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ネットから知った情報です。要請書は賛同者が署名して地域団体からまとめて発出されるようですが手続きの委細は知りません。

2017年 月 日
山梨県知事 後藤 斎 殿

  リニア中央新幹線防音フード設置
          及び住民が納得できる説明と情報の公開を求める要請書

要請趣旨

 2011年に現行ルートでのリニア中央新幹線の建設を国がJR東海に指示して以来、私たちは最低限「今ある暮らしが守られるように」と願って、説明会に足を運んできました。
 2016年8月21日、10月21日に行われた天神中條地区での説明会におきましても、地域の住民から多くの意見が出されました。特に、騒音に係る防音フードの設置は、両説明会だけでなく、過去の説明会の中でも一致した要望として出されてきました。加えて、地権者も含めた地元住民と合意が交わされないまま用地測量説明会が計画されたことへの不満と怒りも多数出され、参加者は説明会が行われたとの認識をしておりません。
 防音フード設置の要望に対して、県は10月28日付で、環境基準の類型指定は来(2017)年度後半との回答を出しました。測量の予定が出されるときになっても、防音フード設置か否か一向にはっきりとした回答が出されておらず、住民の声を真剣に聞き取ろうとしているとは到底思えません。
 本事業が実行されれば、リニア沿線住民にとつて、防音フードか防音壁かは、心身の健康にもかかわる本当に深刻な問題です。6時から24時まで、6分おきという頻度で75~ 78 dBの騒音にさらされ続けることは、「今ある暮らしが守られる」どころか、とても人が暮らす環境ではありません。また、JR東海のいう個別の対策である窓ガラスや壁の補強は、一歩家から出れば劣悪な環境で過ごさなければならないことに変わりなく、形だけの対策としか思えません。
 このまま、まともな説明もせず、防音壁になり、今の生活や環境が一方的に大きく壊されることは、私たちの代だけでなく子々孫々にまでつながつていきます。その他、景観・日影・電磁波・水枯れなどリニアによる大きな生活環境の悪化が懸念されている中、この土地で、豊かな生活を営んでいる、多くの住民がいるという明らかな事実を受け止め、人として最低の生活環境を守るために、防音フードの設置を強く要請します。

要請項目
 1、富士川町全域を類型基準1(住宅に用される地域)に指定し、防音フード設置を求めます。
 2、県は住民の声を真摯に聞き取ることを求めます。

リニア沿線住民天神中條有志一同

2016年12月19日に 甲府市の住民がリニア新幹線騒音対策を要請 と記事を書きました。甲府市上曽根町文珠地区にお住まいの方々です。

富士川町天神中條地域と上曽根町の共通点はリニア軌道の騒音対策が防音壁によると計画されていることです。
その理由は、天神中條が「市街化調整区域」、上曽根町が「非線引き区域」だとJR東海が確認したからと思えます。

【2017.02.02】リニア新幹線開通により山梨県の活性化が進むとき、これら「防音壁」の沿線だけは新たに住む人も無く活性化は期待できないでしょう。それでも良いとする山梨県では無いはずです。開通後に高架を防音フードに改装する事は容易ではないはずでから、県内明かり区間は全て防音フードで構築されるべきです。以上追記してこのページを修正しましたので委細は下記ページをご参照ください。

この記事の関連として リニア中央新幹線は防音フードで技術評価をパスした リニア情報のブログで追記しました。2017.01.30



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