徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

高崎の前後で、その2

2015-02-22 22:40:56 | JRの高崎・上信越、宇都宮方面

今日は猫の日だそうで。暖かい南風が吹いて雨が降ると言う予報で、春近しと思っていたら寒い一日がっかりでした。

毎晩ほぼ欠かさず味噌汁を飲んでますが、時々インスタントになるときがあります。東北出身の愚妻が小生の食べられない具を入れることがあるんです。ナメコ、ウリ・・・いやぁ気色悪い。

で、そういう晩はインスタントですが、この前こんなのが出ました。聞いたことが無い会社です。吉野本町(よしのほんちょう)は元祖・吉野川橋の袂ですね。味は普通でした。

前回の続きで、移動して着いたのは八木原。

この日は快晴。ランドマークのセメントサイロの左手が子持山。既に雪を被ってるのが武尊(ほたか)、なだらかな裾野は赤城です。


まだ雪のない赤城。こうして見ると当に巡洋戦艦の名前に相応しい感じがします。


伝統の湘南色が馴染んだ鋼製車体、まだまだ活躍中。


ここに来たのは蒸機の下りと、その前にこの2092レを撮るためです。前回は反対側からセメントサイロを入れようとしたら陰ったのでこっち側に変更。250分の一じゃ止まりませんでした。もう少し奥で榛名を背景にすればよかったかなというのも反省。


日本海側が雪だったようで少し車体各所に残っていました。それでも9:12は定時です。


相変わらず変化に富んだ楽しい編成内容。クロロホルムも久しぶりです。


4段積みの返却も時々載ってます。会社は3社くらいあったと思いますが。東海道に継送されてる様で5073レに載ってるのを見たことがあります。


ここで2092レを撮ると蒸機まで80分以上あります。この日は散歩中の地元の方と暫し雑談。


いよいよ本日のメインイベント。だいたいいつもこの踏切で撮っています。ええ風景ですねぇ。


姿が見える遙か前から太い汽笛が聞こえてくるとやはりワクワクドキドキです。この日は随分早めにドレンを切られてしまいました。


連射の中で一番良さそうだった一枚。おじみそで端に来るまで待ちきれず真ん中でシャッターを押してしまいます。4両じゃちょっと短いですね。


昔はこの線路沿いが撮り鉄で一杯だったんですが・・・それでも先の方には前回のD51の時の倍くらいの方が居ました。


次の各停で追いかけるための駅に戻ります。端の方に、セメントサイロに延びていた引込線の名残があります。セメントサイロ側ではすっかり取り払われ太陽光発電のパネルが並んでいます。


ホーム横の線が上り本線。直ぐ外側の線にはまだ架線が残っていますが果たして生きてるのか。この駅も2面3線の内、中線に柵が出来て2面2線構造の駅になりました。


途中が飛んで岩本駅の高崎方。ここも定番撮影地ですね。


もうちょっと駅寄りが良いんですが、追っかけで来たんでは空いてません。八木原で撮って、次の各停に乗って渋川で蒸機を追い越し、ここ岩本に来ると9分で蒸機が来ます。後閑まで行くともう少し余裕が出来ますが、今度は戻りがきつくなります。


撮った場所から岩本駅方を見たところ。煙のニオイがたまりません。


再び倉賀野まで戻って来ました。蒸機は水上で3時間以上休憩するんで貨物を撮ります。この黒雲は雪雲か。


風もあって寒いですがまだ陽は射してます。13:29,2082レだと思います。


この辺で65の牽く列車も希になりましたね。


この列車も少し雪が載ってます。シートを掛けてあると言うことは荷が載ってるんでしょうか。大館と往復利用なら効率的ですね。


ガスケミカル物流西日本のアクリルアマイド水溶液。富士駅で5058レに載ってるのを見ました(あの時は所有者表示がMCI物流西日本でしたが、ネットで見るとその前は三井東圧物流だったようで今はニヤクコーポレーションの100%子会社の様です)。


最後尾2両はISO表記では22G9が計6個。箱状ですがホッパコンテナのようで、「ものぐさの模」様の京葉臨海観察によく出てきます。
薄めてるんで、もう一回続きます。

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高崎の前後で、その1

2015-02-15 23:54:38 | JRの高崎・上信越、宇都宮方面

風が強い。寒さ倍増するんで困ります。
ホントはブログの更新なんぞやってる場合ではないんですが・・・

薄めた土讃線は終わりましたが、まだ去年のハナシを続けています。
この日はC61が上越線担当なんで貨物と掛け持ちで撮ろうという計画です。
わ鉄の紅葉を考えていましたが、色々あって完全に終わっています。


ウチからこの方面の撮り鉄には便利な切符です。「世界遺産」の文字が追加になってから、南限が新町から深谷に拡大されました。埼玉県の一部も範囲に入ったということで、深谷にも世界遺産絡みの施設があるんでしょう。わ鉄もかなり奥まで入れます。
倉賀野駅で買うと透明な袋に入れてくれます。何度も出し入れするんで、ありがたい心遣いです。


さて、高崎沿線の自宅を下り初電で発っても倉賀野着は6:50。今回は寝過ごさずに降りられました。


朝日を浴びて一号機が付いた上りタンカーが停車中です。8760レかな。


初電で来ると12分後に3097レが到着します。毎回、駅外に出て間に合わなかったので今回はホームから。


逆光と言うか、朝日の水平射撃。この沿線、午前中の下りに対しては概ね逆光です。列車は上り本線を塞いだ状態で側線に入ってきます。


いつの間にか、左奥にお迎えのデーテンが出てきました。


タキの梯子の影がおもしろかったので一枚。


いや、それよりコキ列車の間にタキが挟まってるのは珍しいと思います。タンクコンテナの代用で何かを運んでるのか、所属替えで倉賀野に回送され来たのか。荷札を確認しなかったのが悔やまれます。


この列車も2092レと同じく化成品タンクコンテナが多いです。テイカトックス5040はテイカ社のHPではキュメンスルホン酸ナトリウムの界面活性剤とありましたが何の事やらさっぱりです。


こちらは信越化学のメチルジクロロシラン。何や知らん・・・品名で検索すると成分や危険性ばかりが出てきますが、やっとこの方面では超有名な「とはずがたり運輸総研」様のサイトで黒井-倉賀野間で運用されてることが分かりました。しかも黒井駅の記事を読んでると急行越前様が古い写真提供をされていたり何気なく繋がっているのに驚かされます。
黒井-倉賀野と言うと、倉賀野始終着の上越方面列車は無いので一旦隅田川か東タに入ってスイッチバックしてくるか、あるいは熊タや新座で反対方向の列車に積み替えるのでは・・・と想像します。下り列車から倉賀野の荷役線に入るにはまたスイッチバックになるんで2回向きが変わることになります。


今度はシロキサンとあります。先のメチルジクロロシラン共々どうもシリコン製造にかかわる様です。重量23.9㌧と言うと普通のコキでは1個しか積めないはず。コキ200が多いわけです。コンテナ枠はフォークリフトでの荷役が出来ない形になってますね。


トリクロロフェニルシラン、また知らん系が出てきました。これもシリコンに関係がありそうです。品名で検索していると一回り大きなUT-16Cもありました。枠に前後を示す表示がありますが何回も向きを変えるのにええんか、と思います。


さっき横で待機していた北関東ロジのデーテンが大宮方に接近、基地への引き上げ準備です。


コキを見ていると、さっきのトリクロロフェニルシランの枠に変な物が・・・


「帯電の恐れあり アースをとれ」とあります。鉄道輸送中は鉄の車輪なんで必要なしかな?


こちらも先ほどのテイカトックス。妻にCIMC南通とあります。検索してみると、やはり貨物や専用線で有名なクラッチ様のブログに出ていました。「ナントン」と読む中国のメーカーだそうで、きれいな色で目立つメタノール輸送用UT26K-98千番台もここの製造だそうです。


朝日に向かって、大宮方にある基地に引き上げられて行きます。


今、EH200が牽くタンカーが停まってる線を横切り


マンションの左側を通って基地へ。


高崎方にはポツンと牽引機が残されました。


こっちのタンカーもそろそろ発車。


この写真で7:17なんで根岸行き8760レでしょう。


むかし広田先生がこういう写真をよく撮られていたような。もっと超望遠でしたね。


約30分後、彼方に桃太郎が現れます。


下り本線を跨いで側線へ。この列車も倉賀野止め、3099レですね。


時刻表で倉賀野着は7:49、ほぼ定刻です。


高崎線下り初電で倉賀野に着いてちょうど一時間が経過。これで3列車とデーテンが見られるので効率の良い時間帯です。左端にチラッと待機中のデーテンが写ってます。


側線にいつの間にか緑タキが留置されています。例の切符を買いに改札口に行っている間にデーテンが牽きだして来たようです。


7:51待っていたデーテンが接近開始。


到着した3099レの後部に連結。


7:54には基地へ持ち帰り。立ち位置誤って発車時の爆煙を取り損ねました。
倉賀野はこの後しばらく貨物が無いんで移動します。来週に続きます。


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紅葉後の土讃線その4、大歩危・三縄

2015-02-08 21:55:49 | 土讃線

相変わらず鉄分ゼロな毎日、土讃線撮り鉄もダラダラと4回目です。

前回最後の42Dを小歩危で待避していた4237Dが来ました。運転席後方に巨大な多機能(多目的?)トイレがついてます。


多機能ってトイレで排便以外に何するん?と思っていましたが、更衣や授乳にも使えるんですね。


トロッコが大歩危で折り返して来ました。昨日の写真とほとんど同じで見分けがつかん。


4237Dが12:37ならこれも定時。第二鉄橋の12時台はトロッコが走っていれば一時間に5本も撮れる効率の良い時間帯です。


12:41にはトロッコを追って4236D。池田に着くのはトロッコの5分後です。


で、12時台の最後はアンパンマンオレンジ37D南風7号。この日は12:48でした。


約20分後、岩原でアンプウ7号の通過を待っていた44D南風14号。木に隠れて列車の接近が分かりづらい所です。右端にトンネル出口の様な物が写っていますが落石防護覆いで、鉄橋から大歩危までほとんどこれで守られています。斜面の角度を見ても分かるように、よくここに線路を引いたなぁと感心します。


だんだん曇ってきて昨日と同じように色が冴えない感じになってきました。


こっちの山肌は未だいくらか色が残ってるんで晴れてればもう少しきれいな絵になったと思うんですが。


続いてこの日もバスで大歩危駅に移動。


トロッコ8275Dの到着です。有効長はかなりあり、昔はDF50が牽く貨物列車が交換していたんでしょうね。


もう少し背後の斜面にある家を入れて土讃線らしさを出したいんですが、そうすると手前に色んな物が入り込んで来ます。


トロッコを追いかけてきた41D南風11号です。この写真が一番秋らしい感じになりました。どうもN2000の色は「うずしお」専用という思い込みがあって土讃線では違和感があります。


さっき第二鉄橋で撮ったアンパンマンオレンジが約2時間で折り返して来て来ました。岡山に上って行く48D南風18号です。

この後、トロッコで池田に戻ります。この日はトロッコのシーズン最後の運転日で、小生の乗った8276Dが最終列車となりました。乗客は小生1人・・・

この日は三縄で途中下車して2列車撮ってから次の各停で剣山8号に間に合わせようと考えていました。小生が降りると乗客ゼロのトロッコが池田に向けて発車して行きました。
この写真で15:48ですが真っ暗。こら降ってくるなぁ・・・


やっぱり降ってきました。4253Dの到着ですが、待合室の屋根の下から出られません。


駅横の製材所に元貨物ホームと思われる側線があってプラッサー&トイラーの新品マルタイが居ます。地元徳島の1551tokutetsu様の「吉野川ブルーライン徳島線沿線」の記事によると、四国各地で色が違い、徳島は赤だそうです。と言うことは連絡船と同じ?高知は黒潮の青、愛媛はミカンの橙色、香川はオリーブの緑、んで徳島の赤は何の色・・・阿波踊りの情熱の色。少々苦しいこじつけやと思います。


晩秋らしい、雰囲気は出ていますよね。。。


16:25になってやっと50D南風20号が来ました。私製ダイヤから約10分の遅れ。


光芒に雨が写ってるのが見えるでしょうか。もう跨線橋の下から動けませんでした。


この駅は土讃線の駅では珍しく一線スルーになっていません。
これにてこの年の土讃線撮り鉄は終了。


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紅葉後の土讃線その3、小歩危・大歩危

2015-02-01 21:37:20 | 土讃線


ちょうど今日から2月です。45年前の2月に撮った写真です。45年前と言うことは今年は昭和90年になるんですよ。
昭和45年は徳島蒸機最後の年で、この写真を撮った翌月、3月末が最終でした。前年8月に練習運転を始めたデーテンは既に高徳線・徳島線の蒸機を総て置き換え、残ったのはハチロクが牽く牟岐線521~522レとC11が牽く牟岐線(桑野)と鳴門線貨物だけでした。最後と言うことで、この年の2月・3月は冬にしてはずいぶん撮っています。


45年前の2月は盛んに撮り鉄してましたが、今年は年が明けてから一度も行ってません。遠くにチラッと見える185斜めストライプは撮り鉄とは言いません。

今月も総ての休日が塞がっていて撮り鉄どころではありせん。3月もその延長戦がありそうやし、瞬間帰省もあるし・・・60Dを持って線路際に行くんはホンマに春になってからになりそうです。
と言うわけで、今回もごっつい薄めた記事です。
2014年晩秋の土讃線撮り鉄二日目。

昨日の朝よりだいぶ遅い。昨日乗った5:40の一番列車でも、68分後の特急でも池田から土讃線下り各停に接続が無く、どうせフリー切符で特急乗り放題やしと言うことでゆっくり出発。

今回使った切符。いや、前から毎回これを使っていたんですが、実は廃止されるはずだったのを徳島線開業百周年に免じて今年度の週末に限り使えるようになった様です。

どれほど得かと言うと、S切符と比べれば一目瞭然。特定区間で一回しか乗れないS切符に比べ範囲内は何回でも乗り放題でしかも安い!27年度も継続して欲しいもんです。

池田からバスで着いたのは小歩危です。ここも今回財田と共に寄ろうと予定していた所です。

直ぐ先が小歩危駅で写真奥が池田方。右下を国道32号が通っていて、更にその下を吉野川が流れています。

列車は36D南風6号。勝手にアンプウと略してるアンパンマン南風です。昨日は3回も撮った編成ですよ。

吉野川対岸の眺め。小さな谷がいくつも吉野川に注いでいます。この後一時間弱も列車がないんで駅前後に撮影地探し。

国道に降りる道の途中にある店。前もこんな感じだったのですでに廃業してるのか、あるいは休日朝なんで未だ営業時間外なんか。ちなみに小歩危の駅前には国道まで降りても自販機すらありません。特に夏場は注意が必要です。

高知方に進んでみたものの線路に近づける場所もなく最初の踏切に戻って2005Dしまんと5号。幌付きの気に入ってる顔ですが2両じゃ物足りん。

次は池田方に場所探し。右手の線路と下のR32が谷の斜面に張り付いてる感じです。結局、こっち側も線路は道路からずっと高いところ通り、民家の裏庭ぐらいしか線路端に出る方法が無くて断念。

結局次の4231Dは小歩危駅ホームに戻って撮ることに。両側に出発信号機があるのは一線スルーの証ですね。と言うことは折返し可能駅と言うことになります。

朝日を浴びて良い感じです。背後の山の紅葉?の色が秩父鉄道沿線の山に良く似ています。あそこもこんな錆びた様な色でした。

乗降無く出発。眺めの良い線ですから各停でのんびりも良いと思います。

池田方S字カーブ。まあ土讃線はS字カーブだらけなんですが・・・

だいぶトリミングしてます。通過する振り子列車に合わせたような結構きついカントで、1000形なんか停まったらバタッと倒れそうです。次はここで上り特急を撮りたいですね。

この時はその上り特急を谷側ホームの端から撮りました。さっきの4231Dと大歩危で交換した38D南風8号です。

このホームからでも断然大歩危方の方が良いですね。池田方撮るなら山側ホームか。

38Dから待つこと25分、10:33に33Dアンプウ3号の通過。今回、緑アンパンマンは初めてのはず。

この先、線路端に出られれば背景に山を土讃線らしく取り込めそうな気がしますが取り付く道が見あたりません。

33Dが通過すると次の40Dまで40分近く列車がありません。で、久しぶりに第二吉野川鉄橋まで遊歩道を歩いて行くことにしました。

数年前にも掲載した、途中にある赤川橋。橋は全くそのままで錆びてますが、市になったことで注意書きの札だけが新しく更新されています。ここが「市内」と言うのが凄い。

割と柵?が低く真ん中辺では下を覗くと怖いです。アベックが居たこともあり途中で引き返しました。こんな所に来て寄り添ってくれんかったら脈無しでしょうね。

だいぶ進んでから振り返るとこんな感じです。川口の先から大歩危駅前まで東側に渡る唯一の橋かもしれません。

この辺まで来ると第二鉄橋横にある宿泊施設が見えてきます。

11:08吉野川第二鉄橋を通過する40D南風10号。小歩危からぶらぶら歩いて30分くらいでした。

朝、小歩危駅ではあんなに陽が射していたのになんかボンヤリしてきました。まあ、小雨がぱらついた昨日よりは断然良いですが。

昨日より早く着いてるんでトロッコの一本目8273Dが撮れます。11:26でした。

11:36、池田をトロッコの35分後に出た35D南風5号が通過。

また雲の隙間から陽が射す状態になってきました。

まあ、これはこれで良い雰囲気ではあります。列車はさっきの35Dと大田口で交換してきた42D南風12号です。

12:10でしたから今日は定時ですね。

ここは上下方向とも見通しが悪く突然飛び出してくる様な感じになり、ずっと構えてるのは疲れます。幸い大歩危方袂が急カーブで速度を落としてるのが救いです。

この列車はグリーン車も結構利用があります。去年、バースディ切符を使ったときはほとんど小生1人と言うことが多かったんですが。
こんなところで続きます。

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