ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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リニア中央新幹線カテゴリーのWWWページで、自由民主党の「超電導リニア鉄道に関する特別委員会」について触れておいたのですが、リニア着工は2014年度早期ということでした。
実験線は今年2013年9月から走行実験開始という記事を見ています。
何か変だなと思っていたのですが、たまたま目にしたのが、環境アセスメントとL0系走行実験を同時に進めるのは絶対におかしいのである!(2013年5月27日記事)でした。 私の脳内では環境というとパソコンやネットの環境のことで、自然環境の話はまるで知識が無いのですが、この記事は納得できました。

そして、このブロガーさんのもう一つの記事にも気付きました・・・リニア中央新幹線品川~名古屋の15%はアセスメント適用外??(2012年4月19日記事)
15%との意味は、『不思議なことに、将来営業路線の一部になるとされている山梨リニア実験線42.8㎞区間については、一度もアセスメントを行わずに工事が進められているようなのです。』 ということです。
この方がリンクしている「環境省総合環境政策局環境影響評価課」の環境アセスメント事例 >> 事例検索を確認してみましたが、確かに山梨実験線についてはヒットしませんでした。
(別な収穫がありました、手続中の環境アセスメント事例です、「都市計画道路甲府外郭環状道路北区間」と「都市計画道路甲府外郭環状道路東区間」が掲載されていました。私は環境問題はドシロウトなのでこんなサイトを知らなかった、今後はいろいろと楽になりそうです)

走行実験の結果とそれ以西の計画営業線の環境影響調査の結果に基づいて、山梨県としてのリニア中央新幹線活用計画のカジを切り直すのは山梨県リニア推進の仕事では無いかもしれません。
しかし、山梨実験線を造成する時に何が行なわれたか、その記録は「環境首都」山梨県庁のどこかに残っていると思いますし、先年、御坂のほうで水道用の井戸が枯れたというような話の時に、工事着手前に行なわれた実験線環境影響調査の話も出ていたかも知れません。それら諸々を後日確認しておきたいと思います。そういう記録があれば北部環状道路で万一にも積翠寺や湯村の温泉に問題が出た時に責任とって腹を切る組織、人についても分かるはずです。
以上、ちょっとメモのみ。

山梨県リニア推進課の方々がこんなシロウトの記事を見るはずもないので、もしも山梨県のどなたか、山梨実験線環境影響調査について記録などのページアドレス、あるいは所蔵組織をご存じでしたら、コメント欄でもページの左下方にあるメールアドレスにでもお知らせいただければ幸いです。そういう情報が出てこないようなら、リニア山梨実験線42キロは事前調査もなく工事が進んだという歴史が残ることになる、それは避けるべきです、明確な情報公開は大切です。リニア素人の私からのお願いです。



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