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トミヤマ ユキコ著 大学1年生の歩き方大学1年生の歩き方 先輩たちが教える転ばぬ先の12のステップ
版元は「左右社」で、2017年4月10日 第一刷発行 定価 1400円+税
『勉強、サークル、バイト、恋愛、ながーい休み…。初めてのことだらけの大学生は、結構不安!? キラキラしたくないけど、後悔もしたくない大学生に向けて、大学講師×人気ライター×現役学生が、大学1年生の12ヶ月を徹底ガイド。著者の苦い思い出や現役大学生事情から見えてくる、大学生活の転び方と立ち上がり方とは。 「大丈夫、絶対になんとかなる!」ありそうでなかった新入生専用マニュアル!(死後くん漫画付き) 』

ネットを見ていてふと気付いたのが、「大学デビュー」の季節 不安な大学1年生に親がかけるべき言葉とは?(2017/04/03 文春オンライン)でした。
著者・トミヤマ ユキコさんのお名前に記憶があり、いろいろ確認してやはりあの方だと到達した一つが画像引用した図書です。

2017年刊行ですが、記事からも分かるように毎年読み継がれていく本だと思いましてブログに記録することにしました。

それにしても私自身の大学1年生時代はどうだったか、苦い思い出があります。身内には大学を出た者は一人も居なかったし、大学とはどういう場所かを教えてくれる人もいませんでした。受験雑誌のようなものも全く読まなかった私なので中学・高校の延長程度にしか思っていなかったのです。
高校生の時、たまたま読んだ記事でこの分野を学び仕事にしたいと考えたことから、関係する学部・学科のある国立・公立の大学に進むことにしただけでした。
受験勉強らしいこともせず予備校にも行かなかったのですが運良く入学できて、初日の学内説明会の時。「先生、***についてはどうするのですか?」と私が質問した相手は大学の事務職の方でした。中学・高校と同じように生徒に話をするのは先生だとばかり思い込んでいたほど、大学という組織のシステムすら何も知らなかったのです。
一浪、二浪の級友達から大学のシステムや世間の事を色々と教えられながら過ごした1年生でした。 その秋から体育会系の部活に入り、年上の級友達からも一目置かれるようになって以後の3年間を過ごし、ゼミの教授の意見と真逆なことを答案に書いて良を貰ったりしながら、そのまま現在に至る、です。

トミヤマ ユキコさんが文春オンライン記事の最後にお書きになっています・・・
 『めっちゃ浮かれてるように見えて、心は不安でガチガチ。そのガチガチをそれとなくゆるめるのが、大人たちの役目です。実は学生時代友だちいなかったとか、留年したとかいうエピソードをお持ちの親御さんは、今すぐそれを話してあげてください。あなたのちょっとした失敗談が、いま苦しんでいる学生を癒す可能性があります。それで彼らの不安感や視野狭窄がどうにかなるなら、親としての威厳なんて、どうでもいいじゃないですか。』



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