だいぶ前のことですが「ごっさん」様の写真が掲載されるというので覗いてみた
トレたびにたまたまこの列車の記事が出ていて
早速、鉄同僚2名に指定券確保を依頼したのですが両名とも取れず諦めていました。
ところが
直前になって取れたのです。
最後尾のスハフ42のそれも後ろから二つ目の区画だったので
調整用の席が解放されたのでしょうか。
オハ47が中心の7両編成ですが、南東風にはこのスハフ42が最高です。
というのは
客車ファンにはお馴染み、鋳鋼製台車TR-47を履いているからです。
オハ47では車体は43系でも台車はTR-47をオハネ17に供出し
軽いTR-23を履いています。
この重いTR-47は乗り心地もさることながら
そのジョイントを刻む走行音がたまりません。
で、
楽しみにしていたんですが、ほとんどロングレールで
シャーッという連続音しか聞こえません。ちょっとガッカリでした。
それでも旧型客車ということで国鉄書体はふんだんです。
こんなの撮るの私だけかと思ったら結構いて、オハニ36の「荷物」表記なんかは順番待ちしました。
そういえば、駅到着前になるとケータイを車端のスピーカーにかざして録音している方も何人かいました。鉄道趣味は奥が深い。
車端のスピーカーと扇風機。この扇風機、自宅にも欲しい。
急行使用向けに近代化改装されていますが、その後、窓下の小テーブルと灰皿が撤去されています。
数十年ぶりに乗ってみると「こんな狭かったんかいな」というのが第一印象。最近の211・231系のボックス席の方が広く感じますがシートピッチは同じくらいのはずなので約20センチ広いという車体幅のせいでしょうか。
少し遅れて発車しました。最後尾の車掌室近くなので無線交信が聞こえます。
最近は客車にも無線アンテナが付いていること初めて知りました↓
EF64 1001は茶色なのでそれほどでもないんですが
特急色に旧型客車は南東風世代には違和感があります。やっぱりEF58だなぁ。
旧型客車の別の魅力は窓が開くこと。最近は下降式窓ばかりで座ったまま顔に風が当たるのは高崎沿線に越して非冷房の115系に乗っていたとき以来です。それももう20年くらい前には冷房化されたのでほんとに久しぶりです。
箱乗りはいけません。我がPowerShotの旋回式モニターが威力を発揮しています。
↑横浜発車時も盛大な見送りを受けましたが
途中駅でもその数は衰えず機材もケータイからVTRまで様々です。老若男女を問わないところが良いですねえ。
こういう列車は乗る列車ではなくて撮る列車なんでしょうか。車内は案外懐古で乗ってる向きが多いようです。
駅撮りといえばこの駅員さん、写真撮りまくっていました↓
大船から先も駅撮りの人はいますが
鎌倉付近は背景が良いせいか踏切で撮っている人が増えてきました。(もっとも大船までは踏切がありませんが)
鎌倉散策中の人も手を振ってくれます。こういうのも良いですねえ、警備にかり出された保線の方もご苦労様です。
最近は撮り終えた後、通過する列車に手を挙げて「ありがとう~」と叫ぶのがマナーというか流行のようで何度も目にしました。
実は横須賀線は逗子から先が未乗区間でした。横須賀も京急で横須賀中央まで来たことはありましたが(なんと会葬でした)JRは初めて。
列車はここが終点なので駅を出て昼食にしました。
駅前にいたペルリ提督(たぶん)
改札出ていきなり軍港が見えるというのはさすが横須賀。
中央の2隻はアーレイバーク級かな。
昼食後は当然完乗を目指し久里浜まで行きます。終端部分が単線だとは知りませんでした。
旧型客車にはしゃいだ一日でした。