＜１４０＞ 寒 中 夢 の 花
壷の中の風景は 巡りの季を得て見え
その季の風景は 我が印象にしてあり
夢に現われ 病んで臥す身に親和して
今まさに 春の季 魂は花の辺りに憩う
関東地方は平地でも雪という報。 大和の天候も思わしくなく、冷え込みの厳しい 一日だった。 我がインフルエンザは、何とか峠を越え、体温も平熱に戻って、気分も少し楽になった。 だが、まだ起き上がる気力がなく、今日も床を離れることが出来なかった。で、「夢は枯野を」でもないが、壷中の四季を巡るひねもすではあった。 過ぎたる月の秋もよし、来たる花の春も思うところ。 その巡りは絶えずして、このブログの存在もある次第。 写真は昨春撮影した奈良市・若草山のヤマザクラ。