徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

スハネ16量産開始

2011-05-01 21:43:14 | 模型
黄金週間が始まってしまいました。一昨日はこの連休中で一番天気が良いというので観葉植物をベランダに出したりコートの洗濯をしたりと家の事で一日潰れました。昨日はちょっと出社、今日は撮り鉄予定でしたが予報で雨と強風と知り久々にNを。

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上の写真は去年の5月3日にひたちなか海浜鉄道で撮ったものです。田植え直前でした。同鉄道は復旧が7月になりそうなんですが今日は車両を全部連結しての撮影会を催していたようです。前向きな努力に頭が下がります。運転再開が待ち遠しいです.。
田植え直後の風景が好きで列車を入れて撮りたいと思っていますが、なかなか良いタイミングであたりません。今年はどうだろう・・・
さてNで瀬戸1号/2号を編成しようという計画の続き。前回記事が振り返ってみると2月、ほぼ2ヶ月ぶりになりました。

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前回では塗装前の加工(サボ受けの削除、洗面所窓桟撤去)を済ませるとこまででした。ウチは以前も書いたように愚妻がシンナー臭を嫌うため(好きだったらもっと困りますが)出来るときにまとめて塗ります。
今回、写真に写っているスハネ16×6両とオシ16の他にスロ54も塗装しました。

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塗料はモリタの青15号と自称・青17号(GMの青20号と15号を1:1)を半分ずつ塗りました。写真で左がモリタ、右がGMです。
好みは様々で皆さん記憶の中の色調と対比されると思いますが小生はGM2種混合の方が気に入っています。

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塗りおえてHゴムをグレーで差した後にネットの製作記で”GMのオシ16調理室窓が開閉可能なのにHゴムはおかしい”という旨の記載を見ました。早速写真を確認して見ると確かに下降式の窓の様に見えます。というわけで削り落としました。ところがここでまた失敗。写真をよく見ると寝台車通路側窓の様に上辺に水切りがあります。この部分だけHゴムを残しておけば良かった・・・という後悔が残りました。

ここまでは2~3月に少しだけやった作業。

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前回は平筆で素早く塗るのを優先したので細部には塗り残しがいっぱいあります。またHゴムを塗ったときに盛大にはみ出しているのでこれらの修正を今日やっと手がけました。

いやあ、細筆で修正すると直ぐに修正場所が分かりますね。同じ塗料でも日によって色合いが違うし。使う前にはよく掻き混ぜるんですが底に溜まった全部の塗料が混じり合ってはないようです。

とりわけHゴムのはみ出し修正は、はみ出したグレーを車体色の青で隠していきますが逆にHゴム部分まで青に塗ってしまう要再修正箇所が続出です。どこかで諦めないと果てしなく繰り返しそうです。

気分転換にずっと前に車体が出来上がっていた先行試作車に床下機器を取り付けることにしました。親切な原寸大の説明図も付いているし2両分くらい直ぐだろうと思っていましたが結構時間がかかり結局1両だけで時間切れ。

こういう小さくて取れやすそうな部品の接着は瞬間接着剤が良かろうと思い小さな部品を左手でつまみ接着剤容器を押したら出すぎて大騒ぎ。危うく指がくっつきそうでした。で、プラ用接着剤に変え、仮止めしてからたっぷりと流し込みました。見える部分がテカテカしているので後日また塗料で隠すことになります。

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GMの床下部品は共通のようで、オハネフ12に所要の部品を付けてもこれだけあまっています。座席車用の水タンクや旧型客車用電池箱と言った所でしょうか。右端の大きな部品はオロネ10用のユニットクーラーのようです。

床下部品取付は初めてですが、GMの床下部品は思ったより良くできていてうれしくなりました。大きな部品は足が付いてるし発電セットも三つのパーツを組む手間はありますが良く表現出来てると思います。

と、まあこうしてひとつ作業を進めると新しい作業(修正)を増やしてる みたいでいつ終わるのか・・・のんびり行きます。

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やっと車体完成

2011-02-27 22:16:30 | 模型
今回は拙ブログ開設満三周年記念に四国の鉄道基盤整備について持論を展開しよう、と思っていましたが筆が進まず断念。
前回からあまり進んでいませんが、GMキットで作成中の急行瀬戸1号の続きを。

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自作転写シールを諦めどうにかサボ類を貼り付けました。

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ランナーから切り離しようやく箱に組むとこまでたどり着く来ました。一般的には説明書にあるとおり塗装前に箱形に組みますね。

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箱に組むにも妻板と側板を先に組んで後から屋根を取り付ける(これが説明書の方法)のと、屋根板に側板・妻板の順に取り付けていく、と二通り考えられます。両方を先行試作の二両にそれぞれ試してみましたが、小生には後者のほうが良さそうです。

出来上がりはご覧の通り隙間だらけになりました。ネットではGMキットはキッチリと箱に組めると評判なんですが己のヘタさに嫌気が差してきます。

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次の工程は下回り。床下機器や台車・車輪も塗装します。

が、その前に確認する事が・・・

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ネットでGMの客車キット製作記事を読むと車高が高いとよく出ていて皆さんその対策に腐心されているようです。なので確認してみました。

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右はマイクロエースのスハネ16です。車高が高いと言うより窓の位置が低すぎる、あるいは腰板が狭すぎるというか何となくバランスが悪いですね。GMの方が全体的に少し大きく感じられます。

ネットで対応策を見ると、大概の方は台車取付台座を削ってますがそれだけでは解決しそうもありません。ひとかただけ車体裾に1㎜幅の帯を継ぎ足すという工事を施されていましたが恐らくそれが最良の方法でしょう。

が小生にはそんな工作力も根気もなく、お手軽に削って済ませます。それにしてもサボの位置が低すぎますね、貼り直さないと益々窓位置が低く見えます。

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削ろうとしている台車取付部分です。すっかり削ってプラ板でスペーサーを作ろうかとも考えましたが、折角梁もついているのでこのままやヤスリ掛けすることにします。

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とは言え削りすぎると行けないのでプラ板で治具を作りました。.3㎜×3枚で1㎜弱まで削ることにしました。
ところで今日は愚妻が出掛けているので塗装のチャンスです(シンナー臭が嫌われ普段なかなか塗装が出来ません)。先行試作もなんとか完成間近なので残りのスハネ16を一気呵成に量産する用意を始めます。

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個別に買った5両と寝台車セットの1両を合わせ6両を量産予定。先行試作の1両とマイクロエースの1両を合わせ編成所用の8両が揃うことになります(完成すれば・・・)

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寝台車セットの中の2両。以前、GMのオハネ12はオハネフ12と同じ車体を使っていると書きましたが、よく見ると通路側の窓配置は違えてあります。

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同じくセットのオロネ10。この車両の単体が見つからずこのセットを買ったようなものです。上段の小窓はどう表現しようか・・・等と今から思案。

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スロ62用のAU13、素晴らしい出来映えです。

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床下機器。セットと単体売りの物では構成は同じでも素材のプラの色が違います。

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量産車では洗面所窓を一枚で表現する事にしたので洗浄前に上段部分を切り取りました。
というところで以下次回です。
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GM10系寝台製作のその後

2011-02-20 22:33:38 | 模型

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昨日は秩父鉄道の関西線色がさよなら運転だというので天気も良いし行こうかと思ったものの風があって寒かったので、あっさり中止。ウォーキングにカメラを持って出てまた梅を撮ってきました。

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最近、最低気温が零度を下回らない日が出て来ました。梅が咲いてくれたおかげ・・・

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良い色です、桜と違って凛としたところが気に入っています。
さて
この冬、一年ぶりに再開したN製作ですが前回記事から一ヶ月近くなるものの捗っていません。

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久々アキバに寄って工具や材料を買ってきました。プラスチック専用というPカッターには期待したんですが溝を掘ってパキッと折る方式。アルミも切れますなんて余計なモノを買ってしまいました。透明プラ板をひび割れなしにキレイに切るのはどうしたらいいのか。
タミヤの「ウェザリングスティック」というのも買ってみました。現在の進行状況では使うのはだいぶ先になりそうです。
ラジオペンチは電工用のを持っていましたがピンセットでは押さえきれないモノを挟むのに購入。
透明プラ板は薄いのを買ってました。難なく切れるのは良いんですがやはり平滑性に難あり。

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偉そうな事を言ってますが工作技術はご覧の通り。ドアガラスを填めようとしていますが相変わらず周囲はひび割れて白濁。中桟を烏口で引いたら溢れ出て失敗。

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右は買ったばかりの薄手プラ板を裏から貼り、窓枠よりやや小さめに切り出したガラス用プラ板を落とし込むように填めています。こちらの方がいくらか楽なので以後この方式にします。

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屋根にクーラーとベンチレーターを付ける番になりました。オハネ(フ)12の屋根には何も付いていませんがスハネ16の方はクーラーの裏にある突起に合わせるよう印が付いています。

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一つずつピンバイスで穴開けするのも面倒、それに半ガラ用の印はありません。スハネ16はこの先量産する事であるし↓を作りました。

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屋根に合わせた型紙に取付位置の穴を開けたものです。最初オハネ(フ)12できっちり作ったら取付後型紙が外せなくなったのでスハネ16用は緩めに作りましたが、今度は配置が歪むことに。
取付間隔を1/180の図面から換算して場所決めしたら窓配置とどんどんずれるので調べてみると主要寸法が合わない。図面かGMのどちらかがおかしい様です。

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クーラーの突起は丸ヤスリで削除。手間です。

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オハネ(フ)12のガラベンはキット付属のモノを使いましたが、スハネ16には別売のパーツを使ってみました。

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どこが違うかというと通風口が表現されています。ベテラン製作者の記事を見ると格段に見栄えがすると言うようなことを書いてあったので期待しています。上から見るぶんにはさっぱり違いが判りませんが安い物なんでこっちにしましょう。

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屋根が整いました。やはり一直線に並んで無いですね。それでもマイクロエースみたいに屋根とクーラーやベンチレーターが一体成形されたモノよりは別部品とした方が良いですね。
クーラーはメタリックグレーに塗ったんですが違和感がありすぎです。屋根と同じ色に塗り直そうと思っています。
そろそろ箱に組める段階ですがその前にインレタやサボを付けようと今日の昼間悪戦苦闘しました。

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以前(1年以上前ですが)紹介した自作の転写マークです。見えないのを無理して切り出し苦労して貼り付けると上下が逆だったり、保護シートに貼り付いて使い物にならなかったりと半日の作業は総て無駄になりました。

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普通の紙に印刷したのもあります。貼り付け方法と紙の厚みが難点で使いませんでしたが次回は試してみます。
1970(昭和45)年の35・36レ瀬戸1号/2号を組むにはスハネ16だけでも8両必要です。こんな所で躓いていては先が思いやられます。

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そのスハネ16ですが模型屋で見つける度にせっせと買い集め台車を含め5両分あります。これにオロネ10単体が無かったので買ったセットにも一両。制作中の1両とマイクロエースの中古1両を加えなんとか揃いました。

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その寝台急行セットには上のようなスライドマーク(たぶん)が付属しています。みれば宇野行きのサボもあります。ほとんど今回は不要なものばかり、もうちょっと的を絞ったものがあれば良いんですが。

この冬の間に先行試作車両に台車を履かせる所まで持っていきたいものです。

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一年ぶりにN再開

2011-01-30 21:22:19 | 模型

徳島にはかないませんが

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梅が咲いていました。先週は殆ど蕾で一つ二つしか咲いてませんでしたが昨日はチラホラ状態になっていました。植物は気温より日照時間で季節を判断するようなので寒くても春が近いと喜べます。今週末は立春じゃ。

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小生は白梅>紅梅>桜の順ですね。梅は未だ寒い内から春を期待させるのが良いです。

寒いので撮り鉄休止してNを再開しました。

すっかり忘れたので自分の記事を確認すると最後は一昨年の12月、1年以上放置していました。

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前回最後のGMキット進行状況。下のスハネ16はGMの青15号と20号の1:1混合、上のオハネ12(実はオハネフ)に塗ったのはGM青20号にMRカラーのミッドナイトブルーを1:1で混ぜた物ですが暗すぎて失敗。一番上のハコはマイクロエースの完成品。

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で、その後入手できたモリタの青15号に塗り直しました。筆で2度塗りなのでゴテゴテですが評判通り良い色です。

この2両は今後大量に作らないといけないスハネ16の先行試作とします。

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似非オハネ12の方にはサッシに銀を入れ早々とインレタを貼りました。俄然生きて来ます。

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洗面所の窓を填め込もうと無理に押し込んだらキズだらけ、上段の桟が割れてしまいました。アップで撮るとサッシの銀入れも雑なもんです。

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妻のドアガラスを填めようとしていますが、相変わらず透明プラ板が上手く切り出せません。雨樋横辺りに塗り残しがあって前の暗い色がのぞいています。

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透明プラ板をキレイに切り出すにはどうしたらいいのか。寸法通りきりだしてもこれでは・・・

厚みは0.4㎜、平滑さを保つにはこれかと思ったんですが今度少し薄いので試してみます。

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マイクロエースの完成品に付けたのと同じようにプリンターで印刷したブラインドと網戸を貼り付けました。

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この裏から貼り付けるのがなかなか難しく、もたもたしてると接着剤が流れ出す・・・磨りガラスの表現に使えるかいな。

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こちらは少し後追いで作っているオハネ16の方。写真では分かりづらいですが、寝台側の中桟をスッキリさせようとオリジナルの中桟を切り取り0.75㎜幅のプラ角材を代わりに貼ってみました。結果はご覧の通り、スッキリするどころかかえって太く見えます。おまけにエラい手間で二度としません。

スハネ16だけでも後6両も作らないと・・・ネットでGMの製作例を見ると皆さんほんとにキレイに作られています。未だ途についたばかりなのに挫けそうです。

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「Nで瀬戸を・・・」途中経過

2009-12-20 21:53:47 | 模型

「Nで瀬戸を編成するぞ」と威勢良く記事にしたのは今年の正月。

あと10日ほどで今年が終わろうとしていますが

ほとんど進んでいません。

だいたい準備に掛かりすぎました。

キットはもちろん、塗料に工具と最近になってやっと一通り揃いました。

春から夏にかけて長期の中抜け期間もあり

寒くなってから中古で入手したマイクロエースの完成品を汚していました。

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折角のマイクロAの素晴らしい仕上がりが台無し・・・

いや、ピカピカは嫌いなのでウェザリングはやろうと思っていましたが

ちょっと度が過ぎたか。

70年代の廃止直前の車両のようです。難しい。

そもそも

1969(昭和44)年10月改正からの35レ下り瀬戸1号を組もうと思っているので

写真のオハネフ12は最後尾の12号車、スハネ16は11号車になる予定です。

オハネフ12は頑張って号車札も貼ってみましたが

実は失敗続きで4カ所とも番号が違います。

現在仕掛かり中はGMキットのオハネ12とスハネ16。

初めてキットを組みます。

オハネ12は瀬戸1・2号には不要なので練習用です。

ところで

実車はオユ12を含む13両編成ですが

手許に用意できてるのは写真の2両のほかに

オシ16・オロネ10・オユ12・スロ54・スハネ16×2(総てGMキット)だけ。

あとスハネ16が5両必要です。台車も3両分しか用意がありません。

秋になってから結構あちこち模型店を廻りましたが

GMの客車キットがあまりありません。

あっても不要な車両ばかり。ネット通販をみても同様で

オロネ10も単品では無かったので寝台急行セットを通販で購入しました。

おかげでスハネ16も1両獲得出来ましたが

その店にもスハネ16単品はありませんでした。

いつでもあると思っていた客車セットもGMストアでさえ

どうみても売れそうもないお座敷客車セットなんていうのしかありませんでした。

製造中止になって流通在庫だけなんでしょうか。

台車も含め、これからは見つけ次第買いです。

ネットで探しているときに

マイクロAの「安芸」セットがあるのが判りました。これだと

一気に揃います、オロネなんて2両も入ってるし、電暖じゃないし

中古で安く出ないかなぁ。

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