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パブリックコメント(県民意見提出制度)-募集中の案件 から入ります(県庁ホームページに記事リンクはありません)・・・・
2017年1月17日 「山梨県バス交通ネットワーク再生計画」(素案)に対する県民意見の募集について(募集期間  2017年1月17日(火)~2017年2月15日(水))
その概要資料から引用しておきます。

 山梨県では、生涯にわたり安心して暮らせる社会を実現するバス交通ネットワークを構築するため、「山梨県バス交通ネットワーク再生計画」(素案)を取りまとめました。この素案に対して、県民の皆様から幅広く意見を募集いたします。
 県民の皆様から寄せられました御意見につきましては、計画の策定に当たっての参考として活用させていただくとともに、御意見の概要につきましても後日公表させていただく予定です。

ちなみにこの素案中に示されているバス利用調査については 山梨県バス交通ネットワーク再生計画策定調査業務委託(明許)公募型プロポーザルの募集について(2015年8月13日)により実施された調査だと思います。
履行期間が契約締結の翌日から平成28_2016年10月31日まで年度をまたがっているので、事業者ならすぐ理解できる予算用語として(明許)と書かれているのでしょう。この調査は1年間通して行なわれたはずです。

「山梨県バス交通ネットワーク再生計画(素案)の参考資料」buskeikaku_soan_honbun4_5_6shou_sankou.pdf から引用します。

①リニア駅と甲府駅
 公共交通のハブ的機能を有するリニア駅と甲府駅の連結は本県の交通ネットワークにおいて重要であり、両駅間を結ぶバス交通については速達性・定時性及び地域内路線としての利便性の確保が特に必要となります。
速達性・定時性及び利便性に優れた国道358 号(新平和通り)ルートにおいて、交差点改良等による速達性や定時性の更なる向上を検討するとともに、IC カードによる料金徴収や運行情報の提供により利便性の高いバス運行を目指して参ります。

実は1月12日、JR甲府駅とリニア山梨県駅とを結ぶバスルートとして国道358号線を選定したという記事を読みました。それが「山梨県バス交通ネットワーク再生計画」に関係すると気付いて情報を探したのです。

身延線アンダーパス

甲府市の皆さんならご存じですが、国道358号に冠水リスクのポイントがあります。
国土交通省甲府河川国道事務所 平成28年08月04日 山梨県内の道路冠水注意箇所(アンダーパス部)は15箇所~道路冠水時の無理な通行は控えて下さい~ ・・・ リストで(3)身延線アンダーパスを示しています(2016年8月作成PDFファイル))
「速達性・定時性」に山梨県政はどう対応するのか、既に計画には折り込み済みなのか、時間がある時に素案を読み込んでおきたいと思います。

私は以前こんな記事を書きました・・・2012年11月02日 デュアル・モード・ビークルの採用を、リニア計画、そして、「リニアを考えよう!コミュニティー」という Facebook で358号線ルート決定の記事にコメントしたのですが、『身延線を活用したDMVは鉄道が無い南アルプス市、富士川町などにも有用な公共交通になることを踏まえています。活用できる道路は既に整備されているのです。 リニア開通後に身延線が第三セクター化しても静岡県とも連携した事業として活動できるかも知れませんし、リニアがポシャッてもDMVは地域を活性化できる。』



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信濃毎日新聞 2017年1月24日記事です、リニア残土「責任持った対応検討」JR社長、知事に表明
この報道で気になった点を2点引用しておきます。

同社は工事に伴う残土(発生土)について、埋め立て後の維持管理も「責任を持った対応を念頭に置いて検討する」との方針を明らかにした。
同社はこれまで、残土の埋め立て後は地権者に返還し、その後の管理には関与しない方針を示していた。

柘植社長からは残土を運搬する道路の改良などについて要望があり、知事は「県として必要な部分はしっかり対応する」と応じた。

JR東海(及び鉄道・運輸機構)の事業に関係するリニア新幹線沿線各地共通のテーマだろうと思います。
このような問題は山梨県内ではどうなっているのでしょう。
リニア実験線建設の時には、どのように対応されていたのでしょう。



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