<1446> 十二月の晴の日曜日
十二月 晴の日曜 好きな日だ
十二月十三日、日曜日。晴後曇で暖かな日。暮の大掃除。一気に出来ないので、何回かに分けて例年行なっている。今日は昼過ぎまでよく晴れていたので、台所の換気扇まわりと車。車はもう一回必要かも知れない。十二月の晴天はいい。室内は明るく暖かだし、外でも動きやすい。暖かだったので車を洗う気になった。
十五日を過ぎると一気に年の暮のあわただしさがやって来る。奈良では、一年の最後の祭りで知られる春日若宮御祭がある。それからクリスマスがあり、去年今年で、正月が来る。社寺の多い奈良大和では、これから迎春準備に忙しい。という次第で、年の暮から正月にかけては晴れて穏やかな天気に恵まれることが望まれる。
昨日ありすでに忘れて今日のあり確かに過ぐるこの日々の今日
痴呆症でなくとも、昨日のことが今日思い出せないというようなことがある。これは確かで、こうした日々を重ねて一年などはあっという間に過ぎて行く。果たして一年の間に何があったか、詳細には覚えていないと言ってよい実情は年齢によるものか。それとも、不束に生きているからか。とにかく、忘却の著しさは、一年の終わりに際して思い巡らせる回顧も思うに任せないということで、これではいけないと思ったりもする。
また、この時期になると、賀状欠礼の挨拶状も届き終わり、賀状の準備が意識されるが、来年は申年で、どんな年になるのだろうかと思ったりする。今年の回顧は覚束ない記憶を辿りながら思い巡らせるところ、後日少々触れてみたいと思う。 写真は洗浄した車(左)と咲き始めた水仙。では、今一句。 思ふこと 風呂吹大根 食べながら