つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

公民館短歌会 170

2021-11-20 | 短歌

 昨日は晩秋の好天の中、公民館短歌会を開催しました。この日のトップニュースは、伏屋さんが明治神宮秋季短歌祭に応募され、佳作入選されたこと。全国規模ですし、投稿料も無料ですから応募者も多いです。コロナ禍のため、短歌会は開催されませんでしたが、記念の歌集と明治神宮の名前を彫りこんだ金属製のしおりが贈られてきたようです。見せていただき撮影しました。

入選歌

風涼し庭の楓にいくつもの空蝉揺れて夏終はりゆく

 秋の大会にふさわしい季節感が出ていると思いました。昨年は鈴木さんが入選し、次は彼女。これからも楽しみです。

 皆さんの作品の添削に入る前、これまでは万葉集を解説してきましたが、最近は歌人を一人ずつ取り上げ作品や生き方を話しています。昨日はライ病で悲劇的な人生を送った明石海人(あかしかいじん) をテーマにしました。いわれない差別を受けたままの悲惨な人生でした。教師になり結婚した後にライ病に罹り、家族と別れて愛生園で37歳で孤独な生涯を閉じます。自殺未遂もされています。次は作品。

さくら花かつ散る今日の夕ぐれを幾夜の底より鐘のなりくる

 

 昨夜は、月の98%が隠れる月食がありました。寒空に美しかったです。次の月食は来年11/8。皆既月食らしいです。もう一つのニュースは、米国大リーグのMVPを、エンジェルスの大谷翔平選手が、満票で受賞しました。日本人としては、2001年のイチロー選手以来、20年ぶりの快挙でした。投打二刀流で、本塁打も46本。今後も楽しみな選手です。

 

 

コメント (2)
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