

2016-02-14 21:02:51 | JRの東海道線、神奈川県方面


昨日は春一番が吹いて大荒れの天気になると言うんで引き籠もっていました。ところが昨日も今日も埼玉のウチの近所は吹かず・・・ここらには春が来んのかぁ。。。


昨日も気温は20度くらいに上がったものの風は吹かず(TVで観たら千葉や横浜はそこそこ吹いてた様ですが)こんな事ならフキギョウくらいまで撮りに行きたかった。


でもね、先日の祝日は休みに出来たんでまたここ↑に行ってました。


天気は良かったんですが、昨日今日と違って寒風吹きすさぶ中で鼻水垂らしながらの悲惨で楽しい撮り鉄でした。
本文はまだ昨年12月中旬のハナシ。

久々に浜川崎駅へ。

快晴なら蒲須坂や野崎にと思っていましたが午前中は曇りらしいので第二希望の浜川崎と湘南方面に変更。
高崎線上り初電の前を石炭返空の5764レが行くんで地元駅でこれの運転を確認、ウヤなら辻堂に直行しようと考えていました。

7:26眩しそうに朝日を浴びながら桃太郎が目を細めて上ってきました。


新居浜からの70レですね。名所、渡田踏切にて。


新居浜には住友系の化学工場があるんで上下とも化成品タンクコンテナがよく載っています。


長太や日輪は高崎線2092レでも時々見かけます。四国からこんな長い編成が上ってくるんかと貨物時刻表を見ると高松で解結と岐阜タで着発線荷役があるようです。と言う事は瀬戸大橋を渡るときは既にこの状態?長太は四日市に営業所があるようなんで岐阜タで載せられたんでしょう。


折角早起きして来ましたが、さすがの浜川崎もこの時間帯は疎ら。7:51に153レ「クリーン川崎」号。


12月のこの時間帯は未だ陽が低く影が長く伸びて困りモンです。


昔に比べて載ってる専用コンテナの種類が増えてきました。


駅ネコとセンリョウかマンリョウ。割と線路沿いのあちこちで見かけますから鉄道が種子を運んでるのかも。


ここに来ると必ず撮りたくなる2連のダブルスイッチ。JR東は保守の低減を図ってこういうややこしいのを片分岐の組み合わせに替えつつあるそうで場所に余裕のある本線系ではだんだん見られなくなりそうです。


上の写真と反対側。鋼管通りにある大きな踏切ですが、これから撮る石炭列車の他通過列車は限られています。


8:23、5073レの時間になったのでホームで待ってるとやって来たのはなんとEF200ですよ。


本来の牽引機は66ですが。最近は代走に入ることが多いとネットを賑わせていますね。もうこの機種は全検を受けることは無いそうで早い内に使い潰そうと言うことなんでしょうか。


本来の力を活かしきれないまま終わるのは残念ですね。無骨なデザインが強さを強調していて大好きな機関車です。日立は戦前からの機関車メーカーですがこれが最後になってしまうんでしょうかね・・・


実はこの列車は2分くらい遅れていた様ですが、そのせいで8:23着の電車が開通待ちをしていました。電車は今コキが通過中の東海道貨物線の下り線を横切り写真で一番左側の線に入って来ます。


この駅は本数が多いのは良いんですがアングルは限られてしまいます。8:28には1151レです。


通称「相模シャトル」、運転区間も編成も短い列車です。


いよいよ石炭列車の時間が近づいて来ました。先ずは8:39に浜川崎-扇町を担当するディーゼル機が単760レとして回着。


おおっ今日は重装甲機関車デーイレブンですよ。踏切待ちの方々もちょっと引いてますね。


もう怖いもんはな~んも無いわ、って言うカンジで頼もしい。見てくれはゴツイですが本来の目的の静粛性は達成されて意外に静かです。


8:46に本命登場。今、上り本線から下り本線に65が移ったところです。


機関車はホームに進入する線に渡ったところで、上り本線から下り本線を塞いでいる状態です。


機関車はそろそろ渡田踏切に差し掛かりますが、何せ20両編成なんで後ろの方は未だ上り本線上です。


振り返って渡田踏切の対岸。この日は動画の方を含め3名居ました。


ホーム直前のヤードに続くポイントを渡ってホーム横を通過中。


毎回どこで撮ろうか迷う列車です。


留置位置に停止。右は鶴見線の電車です。


8:54,石炭列車の後を追うように回送電車が来ます。朝のラッシュ時は2編成で運用ですが、この編成が抜けて夕方まで一編成でのピストン運行になります。


ヤードに入ってスイッチバック、右手に進んで鶴見線にある車庫へ戻ります。


石炭列車を牽いてきた65が機回しされて来ました。この写真で8:55でした。この後、右手の線に入って鶴見線浜川崎駅横でスイッチバック、一旦画面左奥に入り、更にスイッチバックして中央の線路を渡田踏切方に進んで三度スイッチバックして川崎貨物方面に回送されます。今、停まってる位置から中央の線に出ればスイッチバックは一回で済みますが、たぶん出発信号の関係でこうせざるを得ないんだと思います。
その行ったり来たりも撮りたかったんですが、それを撮ってると湘南方面の撮り鉄が制約されるので浜川崎はここまで、鶴見線経由で湘南方面へ向かうところでお終いです。



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初めての大井川鐵道(その2)

2016-02-07 21:09:15 | 関西での撮り鉄


二月最初なんで例によって昔の写真。一月や二月は寒いんであんまり撮っていません。徳島は関東に比べれば温いはずですが、それでも自転車で走り回るには不向きでした。結局、二月の冒頭写真で過去のを見るとこの付近で撮ったのが多い、つまり同じ日に撮ったのが殆どです。
この列車は徳島から池田行き423レとなる回送。小松島からC58が逆行で牽き、時々出区する機関車が付いて重連逆行になりました。C58は小松島では通常転向しなかった様で、徳島-小松島間では上下の別なく常に小松島方を向いていました。
寒いので蒸気が太く出ています。寒いと言えば、C58はハチロクにくらべ密閉式キャブとと言われますが、やはり逆行では結構風が入って乗務員さんは寒かったんだろうなと思います。
左は集煙装置だけの四国では標準的な形態、右は重油タンクも付いた元土讃線用機ですが、いずれも均整の取れた良い格好です。

(その1)からの続きで、やっと撮り鉄開始です。


撮り鉄最初の一枚は既に10時を過ぎていました。先ずは東急改造車2連の下り列車。右手が千頭駅(上流)になります。


続いて千頭10:47着の臨時急行3801M。時代を錯覚しそうな光景。


湘南顔にはヘッドマークがよう似合う。編成が短いやの前照灯が改造されとうとかは言わんといて・・・適度に使い込まれた感があって最高の状態です。


先に下って行った東急車が折り返して上って行きます。10:51発の臨時急行3802Mですね。さっきの南海車が折り返して来るんかと思ってましたが、さすがに4分では無理か。こちら側が改造された運転台ですが上手に造られて全く違和感ないです。


いよいよ蒸機列車の一本目、11:10に来たかわね路11号。この日は蒸機列車が三往復、加えてさっきの臨時急行も運転されていて同鐵道では一番列車密度の高い日だろうと思います。


旧はつかり塗装を再現?したスハフ43にぶどう色???のオハニ36、ある意味臨時列車らしい組み合わせです。蒸機時代の南風はこのオハニ36にオロ・スハ・スハフの4両だったらしいんでほぼこんな感じだったんでしょう。


オハニ36はここにも居たんですね、勉強不足で来るまで知りませんでした。乗ってみたい。


飛行機が二機続行してるのが見えますか。ここは徳島市内と同じく上空が幹線の様です。


蒸機二本目は11:49に来た1003レかわねじ13号。折角のC10が・・・C10は初めて実物を見たんですが、デフが無いんでC12に近いかと思っていましたが、実際にはボイラーが太くC11よりも堂々としたカンジがあります。


後部には電機の補機が付いてます。43系で統一されたキレイな編成。


全体的にいかにも私鉄用と言った感じで国鉄型客車に比べて貧弱に見える電機ですが色やデザインは整っています。


12:16に来た定期下り列車は元・近鉄特急。イベント列車の宣伝に使われていて威厳は無くなってしまってますが・・・後の山は所々帯状に剥げた様になってますが土砂崩れの痕か。


次の蒸機列車まで約一時間あるし、弁当は11時過ぎに届くと聞いていたので食料確保のため一旦駅に戻ります。


往年の上野駅の様な、カンジがしませんか。


字体がゴシックで色もぶどう色ではないような気がするんですが車体そのものは無改造のようで高崎のより原型に近いと思います。


煙突の飾り帯は我慢出来てもナンバープレートの緑が非現実的やなぁ。もうちょっとシブイ色にならんのか・・・と勝手に文句言ってます。


C10が機回しして転車台に向かうところです。かっこいい!C11はC54をタンク機にしたようなスタイルですが、こっちはデフが無くてC52かC53をタンクにしたような印象です。


橋の所に戻る途中、今度は客車を入れ替えるために引き上げて来ました。編成が長いのでもうすぐ左手は鉄橋という辺りです。


ところで、わざわざ駅まで戻って入手した弁当がこちら。一見コンビニ弁当風ですが由緒正しき東海軒の仕事です。


さっき到着した元・近鉄特急が上りの定期各停として折り返すところです。枕木・架線柱・電柱・小屋と総てが木造、ずっと見ていても飽きない情景です。


やはりこの線の華は定期の蒸機列車101レかわねじ1号だと思います。同鐵道はお茶に影響を与えないようにあまり煙は出さんと聞いてましたが、撮り鉄を見つけたのかサービスしてくれた様です。


これはちょっと引きすぎたか。とにかく広い河原です。


まったく時代を間違えてしまう様な光景。機関車も客車もヘンな装飾が無くて昔のまま、かつピカピカじゃなくて適度に汚れているところが最高です。


50年位昔にデジカメを持ってタイムスリップしたらこんな写真が撮れたんだろなぁと言うよなカンジですよ。


良い光景です。もうシャッター押しまくり・・・


客車も激シブ。煙の臭いが残る中を35系客車がゆっくりと渡って行く、この光景が毎日見られると言うのが凄いことだと思います。


たぶん4両以上ぐらいから電気の補機が付くんだと思います。帰りはちゃんと入れ換えしてまた後部に付きます。


かわね路1号の後を追いかけてくる臨時急行4001Mが13:25に通過。正面から見るときれいな改造運転台も側面は凄い痕が残って居ます。


やや置いて13:43は1002レかわね路12号です。他の列車もそうですが、折角のタンクなのに方転して正向運転。まあ、転車台に載るのもショーになってるんでしょうがないんですが。


C10が来ました。14:14通過は1004レかわね路14号。ちょっと色があれですが堂々の編成。昔、徳島本線ではC11が8両ぐらい牽いてましたがタンク機には5両くらいが似合うと思います。


ちゃんと電機は後ろにまわる心遣い。脇役に徹してますね。この次の14:43発102レかわね路2号に乗るんで駅に戻ります。


早速乗り込み写真撮りまくり。いやはや堪りません。


臭いも良いんですよ。


油を染み込ませた板張りの床、


本当の「網棚」とか、


国鉄時代のままの扇風機とか、


室内妻のスピーカーも旧客の特徴ですね。


循環式汚物処理装置はもちろん未装備。オリジナリティを保っています。


洗面所がこんな様子なんでこの車輌の便所は使えないのかもしれません。


千頭駅で指定された車輌に行ってみると団体さんが居て、空いてる車輌に移ってくださいと言うんでここにしました。


高崎車と違って走行中電気的に施錠されるなんてことはありません。


一部に軽金属が使われ近代化された車輌でも蒸気暖房が通って床の油の臭いが何とも良い臭いを醸してます。


汚いなぁ、でも通勤通学に使われていた頃はこんなカンジだったか。懐かし灰皿が残って居ます。


洗面ベシン、痰壺付き。


以前、急行越前様の所で上りは下りに比べて空いていてまったりと旧客が楽しめると出ていましたが、この日は団体多数。よく言えば活気があって往年の各停みたいですが、うるさくて走行音の録音は諦めました。


最後に金谷駅ホームです。いきなりトンネル。


上下本線の間隔も広くて駅撮りに向いてると思います。


特定区間料金を利用し新幹線で三島までワープ。ここから埼玉の自宅まで各停ですが、乗換一回だけで行けるようになりました。なんと時間が合えば沼津からの直通だってあるんですよ。
また行きたいなぁと思いながら終わりです。




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