徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

沼津を下見

2018-06-24 22:05:33 | JRの東海道線、神奈川県方面


JR北のHPに出ているものですで、赤の下線は小生が入れてます。特急列車が遅れると出ていますが、定期の特急は皆駒ヶ岳経由なんで接続待ちのためだと思います。貨物は駒ヶ岳経由に比べて勾配が緩いので上りは皆この渡島砂原線経由ですね。元々火山灰土壌だし、ここに重量貨物が通れば軌道維持も大変だと思います。対応は徐行運転とあって軌道強化と書かれていませんが、どうなんでしょうか。JR北も財政はキビシイようで一社で負担するのは無理だと訴えてる様に思えます。


ほぼ一年前、去年の18日の記事で貨物時刻表付録のダイヤグラムを撮ったモノを載せました。夏至の今頃、朝の5時くらいで一番貨物列車密度の高いところで一杯撮らんと南草津や大垣に行ったんですよ。もっと近場で関東にナイかと見れば熱海付近が良さそう。ただ、熱海じゃ駅近で撮れる場所がありません。


じゃあ沼津か三島はどうかいなと地図を見て沼津駅周辺を偵察に出掛けました。この時期なら一番電車で行って戸塚のホームから始めるのが常ですが、しんどいので66牽引の5097レと桃太郎の牽く1068レを国府津で撮るところから開始です。


約半時間空いて好物の1060レです。ここはホームのどっちの端で撮ろうか迷います。


この日もAIモードで撮ってますが、やはり先頭が止まっていません。焦点を中央1カ所にしとんがアカンのかと考えてるんで今度変えて試して見ます。


や、熊通ですね。どこまで行とったんでしょうか。


この列車らしい毒々しいのも載ってました。


11時半過ぎの構内東京方。右の4番線は同駅始発電車、左は電車区から引き上げて入換中だろうと思います。中央遠くは付属の5両編成で、ここで解結するためですね。あそこは御殿場線から来たJR海の車輌もよく休んでいます。


11:40の5052レを撮ってからいよいよ沼津に移動です。


先ず静岡方、沼津貨物駅手前の踏切目指して歩き始め、線路沿いに出られる場所があったんで早速寄って見ます。


駅方向、下り列車はあきませんね。


上り列車ならまあまあいけそうか。


線路沿いに進めず、中学校やらを大きく迂回してやっと踏切が見えてきました。さっきの場所から踏切は直ぐの所に見えてたんですけどね。


で、沼津貨物駅。


踏切の海側から駅方向を見ますがダメです。


こちら静岡方。ここは交通量が多く歩道も無いんで落ち着かない。


沼津貨物の向かい側は明電舎の工場で、特大貨物が出る引き込み線があります。


あかんなぁと駅に戻る途中で、最初の場所の近くにある駐車場から5075レの到着を撮ります。


私有地ですからねぇ・・・5075レは時刻表によると沼津貨物で6分ほど停車になていますが、停まったのは踏切手前で撮ってる目の前です。出発信号機があるんで、この辺が駅中心で、踏切向こうはコンテナホームだけなのかもしれません。沼津停車の列車は結構多く、これじゃ下りは全く撮れませんね。左の66はパンタを下ろしています。


うまい具合に5075レが発車してから8052レが通過。やっぱり先頭は止まっていませんが、構図は小生理想の形です。


疾走するカンジがいいですね。


さて、静岡方には見切りをつけ今度は東京方に。駅横の立体交差脇に小径があったんでもちろん寄ってみます。奥が駅です。


カーブは良いカンジですが見通しは悪い。


さらに東京方に二つぐらい踏切が見えたんで住宅地をクネクネ進んで確認です。


山側には御殿場線が通る三角地帯で電車区がありますね。


どこまで行ってもこれはと言う場所は無く、3075レは結局最初の場所に戻って撮る羽目に。真ん中の線を来るのかと思ったら右端でした。沼津停車の下り貨物はこの線を来るようです。


失意のウチに駅に戻ります。駅ソバは誰か一人でも食べてるとつられるように人が来ますね。


帰りはまた国府津で薄暮撮影しようと決めていたんで、時間潰しに伊豆箱根鉄道の方へ。


この線は45年くらい前に一度修善寺まで往復したきり。初期の頃は80系にわざわざ降圧装置まで載せて入線させてたと趣味誌で読んだ記憶があります。


国府津での薄暮撮影のまでの間に四国行き71レがあり、これをどこで撮ろうか悩みました。一度は湯河原で降りたんですが、イマイチだったんで真鶴に変更。


国府津での薄暮撮影1本目は大好物の1050レから。真鶴でもポツリポツリしていた雨が降り出しました。こういう時でも撮れるんも国府津の利点の一つです。


まだ18時半過ぎ、晴れてればこの時期は結構明るいんですがねぇ。


二両目にスカがありましたが以降は満載。改正後、定刻で来れば被られる心配は無くなりました。


約5分で続行する1070レ。


この後10分位で5050レも来ますが、上東ライン高崎線始発があるんでこの日はそいつに乗って帰りました。

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田植えの過ぎた鷲栗

2018-06-17 22:08:26 | JRの高崎・上信越、宇都宮方面

まあ、梅雨らしい天気が続きますねぇ。

夏至のこの時期、今年はここでどうだろうと事前偵察に行って来ました。


ついでに、去年寄ったときは営業時間前だった駅ソバを今度こそと食べて来ました。天麩羅は売り切れ、後から来る人も皆天麩羅を頼んでいて、おばさんがその都度申し訳なさそうに謝ってました。そう言えば、高崎駅ホームでも天麩羅は直ぐ無くなりますね。目が回るほどナルトが載ったきつねそばが300円台と言うのは首都圏じゃあり得ないと思います。

本文は鷲栗ですが、その前に東大宮に寄りました。

この春の改正で高崎線上り初電に接続する宇都宮線下りの後にヨタロンが来るようになり途中で撮れるようになりました。約15分で続行のため駅撮りか近場に限ります。古河のホームとネットで見た東大宮か迷いましたが、車内から東大宮の大宮方は柵が低くて撮れそうだったので初めて寄って見ました。


良いなと思う所は既に先客が居て少しずれた所からです。折角1号機が来てくれましたが、ここは緩いカーブで編成全体を入れるんは難しい。


とは言え、駅からのこの近さは魅力です。辻堂ほど良いとは思えませんが、こっち方面で駅近の場所が分かって寄った甲斐がありました。


更にヨタロンの約12分後を新設の4059レが追って来るんでそのまま待機。カンガルーの一部専用列車と言うことで編成が入るように引いて撮りましたが何とこんな状態。


編成後半でやっとそれと分かるコンテナが登場。やがてはこのコンテナが大半を埋め尽くすのか・・・


4059レに気を取られ、直ぐに4072レが来ることを失念していました。


かの海コン積載列車ですよ。ここでは上り列車の撮り方を考えとかんといかん。


更に10分続行で3070レも来るんで、ほとんど釘付け。


ここでの締めは8179レ。来てくれて良かった。


直ぐに駅に戻って栗橋に移動。これも20分弱で4089レが追ってきています。古河方にエエ所が無いかと進んでみましたが失敗。ホームで撮るべきでしたわ。


加えて、貸し自転車屋さんの開くンが遅く(店は8時からだそうです)3085レは撮影場所到着前にライトが見え慌てて降りて撮りました。従来なら田圃越しに順光で撮れる最初の列車です。


撮影場所に着いての最初は5582レ。土日ウヤの列車ですが単機で来ました。


さっきの4089レや3085レはこんな風に撮りたかったんですよ。田植えが終わってだいぶ経ってますね。せめてもう一週間早く来てればなぁと悔やまれます。


この黒小屋踏切は、この日線路向こう側では8:15の着いた時点で既に三脚が5~6本置かれていました。


田圃越の下り列車順光撮りと同時に、ここ水沢踏切で午前中に下り列車を撮ると言うのも課題でした。


列車は名タ発3087レ。良いカーブですが障害物を避けるにはもっと研究せんとアカンわ。


9:33にスペーシヤきぬがわ二号。いわゆる「金スペ」で来ました。


ぱっと見には上り単機と下りコンテナ列車の離合シーンの様です。


3074レはたぶん石巻線から継送される紙列車だと思うんで19サイズの小豆色コンテナがびっしり並んではずなんですがねぇ。


鴨?田圃の雑草取りに使う所があるようですが、ここのはどうだろう。


3083レは正攻法で。機関車次位がスカで画竜点睛を欠く状態・・・


配8593レ。この日はコキ2両だけ。


これは3064レ。配8593レとどっちが先に来るか分からんので、両方とも撮れる黒小屋踏切と水沢踏切の間にある小川のとこで待ち構えました。ホントはもっと引いて編成全体を入れるつもりでしたが、


こんな風に中間が冴えない状態だったんです。


30分後の3086レは積載率良し。金太郎は顔や塗色の変わったのがいくつかありますが、桃太郎が単色化されたそうなんで、この機関車もEH800に近い感じになるんとちゃうか・・・


この構図は前回来たときから気に入っています。


ただ、短い編成じゃイマイチ。4+6のモノクラス、修学旅行なんかには最適ですね。


「あっ先生、テツが僕たちの乗った電車を撮っています。」「よゐ子はあんな風になってはいけませんよ!」なんて事は言ってないと思います。


根岸に向かう緑タキ8584レだと思います。


陽射しが強くなって、木陰を求めて島川踏切に来ています。


94レです。これも機関車次位がスカ。側面主体に狙うとこうなるんが皮肉。


1070レ。元来、土日ウヤですから単機でも来れば上等。


優等列車3055レはまた黒小屋踏切の方で。午後、こちら側は逆光で本来線路向こう側で撮るべきでしが、そこには早くも20人位の撮り鉄が居たんでとても割り込めません。


白の全通UF44やJOTのUV51Aは以前こっちではあんまり見ませんでしたね。


水沢踏切にも一基ありました。そこはグレーゾーンやねぇ。


8586レは単機で来ました。島川踏切横、ここも上り列車には砲列が敷かれる場所です。


夕日に顔を照らされる最速列車3054レを撮ってパニックになる前にこの場を引き揚げることにしました。


駅に戻る途中、跨線橋下で一休みしてから4093レを。右手にズラリとスタンバイ中です。


ここは朝3085レを取り敢えず撮ったところです。小生好みに格好良く撮れるんですが条件は厳しいですね。
帰途、車中から見ればあちこち撮り鉄多数。朝寄った東大宮にはお巡りさんも出ていました。


















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改正後初の湘南

2018-06-10 21:57:17 | JRの東海道線、神奈川県方面


実家から持って来た(正確には宅急便で送った)棕櫚竹です。今日は終日雨でこいつらは元気そうです。雨に濡れる棕櫚竹や羊歯を見てると和みますわ。


一方こちらは天気が良かった先週末、黒小屋踏切通過中の4093レです。画面右のカメラの砲列が見えるでしょうか?皆さんこの列車を撮りに来てるんじゃなくてカシオペア狙いです。この日の朝8時半頃には既に置き三脚が数本あって嫌な予感はしていたんですがね。客車列車が絶滅寸前だからでしょうか。


もう全く久し振りに高崎線上り初電、上東ライン直通で戸塚駅ホーム。電車の着くのが7時過ぎ、当駅7:12頃に1097レと5062レが交差するはずと上りを待って居ましたが、やって来たのは下りですから1097レか?7:13に66百の牽引で通過。


諦めずに5062レを待ちますが来ず。この後は辻堂に移動してヨタロンを撮るつもりだったんで下りホームに移って待っていたら7:15に桃太郎牽引の上りが通過。たぶんこれでしょう。


7:20には5086レが来るはずなんですが待てども来ず。この日は渋谷駅線路切替工事の二回目で、湘新は大崎と新宿で折返しです。大崎幕を狙ってみましたが見えますかね。


17分には後方からこいつが。159周年!半端なカンジです。


散々待ってやって来た5086レはスカ線と併走で撮れたのはここまで。6分遅れなのか小生のダイヤが悪いのかは不明。


戸塚で時間を使いすぎて辻堂ではヨタロンに間に合いませんでした。機関車次位がスカだったんで少し諦めもつきましたが。直ぐさま二宮に移動、いつもの場所へ行きました。ここは上りに向いてないんでフクツー54レは載せずに5073レです。


最近ちょくちょく見かける北尾運送の冷蔵コンテナ。長崎から野菜を運んでるそうですから帰りは空?


この列車の常連、三紀。以前は二個載ってたんですが、一個でも目立つコンテナです。


1060レに載ってるのと色が違うUM8C。「コンテナ日和」様のサイトで確認すると、これはガスケミカル物流西日本のヤツらしいです。


その後は夕方まで松尾踏切で過ごす予定で、茅ヶ崎駅からバスに乗ってやって来ました。この日はAIサーボの練習と思い、朝からずっとつかっていますが、カメラを振ってないんで先頭はどれも全然止まっていませんね。


ここは良い場所なんですが、どっちを向いても望遠じゃないと一つ目小僧が邪魔です。


着いたときには高級機材をセットした方が二三人居たんで、前回来た時みたいに原色でも来るんかと思ったら貨物には興味無さそう。


これくらいなら一つ目小僧は気にならないものの、今度は遮断機が目障り。列車は沼津行きの5097レ。


皆さんが待っていたのはこれでした。今朝、戸塚で下って行ったのにまた下り。途中駅でもホームの下り方は撮り鉄で一杯だったので朝下った列車が一度横浜に戻り、再び下って来た様です。この写真は10:48です。


小生は、ここでは上り列車が平塚方の緩い背を越えてくる所が格好いいと思っています。


一つ目小僧を避けるとまた別の障害物あるという巧みな配置に舌を巻きます。これは1068レですね。


次がここでの本命1060レです。


うーむ、やはり1060レはこうでないとアカンなぁ。後ろの方にはアルキルアルミも載ってました。


あのカーブの先が有名な中島踏切。その間にもう1カ所踏切があって、機関車は丁度その辺を通過中だと思います。


11:51でしたから5052レだと思います。


一旦少なくなった撮り鉄が、また増えて来たなと思ったら戻って来たんですね。聞いたところでは、根府川で折り返して来たらしい。茅ヶ崎で暫く停車するそうで、ほとんどの方が移動して行きました。今更ですが貨物線走行です。


やっと空いたので一番良い場所に移動。12:28は相模シャトル1155レ。


あずさの車輌が転用されることが正式に発表されましたね。この車輌は造りが良いのか、手入れが良いのかホントに綺麗です。


ああ、やっぱり下りはこの踏切脇が一番良いですね。大概の方は大型三脚と脚立で障害物を避けてる様です。浜川崎の渡田踏切もそうですが、障害物検知装置が障害になるんはシャレにならん。


次の5075レは30分開きます。待ってると長いんですが移動するにはギリギリ。息せき切って小学校裏に来たら中間がスカスカでガッカリ・・・


機関車は既にこの先の十間坂踏切を通過しています。何かコンテナが自走してる様な光景。


さて、次の2079レは相模貨物止まりなんで平塚より東に行かないかん。相模貨物との中間付近にある線路沿いの公園でお握りを食べて待ちました。


線路を挟んで反対側にあった日本たばこの工場は無くなり、平塚駅から延びていた引き込み線も剥がされた様です。毎度の事ですが、いつか撮ろうと思ってるうちに無くなってしまうんですよ。


続いて、いつも走ってる8052(または8058)レを同じ場所で撮ろうと構えてましたが併走してきた右の車がバッチリ写り込んでしまい載せるのは止めます。横から撮ろうとしたのが失敗でした。


71レまでは1時間以上あるんで海側に出てみました。日本たばこ工場跡地の先に古い倉庫が数棟あるんで撮ろうと思っていました、だいぶ歩きそうなんでパス。また後悔しそうです・・・


71レは時間があったんで戸塚辺りまで電車でひと眠りしようと乗ったら寝過ごして撮れず。ガッカリしながら国府津へ。


だいぶ陽が長くなったんで夕方の上り三連ちゃんが撮れるだろうと思ったんですが、この日は曇りで厳しい。これで18:26,小生の好物列車のひとつ1050レです。


機関車次位がスカでガッカリですが後方のヤマトやランテックはたっぷりでした。


改正前は1050レの前に土日ウヤのヨタロンが機関車だけで来たんですがこの日は来ず。たまたまなのか、改正で運用が変わったのかは不明。これは1050レに5~6分で続行する1070レ。東北線だと高速タンカーの番号ですね。


これがこの日一番止まった写真です。まだまだAIサーボの習熟が必要です。


画面の中央でしか止まってない。最初のピントの置き方が悪いのか振り方が下手なんか・・・


1070レの直ぐ後に高崎線直通があるんで迷いましたが、折角ナンで5050レも待ちます。


これも画面中央で追っていて編成後部が切れてしまっています。


これは福タ発なんで午前中に見た北尾のコンテナが上っています。トラックよりだいぶ時間は掛かるようですがCO2抑制と運転者労働時間の削減になるそうです。
一番日没が遅いのは夏至の一週間前くらいだそうですからまた来たいですね。













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大雨を集めて激し最上川

2018-06-03 21:40:09 | 乗り鉄と帰省の道中


はや6月ですよ。今月は気動車、ここは振り返れば二軒屋駅が見える所で、右の当時としてはモダンな住宅は数年前に見たときには健在でした。キハ28も非冷房。通票閉塞の時代、急行は通過駅でのタブレット授受のため二人乗務で、写真でも助手席側でタブレットを持ってスタンバイ中。1968年と言えばヨンサントオの年ですが、高松発牟岐行きのこの列車を含め徳島では大きな変化が無かったと思います。


先週載せたDJ誌に続き今年もJT誌購入。付録の詳細時刻表が目当てですが、合造客車を始めとする記事も楽しみです。


更に今年は同時期に鉄ピク誌がこんな特集組むモンで、これも買ってしまいました。詳細時刻表から私製ダイヤの修正中ですが、チラッと目を通すと暫く読みふけってしまいます。あれもこれもとじっくり読む時間が無いわ。

雨を承知で出掛けた酒田方面二日目です。


一夜明けた酒田駅前。相変わらずの天気ですが、取り敢えず早起きして駅へ。


前にも書いた通り、この日は昼過ぎまで本楯-南鳥海で撮った後、陸羽西線快速で新庄に出て「リゾートみのり」に乗るプランですが、この時点では撮り鉄はおろか新庄に出るのも断念せざるを得ないような状況。


羽越本線下りは相変わらず運休と言うことで構内で抑止されてる貨物でも居無いかと探しましたが、


全然見あたらず。こっちは新潟方です。地図で見ると奥の方に転車台があるようです。


酒田に居てもしゃあないんで唯一動いてる羽越本線上り特急で陸羽西線起点の余目まで移動することにしました。653は昔ひたちなか海浜鉄道に行った帰りや百里基地祭の帰りに乗ったことがありますが、こんな所でまた乗るとはね。


余目駅。右の小さなホームが陸羽西線用の様です。


誰も居無い構内で寂しい。左側にコンクリート製品を造ってる事業所がありますが、昔は引き込み線があったようなカンジがしますね。


跨線橋の乗換案内、ここが陸羽西線起点ですね。とは言え、左側の陸羽西線時刻表は隙間だらけ。まあ、土讃線や牟岐線阿南以南とか徳島線穴吹以西も各停本数の少なさなら負けてはいませんが。


無人駅ではないと思いますが、まだ6時前ですから窓口も開いてません。


改札脇にはこの表示。(午前中)の文字に期待して待つしかありませんが、貨物も来そうにないこの駅で半日待つのもアホらしく「リゾートみのり」は諦めて新潟廻りで帰る事も考えはじめていました。


駅前通り。風も強いし踏み出す気にならず。


ここで目に付いたのはコシヒカリの祖先「亀の尾」発祥の地と言う文字。ウィキで見るとこの名前は出て来ませんがね。


その後、陸羽西線始発の時間になって駅員さんが出て来て新庄方面に行く方はいますかと呼びかけます。とは言え居たのは小生ともう一人、新庄から山形新幹線つばさに乗り継ぐというひとかたのみ。代行タクシーを手配するので少し待って欲しいと言われ、程なくタクシーは来たもののつばさに乗る方は旅行を断念したようで結局小生一人で乗車。約1時間、増水した最上川沿いに国道47号をひた走ります。


新庄駅もご覧お通り。陸羽西線・陸羽東線・奥羽本線が交わるジャンクションですが、動いてるのは陸羽東線と奥羽本線上り方面ですね。


ちなみに、ここまでのタクシー代は降りるときに確認すると一万四千円強でした。今回の二日間の運賃・料金の計が一万六千円だったのでいかに高いかが分かります。前日も途中打ち切りとなったいなほ号乗客のために酒田駅前から秋田方面行き代行バスが仕立てられていました。先の乗車券を持つ者に対して輸送の責任を完遂する姿勢は旧国鉄時代と変わらないようで、感心すると同時に感動シマした。


新庄駅は三回目。ただ、前二回は40年くらい前なんでこの変わり様は初めて来たも同然です。


最近は何でもかんでもこう言うのが設定されてますね。近くの山に住む天狗が由来だそうです。


奥羽本線は新庄を境に標準軌と狭軌に分かれますね。こっちは標準軌で、


改札前の通路を挟んだ反対側が秋田方面の狭軌。と、まあ構内をウロウロしても間が持たないんで、


標準軌を走る各停電車でさくらんぼひがしねへ。


東根温泉があるんで駅前に日帰り入浴出来る施設でもないかいなと期待したんですけどね。


どうも温泉は旧来の東根駅の方みたいで、ここは新幹線のために造られたような駅でした。


おみやげに考えましたが嵩が大きく断念。


季節的なこともあってサクランボだらけ。ちなみに小生は嫌いで、蜜豆の缶詰でも残してました。


貸し自転車は良いのが揃ってました。これで温泉に行こうかととも思いましたが風が強くて止めました。


駅に貼ってあったポスター。コンデジの顔認識機能は下段右から二番目の方に反応しました。


見るところもなく次の下り各停で新庄に戻って来ました。これは確か足湯付き新幹線。


独特な塗色のキハ110はたぶん陸羽東線。四国の1000系とほぼ同時期に造られ性能も似てますね。小生は倉賀野-高崎間で時々利用します。


直ぐ先に車止めのある中央右側の線が標準軌。


駅の裏側にも出てみました。こういう表示は良いですね、高額納税者として還付があっても良さそう。


漸くリゾートみのり号がホームに据えられました。


中間車の運転台は残されたまま。これを見れば種車は一目瞭然。


機能もそのままのようで2両編成で運行できるのかもしれませんね。


中間車の室内。左のスツールみたいなの欲しかったわ。


時を同じくして足湯新幹線も入線。


思っていたより造り込まれていますね。


走り出すとお湯がタプンタプンと跳ねるんじゃないかと余計な心配をしてしまいます。


こちらはリゾートみのり号の座席。きらきら羽越同様、指定席料金だけで乗れる快速列車ですがリクライニングは勿論、座面もスライドし肘掛けにテーブル内蔵とグリーン車の様です。


陸羽東線は初乗です。これで花輪・田沢湖・北上・米坂・磐越と奥羽山地を横断する形の路線は制覇出来ました。


宮城県に入るとええ天気。


なんか聞いたことがある名前。


検索するとこれが改築前の旧駅舎らしい。


最後の最後でこの天気、昨日の羽越線がこうだったらなぁと未練がましく思っていました。


仙台からは新幹線で帰宅したのです。お終い。













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