徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

高松市内の男木島に渡る

2024-06-30 21:09:05 | まち歩き


今回は写真が多いンでいきなり本文。前回の有年行きより先に男木島に行ってました。金比羅参り用に買った回数券の消化です。


次の便でもフェリーに間に合うんですが、一本早い便で来て高松港見物。この日は何と自衛艦が寄港していました。掃海艇二隻と掃海母艦「うらが」だそうです。


艦内見学もできるそうで早くから列が出来てました。


掃海艇「あおしま」と「みやじま」。いかにも特殊用途の補助艇と言ったカンジの船尾が格好いい。


「うらが」の艦尾は掃海ヘリの発着甲板。艦尾の扉は掃海用具と機雷敷設用らしい。主力艦ではなく、こう言う補助艦艇が好きです。


高松港の北の端になるこの岸壁は初めて来ました。自衛艦が泊まってる所が5万トン級岸壁で、このずっと沖に延びてるのは玉藻防波堤と地図に出てます。これが徳島市内なら毎日散歩に来ますわ。


高速船乗り場の方に移動。9:20,大島に向かう「まつかぜ」(右手)と四国汽船の直島行き「サンダーバード」(船尾を向けてる船)が同時出帆。左端の派手な塗装のフェリーは国際両備フェリーの小豆島池田港行き第十一こくさい丸。


港外にでると競争・・・サンダーバード号は船尾が大賑わい。半分くらいは外人で、やはり直島は人気があります。前にも参考にさせてもらった「Sea Road」様のサイトによると、写真ではわかりませんが「まつかぜ」は珍しい三胴船だそうです。こちらに向かってくるのは四国フェリーの第二しょうどしま丸。


自衛艦の脇にはツバメマークの中国JRバス。多分、呉から要員を運んできたのでは?「うらが」の艦橋前にある柵で囲まれた台は後日装備の兵器設置場所で、艦橋頭部の四角い台はその指揮装置が装備される所ではないか?と想像します。


これから乗る女木島経由男木島行きフェリー「めおん」が到着。乗船券の販売は半時間前からで列に並びました。こちらも外人がけっこういました。


東側には屋島を背にして四国ドック。手前に第三しょうどしま丸が係船中。この前、琴電乗り鉄後に寄った時から居ました。千潮丸は千葉県の館山総合高の実習船だそうです。煙突を見ると海保の船かと思ってました。船形は499t型遠洋鮪延縄漁船とほぼ同じなカンジ。


出港したフェリーの後部から高松港を望むと立派なアリーナが存在感を出してます。


やはり業務用エアコンはダイキンやねぇ。潮風で錆んのかと気になります。ここは艦橋後のデッキで屋根も椅子も無し。一つ下に椅子もあるデッキがあるんですがこの日は満員でした。


20分で女木島に到着。左に屋島、右に高松市街が目と鼻の先。


女の子ではなく、防波堤に並ぶカモメのオブジェを撮っています。


女木島は通称・鬼ヶ島。半分くらいの方がここで下船。


消波ブロックを並べて砂浜を造った海水浴場がありますね。とにかく海も浜もキレイ。


お椀を伏せたような山が並ぶのは讃岐平野の特徴ですね。この中のどれかが讃岐富士と言われる飯野山だと思います。どれも屋島と同じく太古の火山活動の名残らしい。


去りゆく女木島。上空に男木島に向かって送電線が渡されてるの見えますか?


航跡を横切る漁船。遠方左は八栗山、中央の台形は屋島の先端「長崎の鼻」と言われる所だと思います。


瀬戸大橋も望めます。形から左端が北備讃瀬戸大橋、右端が岩黒島橋かな?フェリーは四国汽船の「なおしま」で背後は与島でしょう。


男木島に入港。予備船となってる「めおん2」が係船されてました。ネットでは2027年に引退し代船が建造されると出ていました。


沖の方を豊徳丸が航行中。艦尾の波の感じだと潮の流れに逆らって航行中か?背後は煙突があるんで直島かと思ってましたが、後で地図を見るとどうも玉野市の南端みたいです。


この男木島も高松市内になるそうで、中央の島が女木島、遠方は四国の陸地。


下船してから「めおん」の外観を。名前は女木島と男木島からとったとのこと。


「めおん2」は入梁時の代船や繁忙時の助っ人とかに使うらしいですが、キレイな状態です。


これは港のシンボルで待合所らしい。他にもセトゲー作品が色々あります。


ネットにはこの島も猫が多いと出てましたが、私は滞在中一匹しか見かけませんでした。


こう言うのんびりした風景が好きです。しばらくボンヤリしていたい眺め。


飛行機雲二条。


高松港に戻る便まで2時間ちょっとなんで灯台に向かって歩き始めます。ほとんどの方は見所や店が多い反対の南側に行かれました。


1キロちょっとかなぁと思ってましたが、地図で見ると高低差は分からん。


あっという間に高台へ。


県境の大槌島とその先の瀬戸大橋。


途中、葦が被さってトンネル状になったところもあり、この道でエエンかなぁと心配になりましたが道標が見えてホッとしました。


何度かアップダウンを繰り返し灯台に到着。途中すれ違った方は三名でした。


まあ場所の割には適正な価格。


キャンプ設備もあり。


素敵な浜とキレイな海。流れが速く、残念ながら遊泳禁止です。


絵になる風景ですわ。


ここで昼食。歩き始める前に出会った地元の方に、灯台の方に食べ物を売ってる店を尋ねたら無いと言われ、この日島の学校の運動会と言うことで配られた寿司を譲っていただきました。カロリーメイトしか持ってなかったんで助かりました。ありがとうございました。


無理してこの灯台まで来たのは、ここと対岸の豊島の間が地図で見ると瀬戸内海の東西を結ぶ主要航路になっていたんで、いっぱい船が見られるだろうと思ったからです。ファンネルにJFEのマークを付けたこの船は何と徳島の千羽海運所有の「白隆」。一昨年12月就航のまだ新しい船で運航はJFE物流、RORO式の鋼材運搬船だそうです。


裏手を登ると更に眺めがエエとこがあるそうなんですが、しんどいのでこの辺で止めました。


確かに通る船は多いんですが、ほとんどは内航タンカー。船を見るだけなら舞子で明石海峡を見ていた方が効率良さそうです。


鳴門海峡並に潮が速そう。


港に戻る途中で東航する帆船に遭遇。


日本丸でした。


港に戻ると程なく折返となる「めおん」が到着、また観光客が降りて来ます。


午前中とは違う方だと思います。あの梯子は持参だろうなぁ。


サイドスラスタ装備なのか、あの狭い港内で向きが変えられます。


飛行機雲が崩れた筋雲。こう言うの見るとつい撮ってしまいます。


高松港に帰着。行き帰りともこの方々が同じ便に乗ってました。


高松駅前に飾られてる宇高連絡船「讃岐丸」の錨を撮ってオシマイです。























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